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『SNSでアカウントを人気者に育てる基礎メソッド』必須と禁忌 [パソコン・ネット]

『SNSでアカウントを人気者に育てる基礎メソッド』必須と禁忌

『SNSでアカウントを人気者に育てる基礎メソッド』(小田周平著、Kindle)をAmazon kindle unlimitedで読みました。「初心者必見!SNSでやらないといけないことと絶対にやってはいけないこととは?」という副題がついた、TwitterやFacebookでの投稿の仕方についてまとめています。



先日、Facebookで嬉しい「いいね!」がありました。

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私が思春期の頃からファンであった、ザ・スリー・ディグリーズのバレリー・ホリデーさんが、私が投稿したコメントに「いいね!」をつけてくださったのです。

バレリー・ホリデイ
レコードジャケットより、右端の紺色のドレスがバレリー・ホリデーさん

芸能人は、ファンサービスで、コメントにはみんな「いいね!」をつけるのかなと思っていました。

見る限り、多くの人にはそうでしたが、なぜか私に対してだけは、ずっとつけてくださらなかったのです。

ではなぜ今回ついたかというと、たぶん、他の日本人ファンにならって、今までは日本語で投稿していたのを、今回は英語にしたからだと思います。

変な英語で誤解されてはと気を回しすぎたのですが、やはり英語圏の方には、相手にきちんと伝わるように、英語で伝えることがよかったのです。

ということで、今日はAmazon kindle unlimitedで読んだ、『SNSでアカウントを人気者に育てる基礎メソッド』という電子書籍をご紹介します。

タイトル通り、ツイッター、それとフェイスブックなどのアカウントが、多くのフォロワーを獲得するためには、どんな投稿が有効で、どんな投稿をしてはいけないか、ということを枚挙しています。

私の経験や意見も交えながらご紹介します。

SNSで大切なのは信用


最初に結論から述べてしまいますと、本書では、信用を得るに尽きるとして、そのためにはどうしたらいいか、ということをまとめています。
あなたが、信用できる、安心してフォローできる、そのように思ってもらう必要があるのです。インターネットを媒介していますが、その先には必ず人がいます。形が違っても人同士が出会う場であることには変わりません。

アカウントは専門性をもたせたほうが良い


投稿はひとつの分野に特化することで、「〇〇に詳しい△△さん」という信用が得られます。

そこで私は、ツイッターはジャンルごとにアカウントを分けています。

Facebookは、それぞれの分野のグループに参加すればよいので、とくに「〇〇の分野に特化しよう」と考える必要はないと思います。

たとえば、私は映画のグループや、洋楽のグループや、プロレス愛好家のグループなどに参加していますが、自ずとその関連の投稿になりますから、自分が興味を持ち、投稿できるグループを選べばよいのです。

別の表現をすれば、Facebookはグループに入ってこそ意味がある、ということだと思います。

ここで、経験からご忠告しておきたいのは、元同級生だの、ブログでの知り合いだのといった人々とのつながりを主な目的にしないことです。

「フォロワー」や「友達」増やしに、ついそうした属性に手を出しがちですし、旧友との再会ツールとして有効であることも否定はしませんが、そういう人ばかり増えてしまうと、その人達に配慮する気づかい投稿に忙しくなってしまい、さきほどの専門的な投稿がおろそかになってしまうのです。

投稿は最低毎日1つ以上


私は、ツイッターは複数アカウントを持っているため、残念ながらこれはできていません。

フォロワーを増やしたい場合は、1つどころか、1日に10ツイートを勧める人もいます。

Facebookは、グループごとに毎日1投稿できたら理想ですね。

ハッシュタグは必要だが多すぎないように


ハッシュタグというのは、キーワードやトピックを分類するためにつけるラベルで、「#〇〇」のように表記します。

SNSは、「ググる」ではなく「タグる」というのですが、キーワードで調べる時はハッシュタグをつけて検索することが多いのです。

どういうキーワードを探している人に読んでほしいのかを考えて、必要十分なハッシュタグをつけて投稿しましょう、という話です。

ご飯の画像より、ユーザーの欲求を


SNSでいまだに多い、飲食画像やお買い物画像を、本書は「お気に入りの芸能人でもない限り、誰も欲しがりません」(本書より)としています。

また、正論の見解を直球で投じてもだめだ、とアドバイスしています。

では何が良いのか。

既存の「いいね!」やリツイートがたくさんついている投稿は、「ユーザーが求めている情報」なので、「その情報をあなたがどう感じたか、何を学んだか、実践してどうだったか、その情報を更にグレードアップして」投稿しましょうと述べています。

