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浜畑賢吉さんの訃報、ナポレオン先生、ザックなど演じる [芸能]

浜畑賢吉さんの訃報、ナポレオン先生、ザックなど演じる

浜畑賢吉さんの訃報が話題です。浜畑賢吉さん(1942年10月29日~2024年7月2日)は俳優であり、ミュージカルの舞台やテレビドラマで活躍しました。ミュージカル「コーラスライン」では主人公のザック役を800回以上演じたことでも知られています。



浜畑賢吉さんは東京都出身。

東京都立広尾高等学校卒業、東海大学工学部機械工学科在学中に、劇団俳優座養成所第15期に合格。

養成所修了後の1966年に劇団四季に入団しました。

理系から劇団というのは、少なくとも当時はめずらしいパターンでした。

劇団四季に所属し、ミュージカル「コーラスライン」では主人公のザック役を800回以上演じたことでも知られています。

また、日本テレビのドラマ「進め!青春」で主役を演じ、NHK大河ドラマにも出演していました。

俳優としての活動だけでなく、大阪芸術大学で教授および舞台芸術学科長も務めていました。


いつものように、Copilotに代表作を尋ねました。

1. 「進め! 青春」: このテレビドラマでは新米教師・高木進役を演じ、当たり役となりました。
2. 「男は度胸」 (NHK大河ドラマ): 主演を務めた作品で、武田信繁役を演じました。
3. 「女人平家」: こちらもテレビドラマで、大江広元役を演じました。
4. 「紫頭巾」: 狩田秀麿(紫頭巾)役を演じた作品です。
5. 「秀吉」: 細川藤孝役を演じた大河ドラマです。
6. 「流通戦争」: 舞台での出演作品で、多くの作品で活躍しています。
7. 「蒼天の夢」: この作品でも舞台に立ち、杉百合之助役を演じました。

私は、この中では、やはり『進め!青春』で主役の高木進こと、ナポレオン先生が印象に残ります。

進め!青春




この枠は、石原慎太郎原作『青春とはなんだ』のドラマ化に始まった、青春学園ドラマシリーズの第4弾です。

NHKの大河ドラマの競合番組として、1965年~1974年まで、足掛け10年間に全8タイトル制作されました。

映画会社の東宝と松竹が交互に制作。

松竹制作の2作を除くと、いずれも教師を主人公とする物語です。

主人公は、アメリカ帰りで、英語教師で、従来の慣行に縛られない型破りで、サッカーかラグビーの顧問となり、あだ名が付きます。

そして、校長とその腰巾着と戦い、同僚女教師とぶつかり合いながら、次第に生徒の支持を得て教師自身も成長するというストーリーです。

浜畑版の第4弾は、その中で少し設定が違いました。

ひとつは、他の先生が寮や下宿なのに、自宅通勤ということ。

アメリカ帰りでもなく、たんなる就職浪人中で、空きの出た私立高校の社会科教師になりました。

英語教師でもなかったわけです。

それまでのシリーズの先生役だった、夏木陽介や竜雷太は、アメリカ帰りで人生経験が豊富で、何でもできて、生徒にとっては奥の深いヒーローでしたが、浜畑先生は、在校生にも手の届く「普通の人」という設定です。

スポーツだけは、サッカー部の顧問となり、これはシリーズのパターンを踏襲しています。

しかし、若いだけに威勢はよく、「180年前に生れていたら俺はけっしてナポレオンに引けをとらなかっただろう。青春の辞書に不可能という言葉はない!」と宣言して、ついたあだ名は“ナポレオン”先生です。

本作は、シリーズ初のカラー放送でした。

ところが、メキシコオリンピックとぶつかってしまい、第1回、第2回あたりの視聴率が伸びず。

すると、局は早々に打ち切りを決めてしまったため、たった11話で終了してしまいました。

それまでの3作は、いずれも1年間、40話続きましたから、見切りの付け方がはやかったような気がしました。

おそらく、シリーズも第4弾なので、「そろそろ学園モノは飽きられたのではないか」と、局が気を回してしまったこともあるかもしれません。

しかし、第5弾の森田健作主演『おれは男だ』、第6弾の『飛び出せ!青春』が人気大爆発。青春学園ドラマのニーズは確認できたんですけどね。

俺たちの旅



『俺たちの旅』は、三流私学・修学院大学の学生カースケ(中村雅俊)、その同級生オメダ(田中健)と、同郷の先輩グズ六(秋野太作)が中心に織りなす友情と青春群像を活写し、生きることの意味、悩み、喜びなどについて問いかけます。

