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妻の日ですが自分は妻孝行したかな?夫のみなさんはいかがですか [トレンド]

妻の日ですが自分は妻孝行したかな?夫のみなさんはいかがですか

今日は妻の日だそうです。1995年(平成7年)に凸版印刷が提案したといいます。私の妻は、8年前に火災を経験するまでは、PC/Macライターであり、インタビュアーであり、DTPデザイナー/オペレーターであり、アートディレクターであり、あとはその余録ですが、J-CASTニュースにたまに談話なども提供していました。



名前がわかっちゃうかもしれませんが、マイナビという出版社から、Photoshopの図解と作例集を12冊(共著含む)、それ以外の出版社からも2冊出しています。

それ以外にも一般誌、たとえば全く畑違いの芸能関係なども手掛けました。

以前書いたように、スッパ抜き記事では日本一ともいえる週刊文春の版元である、文藝春秋社の法務部の人をはじめて表舞台に引っ張り出し、ゴシップ記事と名誉毀損裁判についてインタビューした経験もあります。

妻は広告も作っていたので、ソフトバンク(現ソフトバンクパブリッシング)が1990年代に出していた雑誌は、たぶん全誌に関わっていたと思います。

とくにMacUserという雑誌は、署名の連載を休刊までやってました

macuserfirst.jpg
http://radio.voiceofonebutton.net/article/144567436.html より

もっとも、妻のクリエイターとしての実働期間は10年ぐらいなので、通算実績として見れば、他の方に比べると大したことはありません。ほんの少しです。

とはいえ、田舎の定時制高校⇒通信制高校卒⇒ネリ物屋の下働きという、カネもコネも学歴も経歴もなく、世間からド底辺扱いされている階層の人間が、ひとサマに知見や情報を提供してお金をいただける文化的な仕事に潜り込めたことは、ささやかながらも妻の仕事を“プロデュース”した私にとっては自画自賛できることです。

私どもはいろいろ不運不幸もあり、その後がパッとしませんが(汗)、この際、自分自身も原点に立ち返るという意味で、妻のプロデュース方法について振り返ってまとめてみます。

たぶん、どんな仕事でも、とくに起業したときに通じるものがあるのではないかと思います。

売り込みに使えるネタをもつこと


クライアントが、なぜあなたを選ぶのか、という根拠となる特技はあった方がいいですが、実際にはだれもが最初は何もできない、というよりできたとしても信用がない新人です。

その場合、まずは相手の懐に飛び込めるよう、自分に何でもいいから興味を持ってもらうところから始めます。

妻の場合は、ひらがなで、上から読んでも下から読んでも同じ、というペンネームにしました。

読者にも覚えられやすいこと、そして、クライアントに売り込みに行っても、まず名前をとっかかりの話題にして関係を構築しやすかったのです。

鶴蒔靖夫さんというラジオパーソナリティの事務所で仕事をしたことがあるのですが、鶴蒔靖夫さんは妻の名のひらがなに興味を示して、「これは漢字でどう書くんだ」と質問するので、ペンネームだと正直答えるのかと思ったら、妻はテキトーな漢字をでっちあげ、心からその名前になりきっていました(笑)

自分の実力より20%上の仕事を常にクリアすること


いきなり欲張って150%や200%の仕事を受けてしまうと、できずにバンザイしてしまいます。

かといって、「できることだけ」やっていても、いつまでたっても100⇒100⇒100と、自分のできる範囲は同じで進歩はありません。

少し頑張れば手が届く「20%増し」で、120⇒144⇒173……と、スキルと実績を仕事を受けるたびにアップさせていくのが一番順調に進めるプランだと思います。

著名なクリエイターの悪口を言わないこと


これは別に、悪口がインモラルだから、本人に聞かれたらマイナスだから、という意味ではありません。

どんな手法でのし上がろうが、実際のスキルがどうだろうが、とにかく業界の第一線で仕事をしている人は、下っ端にはわからないそのポジションならではの経験をしています。

その経験もない者が批判しても、実態からズレた不毛なものになりがちですし、「自分はその人とは違う」という批判があるのなら、結果を出す(つまり自分がその立場にのし上がって「違い」を見せる)しかありません。

自分がなれないことによる嫉妬で悪口を言ったところで、しょせんは「引かれ者の小唄」で、何のメリットもないどころか、「こいつはこんなだから、こいつのポジションになりたいとは思わないね」などと、「自分が自己実現できなくてもいい言い訳」になるだけなので、自分自身にとっても後ろ向きな思考です。

実績がある程度揃うまでは費用対効果は考えずに受注すること


よく、安い仕事や大変な仕事は、費用対効果に見合わないからと敬遠されがちですが、少なくとも最初のうちは実績を作るコトが大切です。

それはたんに、その仕事のインカムだけでなく、その仕事で得たスキルや信頼、人脈など付加価値がありますから、受けた金額以上の価値が生じるかもしれないのです。

ネットを最大限活用する


妻が仕事を始めた頃は、まだインターネット自体普及していなかったので、アナログな営業活動でしたが、今はブログもsnsもあるのですから、いかようにも自分や自分の仕事をパブリシティできるはずです。

