6月10日は、ひし美ゆり子さんの誕生日です。

6月10日は、ひし美ゆり子さんの誕生日です。おめでとうございます。

東宝ニューフェイスに選ばれ映画デビュー。

『クレージーだよ天下無敵』（1967年、東宝）までは、本名の菱見地谷子で出演していましたが、同年菱見百合子に改名。

誕生45周年を迎えたシリーズ随一の人気作品『ウルトラセブン』の友里アンヌ隊員役は、今も愛される当たり役です。

アンヌ隊員第42話の水着は私物

ひし美ゆり子さんは、1967年から「菱見百合子」と名乗ったのですが、それ以前は本名の「菱見地谷子」名義でした。


『クレージーだよ天下無敵』（1967年、東宝）より

これは、本名時代に『クレージーだよ天下無敵』（1967年、東宝）の出演者表示です。

菱見地谷子さんと思しき女性は、最後まで出てこなかったのですが、Wikiによると、出演シーンはカットされたそうです。

尺の事情だと思いますが、そこがなくてもストーリーはつながっているということは、いずれにしても大きな役ではなかったのですね。

そのとき、やはり出演をカットされた豊浦美子さんが、『クレージーの怪盗ジバコ』で谷啓さんの相手役に抜擢。

豊浦美子さんで衣装合わせも済んでいた『ウルトラセブン』の代役に、ひし美ゆり子さんが起用されたのは、もう有名な話です。

ご本人が語っているインタビュー記事（『週刊大衆』2014年2月3日号）では、アンヌ隊員役が突然決まったことのほか、第42話の水着は私物であること、地方ロケは毎晩宴会だったことなど、当時のエピソードを話しています。

ひし美　アンヌ隊員を演じる予定だった豊浦美子さんが映画出演で役を降りることになって、私は代役だったんです。いきなり抜擢されて、もう必死ですよ。台詞を吐き出すのが精いっぱい。私は演じる意識が希薄で、あれは地なんですよね。

豊浦美子さんは、東宝ニューフェースでひし美ゆり子さんの一期先輩ですね。

『プレイガール』は片山由美子さんとの二枚看板!?

東宝が、専属俳優制をやめてからは、東映映画やテレビドラマに出演。

東映制作のテレビ映画である『プレイガール』にも途中からレギュラー出演しました。

『#プレイガール』印象深いドラマです #ひし美ゆり子 pic.twitter.com/IyKVcJ6NZu

— 畠中由宇・相互フォロー100％ (@hata_follow) June 10, 2020

同作の人気女優であった片山由美子さんとは、どちらも特撮ヒロインつながりで、最近までよくご一緒されていたようですね。

TEIKUN画伯の画、昭和特撮ヒロインのひし美ゆり子さん＆片山由美子さんにお渡し出来てよかったぁ。感謝♪ pic.twitter.com/b2sMBYdfgZ

— 昭和レインボー (@ShowaRainbow) May 10, 2018

女優業はお休み中とのことですが、ツイッターでは、お孫さんの近況や、女優生活のエピソードなどをツイートされています。

光栄にもフォローしていただいていますが、ひし美ゆり子さんの近況と、林与一さんの食事日記のツイートが楽しみの日々です。


エンターテインメントアーカイブ ウルトラセブン (NEKO MOOK) - 中村 宏治


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