それぞれの恋愛や家族、将来に対する不安や悩みなどを、互いの友情とからめながら描いた青春群像劇として親しまれています。

浜畑賢吉さんは、グズ六夫人役の上村香子さんと、リアルでご夫婦ですが、本作にゲスト出演し、夫婦共演したことがあります。

全43話のラス前の42話で、染め物に打ち込む青年の役でした。

染め物に生きがいを見いだした青年は、カースケらに染め物の良さを話して聞かせます。

ところが、家族のしがらみや、会社の上役のプレッシャーなどで、結局染め物工場を辞めてしまいます。

そこで、カースケらは、せめて俺たちだけでも、自分の生き方を通そうと決心する話です。

底の浅いヒッパーエンドではなく、世の中の裏事情や人の嫉妬、裏切りなどを経験し、悩んだり挫折したりする、飾らない青春時代の動揺が描かれていて、いいドラマだなと今も思います。

ということで、浜畑賢吉さんの生前のご遺徳をお偲びいたします。合掌。

ぼっけもん走る - 浜畑 賢吉
ぼっけもん走る - 浜畑 賢吉
少年の日 - 浜畑賢吉
少年の日 - 浜畑賢吉
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コメント 8

センニン

こんばんは。
劇団四季がそんな頃からあったとは知りませんでした。
調べてみると1953年結成なのですね。
私たちがよくその名を聞くようになったのは1979年の『コーラスライン』、そして劇場を建てた1983年の『CATS』からですね。
by センニン (2024-07-07 19:46) 

mutumin

浜畑賢吉さん、亡くなったんですね。
青春ドラマの印象があったので、いつまでも若いつもりでいたけど、81歳だったんですか?ご冥福をお祈りします。
by mutumin (2024-07-07 22:05) 

mm

おはようございます^^
この方は知ってます。時代劇に出ていらっしゃったから(^^;
by mm (2024-07-08 04:50) 

pn

からくり人最終回で結構情けない死に方してたっけなぁ。
by pn (2024-07-08 06:27) 

tarou

お早うございます、夏の江の島にコメントを
有難うございました。
戦争中も、無病息災や家族の安全を祈るために訪れる
人々が多かったようです。
by tarou (2024-07-08 08:48) 

十円木馬

『おれは男だ』や『飛び出せ!青春』が鮮明に記憶に残っているのに、
『進め!青春』がほとんど記憶に無いのは、私自身まだ幼かった事もありますが、全11話しかなかったからなのですね。浜畑さんが、上村香子さんと夫婦だったという事を、この記事を読んで知りました。顔や雰囲気が非常に似ていますね。
by 十円木馬 (2024-07-08 14:31) 

いっぷく

みなさん、コメントありがとうございます。

>劇団四季がそんな頃からあったとは知りませんでした
年間3000以上の公演を行っているそうです。

>青春ドラマの印象があったので、いつまでも若いつもりでいた
私も同じです。訃報を聞いたときは「え、あの人が」と思ってしまいました。

>時代劇に出ていらっしゃったから
幅広く活躍されていましたね。

>からくり人最終回で結構情けない死に方してたっけなぁ
『必殺からくり人・血風編』はファンが多いみたいですね。

>戦争中も、無病息災や家族の安全を祈るために訪れる
>人々が多かったようです。
戦火の被害にあわずにすんでよかったです。

>顔や雰囲気が非常に似ていますね。
言われてみればたしかにそうですね。夫婦は連れ添ううちに似てくると聞いたことがありますが、そうしたこともあるのでしょうか。

by いっぷく (2024-07-08 23:05) 

坪井

最近衛星波で古い時代劇の再放送見ていると、結婚された上村香子さんが美人で萌えている自分がいます。
by 坪井 (2024-07-13 21:51) 

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