「異例の人生相談」あなたはどう読みましたか [社会]
昨日から今日にかけて、異様な盛り上がりを見せているツイートです。
毎日新聞の人生相談です。
前代未聞な相談に、前代未聞な回答者が、前代未聞な回答をしているという話です。
まずは質問から。
これに対する回答者は、高橋源一郎さん。
相談者への回答は「特にありません」とスルーしておきながら、「相談者の妻」と「独身の彼女」に回答しました。
たとえば、「相談者の妻」にはこんな感じです。
そして、「独身の彼女」にはこう述べています。
なぜ、この回答がトレンド入りしているかというと、質問があまりにも一方的にインモラルであること、回答が相談者ではなく、相談に出てきている人物あてであること、そして回答者である高橋源一郎の結婚歴にあるのではないかと思います。
WikiPediaから引用します。
主なリプライを引用します。
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といったところです。
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私は、「男社会」のおめでたい読み物だと思いました。
だって、好き勝手やっている男性の相談に対して、火消しというか、叩き切っている回答者も男性。
しかも、その男性も実は「おまゆう」な人。
それを、快哉を叫びたいくらいきっぱり切ってくれたと喜ぶネットユーザー。
全部、男性の世界なんですよね。
たとえば、この質問が事実だとして、この相談者に好き勝手やられているように見える「妻」が、実は愛人を作っているかもしれないじゃないですか。
逆の立場なら、そういうこともあるんじゃないかと思いました。
自分はこっそりやって、相手に好き勝手やらせて、慰謝料はがっぽり取る……という展開だってあり得るし。
世の中ってそういうもんでしょっ……ていう私は少し裏読みのしすぎでしょうか。
みなさんの感想はいかがですか。
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前代未聞のクズな相談者に対して、なんとも痛快な返答。 https://t.co/tyUu0IpkPo
— 有益なつぶやき (@yuuekibot) April 18, 2021
毎日新聞の人生相談です。
前代未聞な相談に、前代未聞な回答者が、前代未聞な回答をしているという話です。
相談者の妻に回答
まずは質問から。
結婚36年。常に妻以外の女性と交際してきました。最近は、四十数年ぶりに同級生と再会、交際を始めました。これまでにない精神的なつながりを求めています。独身の彼女は家族のいる私との関係に悩み、精神安定剤を服用するまでになりました。彼女を支えたいのですが連絡が途絶えています。この状態にどう向き合えばよいか、考えるヒントをください。(60代・男性)
これに対する回答者は、高橋源一郎さん。
相談者への回答は「特にありません」とスルーしておきながら、「相談者の妻」と「独身の彼女」に回答しました。
たとえば、「相談者の妻」にはこんな感じです。
「どうして、結婚生活の初期のうちに離婚しなかったのでしょうか。あなたの夫がどんなひどい人間であるかは、すぐにわかったはずです。考えることすら億劫になっていたから? あきれ果てて、いうべき言葉が見つからないから? あなたは、鉄面皮の夫からばかにされ、侮られているのですよ。見くびられたまま生きていてはいけません。いつしか、ほんとうに『見くびられても仕方ない』人間になってしまいます。優秀な弁護士に相談し、夫の身ぐるみ剥がしちゃってください。そして、残りの人生を有意義にお過ごしになるように」
そして、「独身の彼女」にはこう述べています。
「とんでもない男にひっかかりましたね。もう懲りたでしょう。仕方ない。誰にでも間違いはあります。あなた、優しい人だったので、つけ込まれたんですよ。いい勉強だったと諦めるしかありません。もうすっぱり別れたと思いますが、それでも、しつこく何か言ってきたら、こう返答してください。『これ以上、うるさくつきまとったら、殺すぞ、ボケ!』。なんなら警察に連絡してもいいですね」
なぜ、この回答がトレンド入りしているかというと、質問があまりにも一方的にインモラルであること、回答が相談者ではなく、相談に出てきている人物あてであること、そして回答者である高橋源一郎の結婚歴にあるのではないかと思います。
WikiPediaから引用します。
4度の離婚歴と5度の結婚歴がある。子どもは5人。1人目の妻との間に儲けた長女はフリーライターの橋本麻里(1972年誕生)。2人目の妻との間に長男(1973年誕生)がいる。3人目の妻 (1985年-1999年) は谷川直子。しかし女性作家の室井佑月と不倫関係になって谷川とは離婚。その直後に再婚して4人目の妻(1999~2001)となった室井佑月との間には男児(2000年誕生)をもうけたが、高橋の不倫を機に離婚。2015年現在、5人目の妻 (2003- ) との間には男児2人(2004年、2006年誕生)がいる。
主なリプライを引用します。
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不倫離婚歴を持つ、まさに「しくじり先生」。高橋氏もどんな気持ちで回答したのかね、そこに一番興味がある。
— なまねこ (@jGgNxLoPCuNW748) April 19, 2021
前代未聞の相談者 「常に妻以外の女性と交際してきた」 https://t.co/UHOHbZCfJj @Temitajpより
相談者が前代未聞つか、数ある中からこの相談をピックアップしたのは誰なんでしょうねえ?(´・ω・`) 今までだってこういうのが送られて来てても不思議はないけど、普通は紙面に取り上げないよね。。。ピックアップが前代未聞だわ。 https://t.co/xntIGH316L
— midnightwalker@深夜休止中 (@mghinditweklar) April 18, 2021
「前代未聞の相談者。 」が話題 #リアルタイム検索
— かつおぶし (@ahxm6F9MtnOC93B) April 18, 2021
おおぅ… https://t.co/XPsmRG3eC5
ていうかこの相談者さん、自分の立場を分かってらっしゃるのかしら???
