『アラビヤン焼きそば』(サンヨー食品)を久しぶりに食べました。1970年代に発売されていたインスタント焼きそばです。その後、店頭から姿を消したかと思っていましたが、地域限定で細々と販売されていたようですね。「不思議な位おいしくできます」とパッケージに書かれているので、さっそく作ったて食べてみました。
個人ブログで、ときどき「アラビヤン焼きそばを作って食べた」という記事を拝見します。
それで、「まだあったのか、なつかしい」と思い、スーパーに出かても、これまでなかなかお目にかかれませんでした。
『Excite Bit コネタ』によると、『アラビヤン焼きそば』の誕生は1967年4月。サンヨー食品では4番目に古い商品で、かつては全国販売していたのが、千葉限定になったとか。
http://www.excite.co.jp/News/bit/00091096027405.html
『サッポロ一番塩ラーメン』が発売されてフェードアウトした『長崎タンメン』のように、『サッポロ一番ソース焼そば』が発売されたので、入れ替わるように生産を縮小していったんでしょうね。
わざわざ千葉に買いに行くのもなあ、そもそも千葉のどこに売ってるかわからないし……、と思っていたところ、先日、いつも利用しているオーケーストアでついに発見。
さっそく購入しました。
ワンパッケージ5食入りです。
さっそく、2人分を作ってみました。
フライパンと水で作るインスタント焼きそば
まずは、フライパンに2カップ(400ml)の水を入れて沸騰させます。
沸騰したら麺を入れ、1分後に麺を裏返し、さらに1分置いてから全体をほぐします。
麺を入れます
ほぐします
麺がほぐれて水気がなくなった頃、粉末状のソースを入れてかき混ぜます
ソースを入れます
かき混ぜます
粉末ソースの原材料は、糖類、食塩、粉末ソース、香辛料、粉末酢、植物油脂となっています。
炒め終わったら皿に開けて青のりをふりかけます。
青のりをふりかけます
久々なので、今回は具を入れずにプレーンの味を確かめます。
食べます
2人分作りましたが、妻が半分食べています。
炭水化物は年齢の平均以上に食べていて、とりわけ麺類の好きな私でしたが、1人前でも結構腹持ちがよかったです。
麺が油揚げめんだからかもしれません。
でもそれにしては、ちょっとさめると麺の離れが悪くなり、むしろ油を使ったほうがいいかも、と思ったほどです。
妻の感想は、ソースがちょっとぴりっとして、袋入り即席麺としては及第点がつけられるそうです。
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サンヨー食品と即席麺
『アラビヤン焼きそば』を題材とした、プログ記事やYoutube動画はいろいろ出ていますが、発売当初の話はほとんどないようです。
誕生が1967年4月ですから、アラビヤン焼きそばという商品名をはっきり覚えているのは60代以上でしょうか。
テレビばかり観ていた私ですが、当時俳優として売れっ子だった
砂塚秀夫が、焼きそばをもってにっこり笑っているだけのCMで、サンヨー食品お得意のリフレインソングが流れていたのを記憶しています。
権利関係わかりませんが、書いてしまいましょう。
焼きそばだったら アラビヤン
焼きそばだったら アラビヤン
焼きそばだったら アラビヤン
アラビヤン焼きそーば
これだけ。シンプルなCMソングです。
このCMを必ず2回繰り返していました。
以前ご紹介した、同社の『長崎タンメン』と同じパターンです。
タンメン タンメン 長崎タンメン
タンメン タンメン 長崎タンメン
塩味 いい味 いかす味
味はご指名 なーがさーきタンメン
子供の頃だったので、「ご指名」の意味がわかりませんでしたが、何となく歌ってました。
長崎タンメン、復刻版を味わう!
当時の長崎タンメン(サンヨー食品より)
どうして千葉限定の商品が、東京のオーケーストアにあったのかはわかりませんが、もしかしたらサンヨー食品がまた全国的に販売するようになったのかもしれません(同社には未確認です)
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