16時間断食が、様々な健康療法を試した私の結論 [健康]
16時間断食ってご存知ですか。1日のうち、食べ物を摂取しない時間を16時間にする健康法です。朝食を抜けば達成できます。内臓を休ませることと、オートファジーがはたらくことから、若返りや免疫力向上、さらに抗がん効果もあるといいます。
みなさんは、健康維持のために、何か特別な健康法とか、こだわりの食材の摂取などされていますか。
私は近年、いろいろなものを試しましたが、食材にしても健康法にしても、メリットもあればデメリットもあるため、「これをヤっていれば間違いはなさそう」というものになかなか出会えず、試行錯誤しました。
そして、現在、いろいろ試した結果、「これならいいだろう」と続けている食材は
1.コーヒー2杯
2.緑茶5杯
3.納豆2パック
4.ニンニク2片
5,クルミひとつかみ(20~30g)
などです。
まあ、特別なものではないのですが、だからこそ長続きできると思います。
健康法は、
1.ヒートショックプロテイン(42度のお風呂に入る)
2.16時間断食(20時~翌日12時まで食べ物を摂取しない)間欠的ファスティングともいいます
の2つを実践しています。
健康法で、よくいわれている「糖質制限」というのは、私は真面目に徹底しすぎて、体内のケトン体の数値が上がりすぎて、ケトン中毒(ケトン症)になってしまい、挫折しました。
ケトン体というのは、ご飯やパスタやパンなど主食を食べないと、体は糖質ではなく脂肪からエネルギーを使うようになるのですが、その際、脂肪酸の代謝で生じた物質の総称です。
この仕組みから、ケトジェニックダイエットという痩せ方もありますし、血糖値も下がり、がん細胞が糖質を栄養とするので、体内のがん細胞を日干しにもできるという理屈です。
私は、がんでも糖尿病でも肥満でもないくせに、健康のためにと生真面目にこれをやってしまいました。
しかし、やったからわかるのですが、正常値の人が糖質を制限しても、血糖値はそれほど変わりません。
いえ、「ほとんど変わ」らないうちはいいのですが、もし低血糖になったりしたら大変です。
それに、抗がん剤投与の際に、一時的にケトン体にすることはあるそうですが、がん細胞はしぶとく、そのうちケトン体でも適応できるようになるらしいので、ケトン体にさえすれば、がんにならないということではないそうです。
そして、ひとたびケトン中毒になると、だるくて歩くのもしんどくなったり、今度は食べようと思っても食べられなくなったりして、回復には時間がかかります。
要するに、がんでも糖尿病(高血糖)でも肥満でもない人の糖質制限は、むしろデメリットやリスクがあるということです。
巷間の、根拠も不確かな健康情報に、考えもせずのっかってはいけませんね。
反省しました。
そこで、上記の健康法と健康食品については、医学的に評価されている論文をもとに解説している医師の情報だけを信用することにした結果、残ったものです。
たとえば、私が信用できると思った情報は、You Tubeチャンネルでは医師のIshiguroさんです。
あとは、がん情報チャンネルの「外科医・さとうのりひろ」さんも視聴しています。
Ishiguroさんは、上記の「糖質制限の問題点」を解説したり、「ヒートショックプロテイン」「16時間断食」などについて積極的な評価を与えたりしています。
16時間断食(間欠的ファスティング)について、簡単にご説明いたします
青木厚さんという医師が、16時間断食について書いた『内臓リセット健康法』(アスコム)という書籍は、青木さん自ら16時間断食を実践しており、同書は今や30万部を突破したそうです。
著者の青木厚さんは、内分泌代謝や糖尿病を専門とする現役の医師。
であるとともに、舌がんの経験者でもあります。
がんは、再発や転移の心配もありますから、青木厚さんは、公私共に健康に関する情報を必要とする立場であるわけです。
その青木さんが標榜するのは、なにを食べてもいいけれど、そのかわり1日のうち16時間食べることを断つこと。
16時間もあけたら、1日に3回食事ができなくなりますが、青木さんいわく、1日3食も食べていたら、胃腸や肝臓が休むまもなく動き続けなければならないので疲弊する。
その結果、内臓の働きは低下し、老廃物を排出できず、免疫力も低下する。
そこで、16時間食べなければ、まず胃腸や肝臓などを休ませることができる。
そして、オートファジーを誘導する。
オートファジーというのは、「古くなったり壊れたりした細胞内のタンパク質を集め、分解し、それらをもとに新たなエネルギーを作る体のシステム」です。
オートファジーは、早ければ12時間で発動するといいます。
そんなシステムが本当にあるのかって?