もちろん、ストレートに自分の営業トークのブログや作品の宣伝ツイートをするのではありませんよ。

大事なのはその人自身が興味をもってもらい、信頼してもらうことですから、自分の生き様を投影したブログとか、自分の日常的な出来事に対する考えをコツコツとツイートするとか、要するに「自分を発信」することです。

営業はひっきょう、自分を売ることであるって、営業社員を経験したことのある方なら教わったことがあるはずです。

自己愛は捨てること


いちばん肝心なマインドですが、私がいつも書いているように自己愛は捨てることです。

具体的には、傷つくこと、恥をかくことを恐れない、もっと踏み込んで言えば、積極的に傷ついて恥をかこう、ということです。極論を述べるなら自分を否定することです。

今までなかったスキルを叩き込むには、自分の既存の殻(価値観)を破るということです。

最初は妻は、記事が全くかけませんでした。

私は「ほめて伸ばす」ではだめだと思い、徹底的にダメ出しをしていきました。

それによって妻の面子は破壊され、スクラップアンドビルドで新たにライターとしてのそれが構築されていきました。

もともとライターでない人がその価値観をがんこに残したまま、何を加えても、ライターの価値観にはならないのです。

これは他の仕事でも言えることで、自分を守ることが大事で、他人から批判されるのが嫌な人は、たぶん起業や他業種の転職などは苦労すると思います。自分を変えることに「素直な人」の方が伸びると思います。

まあこういう妻孝行もあるでしょう


私は、世間的な妻孝行は全くといっていいほど行っていません。

でもまあ、学校生活に後悔を残していたので大学に進ませたり、書籍上梓の実績があるいっぱしのライターとしての道筋をサポートしたりと、人生の自己実現としては多少なりとも貢献できたかなという思いはあるんですけどね。

夫の立場にあるみなさんは、お連れ合いにどんな孝行されてますか。

妻は他人 変化の日々を夫婦で歩む
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コメント 13

Boss365

こんにちは。
「MacUser」買ってました(笑)CD-ROMが付いていて毎月楽しみでした。自画自賛ではなく凄い事です。具体性ある起業情報が勉強になります。妻孝行した充実感はないかな!?(=^・ェ・^=)
by Boss365 (2019-12-03 12:21) 

ようこくん

興味深く読ませていただきました。
奥様孝行は、家事や子育てを手伝うというのが一般的かもしれませんが、いっぷくさんは、奥様を社会人(しかも自分の実力で作り上げていく)を育て上げてこられたとても大きな功績だと思います。
起業において大切なことも勉強になりました。
by ようこくん (2019-12-03 12:41) 

ヨッシーパパ

妻の日があったとは、知りませんでした。
by ヨッシーパパ (2019-12-03 17:40) 

pn

料理くらいしかしてないなぁ(^_^;)
by pn (2019-12-03 20:33) 

skeptics

考えさせられますね
by skeptics (2019-12-03 21:35) 

なかちゃん

残念ながらほとんど出来ていません。
いつもいつもボクの方が素晴らしいプレゼントをもらってばかりだと思います。
ただ、今更ながら何をするのが妻孝行となるのかも分かりませんし、どうすればいいのやら・・・なんです。
ただ、その気だけはあるので、早く何かを見つけて一緒に笑い合いたいと思っています(^^;


by なかちゃん (2019-12-03 22:38) 

ナベちはる

妻…どころか彼女もいないですが、将来妻が出来たときはちゃんとやろうと思います。
by ナベちはる (2019-12-04 00:09) 

ヤマカゼ

多才、多忙な奥さんですね。
1人なので妻孝行はできないですね。
by ヤマカゼ (2019-12-04 06:59) 

Rinko

そこまで奥様のキャリアを構築・サポートなさったいっぷくさん、十分「妻孝行」ではないでしょうか^^
「自分の実力より20%上をクリアする」を参考にさせてもらいます!
by Rinko (2019-12-04 08:23) 

旅爺さん

昨日は妻の誕生日なので子供達と共に
プレゼント上げて祝ってあげましたよ。
by 旅爺さん (2019-12-04 08:43) 

扶侶夢

実践されたからこそ言える言葉には説得力と迫力があります。妻をプロデュースするなんて感心しました。
私なんぞは同業のライバル関係になってしまった事もありました…不甲斐ない。

>今までなかったスキルを叩き込むには、自分の既存の殻(価値観)を破るということです。
>もともとライターでない人がその価値観をがんこに残したまま、何を加えても、ライターの価値観にはならないのです。

たくさん価値ある言葉が散らばっていますけど、特に上記の言葉は肝に銘じたいと思いました。
by 扶侶夢 (2019-12-04 17:12) 

coco030705

ご夫婦というのは、常にどこかでお互いにささえあっているものなのでしょうね。
いっぷくさんのように、奥様の才能を開発して延ばしてあげる方は、最高の主人と言えると思います。でもいっぷくさんも奥様のお蔭で今がおありになるのでは。とてもいい関係のご夫婦でいらっしゃると思います。これからも仲良くなさってくださいませ。
by coco030705 (2019-12-04 21:51) 

そらへい

恥ずかしながら、妻の日があるとは知りませんでした。
しかも、凸版印刷が提唱したとは。
私も妻にはこれと言った孝行はしていません。妻をプロデュース、凄いです。私はどちらかというと妻にプロデュースされる側ですね(笑)

by そらへい (2019-12-06 21:52) 

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