— fumi(KAT-TUN15周年ツアーただ今開催中~(≧▽≦)?? (@23yann1357) April 18, 2021
おまいう感がすごい
— peat96 (@peat0628) April 18, 2021
回答がエスプリきいてよい。モラルによるカウンター。しかし相談者はかなりヤバい病ですね。
— 【公式】自動フォロー@タカハシ??(メネ) (@blueplace123) April 18, 2021
高橋さんおみごと。
— 立喰師のひろし (@highway901) April 18, 2021
この相談を掲載した新聞社もなかなか凄い???
— shino×2 (@08020726) April 18, 2021
といったところです。
「妻」はやられっぱなしなのか
私は、「男社会」のおめでたい読み物だと思いました。
だって、好き勝手やっている男性の相談に対して、火消しというか、叩き切っている回答者も男性。
しかも、その男性も実は「おまゆう」な人。
それを、快哉を叫びたいくらいきっぱり切ってくれたと喜ぶネットユーザー。
全部、男性の世界なんですよね。
たとえば、この質問が事実だとして、この相談者に好き勝手やられているように見える「妻」が、実は愛人を作っているかもしれないじゃないですか。
逆の立場なら、そういうこともあるんじゃないかと思いました。
自分はこっそりやって、相手に好き勝手やらせて、慰謝料はがっぽり取る……という展開だってあり得るし。
世の中ってそういうもんでしょっ……ていう私は少し裏読みのしすぎでしょうか。
みなさんの感想はいかがですか。
人生相談。 (講談社文庫) - 真梨幸子
第99代総理大臣 菅義偉の人生相談 - 楽天ブックス
室井佑月さんは確か、元新潟県知事と最近結構したような
気が。ある意味タイムリーだったり。
by tai-yama (2021-04-19 23:53)
>4度の離婚歴と5度の結婚歴
何度も結婚・離婚を繰り返した方が回答すると説得力が違いますね…
by ナベちはる (2021-04-20 01:00)
そんな質問と回答載せた新聞が凄いと思う(笑)
by pn (2021-04-20 06:24)
他人のことだと笑っちゃうコメントですね。
by 旅爺さん (2021-04-20 06:55)
男女間の関係はあまりよくわかりません、自分の事で一杯ですね。
by kousaku (2021-04-20 07:23)
いっぷくさんの「自分はこっそりやって、相手に好き勝手やらせて、慰謝料はがっぽり取る……」に一票!( `ー´)ノ
by Rinko (2021-04-20 12:14)
これを取り上げた責任者の狙いは話題性でしょうか。
当たりましたね!
by kou (2021-04-20 16:30)
男性でも女性でも、こんな相談者になってはいけませんね。まったくの自分本位です。
奥さんが一番かわいそうです。付き合っている女性は、自分の人生を大事にしないと。
高橋源一郎さん、すばらしいです。
by coco030705 (2021-04-20 16:50)
ネットだったら「ツリ」って言われそうな質問内容ですね。
by ぴーすけ君 (2021-04-20 17:29)
人生相談は、聞く方も答える方も難しいですね。
by ヨッシーパパ (2021-04-20 19:36)
「あなたは、鉄面皮の夫からばかにされ、侮られているのですよ。見くびられたまま生きていてはいけません。いつしか、ほんとうに『見くびられても仕方ない』人間になってしまいます。」という部分が心に刺さりました。
一歩を踏み出せずにいるのは経済的に不安があった奥様でしょうけれど、これからは復讐劇が始まるのかもしれません(笑)
いっぷくさん、コメントをありがとうございました。
ブログをやめる一番の理由は画像の容量でやはり記事にお料理や旅行の写真を入れ続けたかったのですが、コロナで深刻なネタ切れに陥りました。
いっぷくさんの鋭く深い洞察力にはいつも感心していました。イバラの道もいっぷくさんの分析力・行動力で乗り越えていかれるものだと確信しています。それ以上に楽しいことも待っていると思います。
文章を書くのはお休みしますが、またお邪魔させていただきます。流行り病に気を付けてお元気でお過ごし下さいね。
by ようこくん (2021-04-20 20:41)