ヒメウズラ、ツガイについて里親をお願いすることになりました [生活]
ヒメウズラのお世話をしているのですが、諸事情から、3羽のうち、ツガイになっている2羽について里親をお願いすることになりました。ヒメウズラの譲渡は、譲渡サイトを利用し、契約書を交わします。金銭の授受は行わず、適切な方法で行う必要があります。
我が家のヒメウズラは、せっかく孵化して、1羽をのぞくととくに病気もなく過ごしていたのですが、いくつか事情ががさなりまして、「ご縁がなければお世話し続けますが、もしよい里親さんとお話がまとまれば……」ということになり、このたびよい里親さんと出会えたので、ツガイの2羽をお願いすることにしました。
経緯
昨年11月にホワイトが孵化。
ヒメウズラ、誕生 pic.twitter.com/Qfalz3qEVH
— 戦後史の激動 (@blogsengoshi) November 20, 2023
1羽飼いではかわいそうに思い、第2弾で卵3つを孵したところ、12月にバイド、シナモン、グレー(メス)の3羽が孵化。この時点で4羽になりました。
しかし、今年1月にバイドが突然亡くなり3羽に。そして、シナモンとグレーがツガイになってしまい、2月頃から卵を生み始めました。
いったんツガイができてしまうと、同じケースで3羽(2羽のオス)は飼えないのです。
見ていないところでオス同士が争ったあとがあり、羽が落ちていることが多くなったので、ケースを分けました。
ただ、その間、ホワイトが1度脱走して一晩野宿して、いったんはそれを同じケースに戻したことから、確率は極めて少ないのですが、野鳥からの人獣感染症のリスクも考え、グレーが生んだ卵は孵化用にして、食用にするのは見合わせることにしました。
でも、いったん生み始めると、1年ぐらい集中的に産卵するんですよね。
ヤフーオークションで出品していましたが、シナモンとグレーの交配は、ホワイトに比べると、卵の値打ちは少し下がるようで、落札せずに流れてしまうこともあり、その処理が難しくなってきました。
でも、これ以上は我が家では孵化して増やすことはできませんでした。
妻が、ちょっとタンが絡むようになったのです。
我が家は、受動喫煙に悩まされている上、妻はが火災の後遺症があり、もともとタンが出ていたから、それが原因だと思いますが、ホワイトを一晩でも「野鳥」にしてしまったことから、室内飼いは呼吸器系統へのリスクも考えなればならなくなりました。
妻は昨年胸の手術をしていることもあり、確率は少ないと思いますが、主治医の呼吸器外科医の懸念もあり、タンの原因はわかりませんが、念の為に我が家で飼うのは避けたほうがいいかなという考えもありました。
それと、私が学業復帰で修論を抱えて時間も心も想定以上に余裕がなくなり、余りかまってやれなくなってしまいました。
生き物は、餌を与えるだけで、ほったらかしでは、ストレスが溜まってしまうのです。
そうした事情から、もう1日たりとも飼い続けることはできないというほど切羽詰まったわけではなかったのですが、もし、ヒメウズラにとってよりよい環境があるのなら、というスタンスで、慎重にご縁を求めていました。
お世話の仕方はオーダーメード
ヒメウズラの里親を探す方法は、ペットショップとの交渉か、里親募集サイトへの登録になります。
「ジモティー」とか、「ペットのおうち」といったサイトが有名です。
譲渡は、契約書を交わしてトラブルがないようにします。
金銭の授受は、原則動物愛護法に触れるのでご法度です。
ただ、譲渡を巡る実費的なものはその限りではないということになっていますが、我が家の場合はお願いする側なので、無償譲渡、それどころか餌や道具など一式そろえてお渡しすることにしました。
で、ご縁をめぐる交渉ですけどね、「かわいいから引き取ってみたい」という人はいます。
でも、お世話の内容を話すと、自信がなくなってしまうらしくて、引いちゃうんです。
それは残念でしたが、生き物を育てるというのは毎日の丹精なので、軽く考えて引き取ったものの、すぐに飽きられちゃう、では困るから、まあ仕方ないかなという感じです。
「お世話の内容」は、餌と掃除、日光浴などですが、餌は人間と同じで、好き嫌いとか、食習慣の違いがあるので、試行錯誤が必要です。
ツガイは何でも食べるのですが、ホワイトは偏食家のため、精米のあきたこまちと、くるみを、コーヒーミルで細かく挽いて食べさせています。
あとは新鮮な白菜。少しでも黄色くなると足蹴にして食べなくなります。
ミルワームは、頭を潰していましたが、面倒なので乾燥に切りかえました。
しかし、ツガイのうちのメス(グレー)が、ナマも乾燥も捕食対象という認識がないようです。
砂浴びもよくいわれますが、これも必ずするわけではないのです。
ただ、急に倒れ込むようにして腹を掃除していることがあるので、掃除しやすいよう、下にはもみ殻を敷いています。
こういうのは、飼育本通りにやればいいのではなく、個々のヒメウズラごとに考えてやらなければならないので、個別の判断ができない人だと、お世話はむずかしいと思います。
大変残念でしたが…
昨年12月22日に孵化したヒメウズラ。オスはシナモンでメスはグレー。すでに2月下旬から産卵が始まり、現在週に6個産んでいます。#ヒメウズラ pic.twitter.com/Y5dRl6GyEW
— 戦後史の激動 (@blogsengoshi) April 14, 2024