あるどころか、大隅良典東京工業大学名誉教授は、オートファジーの研究でノーベル賞を獲得。
今や年間3000本以上の研究論文が発表される、近年の生物学の最もトレンドなテーマなのです。
本書では、オートファジーが起こると、古くなった細胞内のミトコンドリア(呼吸を行い、エネルギーを作り出す重要な器官)も分解されて生まれ変わり、体にとって不要なものや老廃物が一掃され、細胞や組織、器官の機能が活性化するといいます。
16時間ですと、中毒にならない程よいケトン体になります。
無理なく、体のリフレッシュができるのです。
3食を2食にすると、16時間は開けることができます。
私は、朝食を食べると少し太るようなので、朝食を抜く16時間断食を行っています。
とくに苦痛なく続いています。
みなさんも、いかがですか。
みなさんは、健康維持のために、何か特別な健康法とか、こだわりの食材の摂取などされていますか。
私は近年、いろいろなものを試しましたが、食材にしても健康法にしても、メリットもあればデメリットもあるため、「これをヤっていれば間違いはなさそう」というものになかなか出会えず、試行錯誤しました。
そして、現在、いろいろ試した結果、「これならいいだろう」と続けている食材は
1.コーヒー2杯
2.緑茶5杯
3.納豆2パック
4.ニンニク2片
5,クルミひとつかみ(20~30g)
などです。
まあ、特別なものではないのですが、だからこそ長続きできると思います。
健康法は、
1.ヒートショックプロテイン(42度のお風呂に入る)
2.16時間断食(20時~翌日12時まで食べ物を摂取しない)間欠的ファスティングともいいます
の2つを実践しています。
健康法で、よくいわれている「糖質制限」というのは、私は真面目に徹底しすぎて、体内のケトン体の数値が上がりすぎて、ケトン中毒(ケトン症)になってしまい、挫折しました。
ケトン体というのは、ご飯やパスタやパンなど主食を食べないと、体は糖質ではなく脂肪からエネルギーを使うようになるのですが、その際、脂肪酸の代謝で生じた物質の総称です。
この仕組みから、ケトジェニックダイエットという痩せ方もありますし、血糖値も下がり、がん細胞が糖質を栄養とするので、体内のがん細胞を日干しにもできるという理屈です。
私は、がんでも糖尿病でも肥満でもないくせに、健康のためにと生真面目にこれをやってしまいました。
しかし、やったからわかるのですが、正常値の人が糖質を制限しても、血糖値はそれほど変わりません。
いえ、「ほとんど変わ」らないうちはいいのですが、もし低血糖になったりしたら大変です。
それに、抗がん剤投与の際に、一時的にケトン体にすることはあるそうですが、がん細胞はしぶとく、そのうちケトン体でも適応できるようになるらしいので、ケトン体にさえすれば、がんにならないということではないそうです。
そして、ひとたびケトン中毒になると、だるくて歩くのもしんどくなったり、今度は食べようと思っても食べられなくなったりして、回復には時間がかかります。
要するに、がんでも糖尿病(高血糖)でも肥満でもない人の糖質制限は、むしろデメリットやリスクがあるということです。
巷間の、根拠も不確かな健康情報に、考えもせずのっかってはいけませんね。
反省しました。
16時間断食がなぜいいのか
そこで、上記の健康法と健康食品については、医学的に評価されている論文をもとに解説している医師の情報だけを信用することにした結果、残ったものです。
たとえば、私が信用できると思った情報は、You Tubeチャンネルでは医師のIshiguroさんです。
感染症と癌(がん)の予防にも効く『間欠的断食(ファスティング)』驚きの健康効果!【オートファジー】で痩せる上に免疫力も向上 https://t.co/7b0LBnyCwv @YouTubeより
— 戦後史の激動 (@blogsengoshi) May 16, 2023
あとは、がん情報チャンネルの「外科医・さとうのりひろ」さんも視聴しています。
