叶正子、『Mr.サマータイム』『アメリカン・フィーリング』など昭和50年代の爽やかな風の歌声 [懐かし映画・ドラマ]
今日は、叶正子さん(1952年6月23日~)の誕生日です。おめでとうございます。それまでになかった男女2人ずつ、しかも3人姉弟と従姉という親族4人のコーラスグループ・サーカスで多くの歌をリリース、現在も現役歌手として、サーカス、もしくはソロで活躍しています。
サーカスとは何だ
サーカスはもともと男女2人ずつのグループでしたが、男性2人が抜けたため、叶正子の弟である高、央介の2人をくわえ従姉妹の卯月節子と4人で再結成再デビュー。
その一曲目の『Mr.サマータイム』は、ミッシェル・フュガン『Une Belle Histoire(愛の歴史)』 のカヴァーでしたが、なんとミリオンセラーの大ヒット曲となり、オリコン1位、紅白歌合戦出場と、いきなり歌手としての頂点までのぼってしまいました。
やはりいい曲だ。Mr.サマータイムの原曲。ミッシェル・フュガン「Une Belle Histoire(愛の歴史)」 #sm10685893 #ニコニコ動画 https://t.co/BYVvxTAueV
— 革命、そして新しい力の世代 (@RevolutionNPG) February 11, 2020
Mr.サマータイム
アメブロを更新しました。 『歌:1978年10位→6位/Mr.サマータイム☆サーカス』 #ミスターサマータイム #サーカスhttps://t.co/gJMj0wCrPW
— 由紀@おうちの中の人 (@fukui42) June 17, 2020
『Mr.サマータイム』は、女性が1度の過ちを彼に対して悔いている歌です。
大変いい歌だと思いますが、1978年夏のカネボウ化粧品CMのキャンペンソングになったことも、そのセールスにつながったのだと思います。
⇒資生堂VSカネボウ、 大手化粧品会社CMソング戦争を思い出す
資生堂とカネボウといえば、大手化粧品会社として、どなたでも名前はご存知かと思います。
1970年代後半は、その2大化粧品会社のCMソング戦争は季節の歳時記でした。
このときカネボウは、サーカスの唄にのって、服部まこ(服部真湖)が、どこか南の島で網目の水着を着て、島の若い男性をバックに踊るという、度肝を抜くCMでした。
ミスターサマータイム。懐かしの服部まこさん。
— 大野典宏@ポートス子 (@oono_n) August 7, 2018
まさか、こんな感覚で賛成しているんじゃないだろうな?
すでに夏は開放的な季節では無い。命に関わる危険な季節だ。 pic.twitter.com/n6NcpxAl0r
一方、資生堂は、矢沢永吉の歌に、堀川まゆみら5人のモデルが登場した『時間よ止まれ』。
当時のCMより
【今日の波ジャケ】今日7月3日は波の日ということで、'78年資生堂キャンペーン・ソングとして発売された矢沢永吉『時間よ止まれ』の、資生堂によるノベルティEP。CMに起用されたのは後に作曲家としても活躍した堀川まゆみを含む5人の女性。パシフィック・ガールズと名付けらました。 pic.twitter.com/kTaNNB9C6b
— サウンドパック本店(中古レコード・CD) (@soundpak) July 3, 2019
当時私は男子校でしたので、クラスでは服部まこを含めて6人のうち誰が一番いいかという、それはもうお互いの人生観を賭けた激しい論争(笑)が繰り広げられました。
この1978年は、この近辺の年の中ではすごく暑い年だったのです。私は化粧品店がくれた両社のカレンダーを机において、受験勉強の励みにしていました。
アメリカン・フィーリング/ホームタウン急行
【検聴合格】↑針飛びしない画像の安心レコード】1979年・サーカス 「アメリカン フィーリング/ホームタウン急行 」【EP】
サーカスの唄の中では、これがベストワークだ、という人が多いですね。アメリカン・フィーリング。
おはようございますhttps://t.co/5fOW4szDKK
— 池袋聡子 (@bukuro_no_onna) June 16, 2020
たしかにいい歌です。
聴いているうちに、胸が一杯になってきます。
この歌もよかったのですが、カップリングされている『ホームタウン急行』が、『鉄道公安官』というドラマの主題歌になったため、それもレコードセールスを加速させる一因になったと思います。