ということで、何人か破談になった後、東京23区外の空気の良さそうなところで、広い家と庭があるという方が名乗りを上げ、ツガイについては話がまとまりました。
産卵歓迎で、増えても面倒見られるほど家屋も庭も広く、放鳥ができるというので、それはストレスを心配していた我が家にはできないことです。
餌は、ツガイについては既成の「ウズラの餌」を食べるもので、そんなに心配要らないと思い、譲渡しました。
ホワイトは、これからです。
餌はむずかしいですが、人になつくので、こちらもよい御縁があるかもしれません。
SSブログのユーザーの皆さんは、動物愛護家も多いので、ご意見はあろうかと思いますが、家族とヒメウズラ双方の「健康」のために、今回ご縁に乗ってみました。
本当は、最期まで責任持ちたかったので心中複雑ですが、成鳥までお世話できたことをもって勘弁していただければというところです。
姫うずら飼育日記 - 山本マサユキ
そうでしたか。
やっぱり難しいのですね~
かわいい声で鳴くのですがね~
オスは自分のメスを命がけで守る・・・・もう一匹オスがいたら大変。
餌も難しいとなれば余程の方でないとねぇ。
鳥取の友人は鳥好きで、(特に野鳥)鳥小屋を建てて寝泊まり出来るくらいです。
上手に育てているので役所も知らぬ顔らしいです。
(野鳥は禁止)
いくら立派な鳥小屋でも鳴き声は洩れますからね。
また、一日餌を与えなかったら死んでしまう鳥もいて大変そうですが好きだからこそでしょうね。
でも彼も歳がいって来て奥さんが大変そうですよ。
いっぷくさんも頑張ってください~
by HOLDON (2024-07-15 09:35)
おはようございます!
生き物を飼うのは大変ですね・・・
by Take-Zee (2024-07-15 09:48)
世話できないで死なせちまったーよか全然いいですよ、皆幸せになれる道(^○^)
by pn (2024-07-15 12:32)
爺も昔ウズラのオス1羽とメス3羽を飼つたことがありますが、
オスはメスをつつき回すので1羽が死んでしまいました。
そしたらメスが怒ってオスをつつき回して殺してしまいました。
そんな想い出があるんです。
by お散歩爺 (2024-07-15 17:13)
家も烏骨鶏を飼ったことがあります。数が増えて来ると喧嘩しますね。
烏骨鶏とアヒルがいて遊んでいたのですが、屋根雪が落ちて来て死んでしまいました。雪国は鳥小屋の前の雪かきもしないといけないので、やっぱり大変ですね。
by mutumin (2024-07-15 19:54)
生き物の係は大変です('◇')ゞ餌代も高騰(^-^;
烏骨鶏を飼って20年☆悲喜交々のドラマ有り('◇')ゞ
ホワイト('◇')ゞちゃん、よいご縁があると良いですね♪
by ロコときどきキナコ (2024-07-15 20:30)
浄土真宗では住職をご院家、後継を若院と呼びます。昨日の若院は女性です。
by 夏炉冬扇 (2024-07-15 20:58)
行く末までを見届けたのであれば
最後まで責任を持ったということだと思います。
うちの動物も譲渡先から引き渡された時点で
責任を持って毎日一緒にいますから。
by t-yahiro (2024-07-15 22:29)
みなさん、コメントありがとうございます。
>オスは自分のメスを命がけで守る
本当にそうですね。おとなしいと思っていたシナモンがグレーにちょっかい出そうとしたホワイトに向かって攻撃していたのを見て驚きました。
>生き物を飼うのは大変ですね
常に体調や食欲を気にかけてやらなくてはなりませんので手がかかります。
>皆幸せになれる道
そう思いたいですね。刷り込みができておらず人間に興味がないことが逆に幸いして、私たち飼い主に未練はないようなので、新しい里親さんのところで可愛がってもらえたらと思います。
>屋根雪が落ちて来て死んでしまいました。
それは災難でした。ヒメウズラは寒さに弱いので、冬に外で飼うと雪が落ちてこなくても死んでしまいます。
>餌代も高騰
毎回白米を求めるホワイトほどではありませんが、つがい用のうずらの餌も安くはありませんでした。盛大に散らかして食べるので無駄も多かったです。
>昨日の若院は女性です。
そうすると次は女性の住職になるわけですね。
>最後まで責任を持ったということだと思います
せっかく孵化させたのに一年足らずで譲渡は情けない限りですが、よい里親さんとご縁があってよかったです。
by いっぷく (2024-07-15 23:09)
残念でしたね
私も呼吸器系が弱いのでペットは無理です
by mau (2024-07-16 00:21)
おはようございます^^
あまり無理をして飼い続けても、ストレスになりますものね。
やむを得ないことだと思います。
by mm (2024-07-16 04:58)
>メスが怒ってオスをつつき回して殺してしまいました
団結してやり返したんですか。1対2ではオスでもかなわなかったんですね。
>私も呼吸器系が弱いのでペットは無理です
ホワイトの脱走&野宿は予想していませんでした。
>あまり無理をして飼い続けても、ストレスになりますものね。
双方にとってストレスになると思い、譲渡を決断しました。
幸い、譲渡先では鳥やセミの鳴き声が聞こえるバルコニーで可愛がられているようで、いい人にもらわれてよかったと思っています。
by いっぷく (2024-07-16 14:24)