Ishiguroさんは、上記の「糖質制限の問題点」を解説したり、「ヒートショックプロテイン」「16時間断食」などについて積極的な評価を与えたりしています。
16時間断食(間欠的ファスティング)について、簡単にご説明いたします
青木厚さんという医師が、16時間断食について書いた『内臓リセット健康法』(アスコム)という書籍は、青木さん自ら16時間断食を実践しており、同書は今や30万部を突破したそうです。
著者の青木厚さんは、内分泌代謝や糖尿病を専門とする現役の医師。
であるとともに、舌がんの経験者でもあります。
がんは、再発や転移の心配もありますから、青木厚さんは、公私共に健康に関する情報を必要とする立場であるわけです。
その青木さんが標榜するのは、なにを食べてもいいけれど、そのかわり1日のうち16時間食べることを断つこと。
16時間もあけたら、1日に3回食事ができなくなりますが、青木さんいわく、1日3食も食べていたら、胃腸や肝臓が休むまもなく動き続けなければならないので疲弊する。
その結果、内臓の働きは低下し、老廃物を排出できず、免疫力も低下する。
そこで、16時間食べなければ、まず胃腸や肝臓などを休ませることができる。
そして、オートファジーを誘導する。
オートファジーというのは、「古くなったり壊れたりした細胞内のタンパク質を集め、分解し、それらをもとに新たなエネルギーを作る体のシステム」です。
オートファジーは、早ければ12時間で発動するといいます。
そんなシステムが本当にあるのかって?
あるどころか、大隅良典東京工業大学名誉教授は、オートファジーの研究でノーベル賞を獲得。
今や年間3000本以上の研究論文が発表される、近年の生物学の最もトレンドなテーマなのです。
本書では、オートファジーが起こると、古くなった細胞内のミトコンドリア(呼吸を行い、エネルギーを作り出す重要な器官)も分解されて生まれ変わり、体にとって不要なものや老廃物が一掃され、細胞や組織、器官の機能が活性化するといいます。
16時間ですと、中毒にならない程よいケトン体になります。
無理なく、体のリフレッシュができるのです。
3食を2食にすると、16時間は開けることができます。
私は、朝食を食べると少し太るようなので、朝食を抜く16時間断食を行っています。
とくに苦痛なく続いています。
みなさんも、いかがですか。
がんを克服した糖尿病医が考案! 弱った体を修復する内臓リセット健康法
- 作者: 青木 厚
- 出版社/メーカー: アスコム
- 発売日: 2020/10/24
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
うーむ、仕事車に積んであるおやつをまずは見直すかな。
信号待ちとかでも食っちまうからいかんのだろうf^_^;
by pn (2023-05-17 07:53)
朝食を抜くと体に悪いとか、充分に食べて体力をつけるとか教えられて、それが習慣となって頭に沁み込んでいました。断食は内臓を休めるという意味でも良い事なんですね。子供の頃に教えられた間違った事を考え直さなければいけませんね。
by 扶侶夢 (2023-05-17 10:31)
若い人に朝食を取らない人が多いらしく
巷間、それは良くないなどと言われていますが
わざと取らないことを実践する健康法があるのですね。
私は、野菜中心に3食食べています。
仕事を辞めてから、朝のラジオ体操と散歩が日課です。
コーヒーは2.3杯です。
あと納豆、ヨーグルトくらいですかね。
痩せているのに、血糖値が高く、
一時、糖質制限をやりましたが
今は、御飯の量を減らしている程度です。
by そらへい (2023-05-17 20:30)
私もここ数年16時間の断食をしています。
いまでは、日常的になりました。
by 風の友 (2023-05-19 01:52)
お腹がグーとなったら食べるようにすると良いと言う話を聞いて時々実践してます。確かに体に負担がかからないような気がします。
by エンジェル (2023-05-20 23:58)