ホームタウン急行 https://t.co/zxoUCcWrZm @YouTubeより
— Casey005 (@speedbird0005) December 13, 2019
この『ホームタウン急行』もいい歌なんです。
聴いていると、ドラマに出ていた石立鉄男や三橋達也が思い出されます。
現在
サーカスは皆飲みますよね?お酒大好きです…w
— circus サーカス (スタッフ) (@circus0325) October 2, 2018
4人コーラス「サーカス」 叶正子&ありささんの酒の思い出 https://t.co/C8MNHhFxmq #日刊ゲンダイDIGITAL
現在サーカスは、叶正子のほか、長男の高、高の娘の叶ありさ、新メンバー募集のオーディションに合格した吉村勇一の4名で活動を続けています。
叶正子と叶高は1950年代、叶ありさと吉村勇一は1980年代の生まれですから、親子世代で、かつ男女混成の稀有なグループということになります。
それが持ち歌のフィールドをより広くしています。
サーカスがデビューから40周年を迎え、変わらぬクオリティーを維持しているのはすばらしいことですが、やはりその原点である、1978年~1979年のサーカスを青春時代にリアルタイムで聴くことが出来たことはよかったと思います。
『Mr.サマータイム』が発売された当時高校生でしたが、今聴いても実にいいですね。
個人的には、女性ボーカルで一番好きなのは、ハイ・ファイ・セットの山本潤子ですが、サーカスはハイ・ファイ・セットと声質が似ていると思います。
by 十円木馬 (2020-06-23 15:28)
最近のメンバーの歌を聴く機会がありませんが、初期の頃の
メンバーの歌 とても好きでした。
by cooper (2020-06-23 15:44)
Mr.サマータイムや時間よ止まれは今聴いても新鮮で良い楽曲だと思います。この頃は大学生か社会人になり立ての頃だったと思いますが、サーカスはメンバーが替わりつつも健在なんですね。
by kou (2020-06-23 17:12)
サーカスとABBAがついつい被ってしまいます。
by ヨッシーパパ (2020-06-23 17:34)
コーラスには、ソロでは出せないハーモニーの奥行きがあります。
考えさせられます。
by skeptics (2020-06-23 18:34)
まだ現役とは、息の長い活動をされていますね。
by ヤマカゼ (2020-06-23 21:07)
Mr.サマータイムは名曲です、が、どーしても松崎しげるが頭をよぎる(笑)
by pn (2020-06-23 21:18)
LPは我が家で健在です。不協和音のない和製マンハッタ
ントランファーでした。
by Lonesome社っ長ょぉ〜 (2020-06-23 21:22)
Mr.サマータイム、私の青春時代になくてはならない歌です(笑)もちろんレコードも持ってます。ボーカルの歌声が大好きです♡
by エンジェル (2020-06-23 22:12)
親子でまだ歌われているとは!
息の長いグループですね。
by mau (2020-06-23 23:04)
サーカス
未だ 現役 バリバリ
ご活躍されてるんですね
教えて頂き
ありがとうございます
懐かしくて
今の今まで ず〜と
YouTubeで
聴かせて 頂いておりました(笑)
やっぱり 良いですね〜
サーカスの歌声
心にしみます
by pigumon (2020-06-23 23:55)
40年経つと「当時と変わった」なんてこともありそうですが、そういうことがないのはファンやリアルタイムで聴いていた世代にとっては嬉しいですね。
by ナベちはる (2020-06-24 00:58)
サーカスのメンバー編成があった事をつい最近ラジオで知りました。
ステキな歌声でしたよね~♪♪
「ミスターサマータイム」はいつ聴いても爽やかだな~と思います。
by Rinko (2020-06-24 08:07)
叶正子と聞いてもピンとこなかったけど、サーカスなら分かります。
化粧品メーカーのCMソングはどれも良かったですね。
by なかちゃん (2020-06-24 09:23)
「Mr.サマータイム」は20代の頃に流行った歌と思ってましたが、10代、高校生の頃だったのですね。
フォークブームの中でこの爽やかなハーモニーは新鮮だったのでしょうね。
by そらへい (2020-06-25 20:49)