要するに、飲食画像やお買い物画像も、使い方の問題だと思います。

ただ、ぽんと画像をおくのではなくて、そのうんちくや食材の関連情報、自分のこだわりといった視点を貫いて、オリジナリティのある記事に仕上げるのです。

拡散もバズも信用があるから起こせる


本書によると、SNSで数万人ものフォロワーを獲得している人のアカウントは、

1.芸能人や他のSNSなどで活躍している有名人著名人
2.人の役に立つ情報を一貫して提供している

この2つに大別できますが、私たちは「2」として、コツコツ信用を構築する投稿を積み重ねるしかない、といいます。

ここでいう「役に立つ情報」とは、知識や既存情報のシェアだけでなく、経験や自分の考えなどをわかりやすく述べることも含まれます。

いずれにしても、有名人と同じような日記投稿をしていたらだめだ、ということです。

世間は誰も、ありふれた庶民であるなあなたを、特別扱いして知りたいとは思ってくれません。

ですから、相手から「知りたい」と思ってもらえるような投稿をするということです。

まとめ


私は、このブログで何度か書きましたが、Facebookは元同級生探しと、リアルの知り合いの「友達」づくりから始めてしまったため、すぐに行き詰まり、長く苦手意識を抱いていました。

趣味や属性のバラバラな友達が増えることで、八方美人で無難な投稿しかできなくなり、身動きが取れなくなったことに嫌気が差したのです。

そこで得た結論は、「友だち増やしはやめる」。

そのかわり、自分の興味あるグループに参加し、徹底的に自分の意見や情報や共鳴などを表明し続ける。

その結果、なんとか複数のグループで、「グループ盛り上げ達人」になるところまで来ました。

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「グループ盛り上げ達人」というのは、投稿が多くの人から「いいね!」をもらうと認定されるものです。

小さなことですが、ブランディングの第一歩です。

とくにSNSが必要ではない、という方も、本書に書かれていることを実践するのは、セルフプロデュースの勉強になると思います。

ネットでのポピュラリティ獲得だけでなく、リアルでの人付き合いや営業・啓蒙活動のヒントになるかもしれません。

「5分ほどで読み終われる」(前書きより)本書を読まれることをお勧めします。

ネットで信用づくり、心がけてますか。

SNSでアカウントを人気者に育てる基礎メソッド
SNSでアカウントを人気者に育てる基礎メソッド
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なかちゃん

「その情報をあなたがどう感じたか、何を学んだか、実践してどうだったか、その情報を更にグレードアップして」投稿…という部分、勉強になります ^^
昔、とある方とブログで行き来していたのですが、その方は毎日記事を更新する方で、それはそれでいいのですが内容がまるで旅行のガイドブックみたいなものでした。その方がどう感じたとかがほとんどなかったので、その内行かなくなってしまいました。だってね、そんなん見たけりゃ行きたいところのガイドブックを買って読めばいいだけですからね(^^;

by なかちゃん (2019-11-23 10:23) 

扶侶夢

SNSを意識し始めたのは最近で、それまで目的も意図もなく勝手気ままに記していました。過去にはHPを戦術的に使っていたんですけどね…。
今回のいっぷくさんの記事は具体例もあってとてもためになりました。ネットでの信用づくり…もう少しは考えようと思います。
by 扶侶夢 (2019-11-23 12:32) 

ヨッシーパパ

禁忌の部分を意識します。
by ヨッシーパパ (2019-11-23 18:51) 

skeptics

これからのsnsは、語学力も必要ですね。
by skeptics (2019-11-23 19:58) 

pn

ブログやめちゃった人がフェイスブックは続けているので生存確認出来て助かって?ます。気が付けば本物のハンターさんと知り合えたのでフェイスブックってスゲーなと(笑)
by pn (2019-11-23 22:08) 

ナベちはる

信用が大切…SNSでもそうでなくても重要な、間違いないのないことですね。
by ナベちはる (2019-11-24 01:24) 

ヤマカゼ

余計な事かもしれまいですが、やはり戦後史の記憶にそこに忘れかけていた俳優さんたちを掘り起こしてくれる「いっぷくさん」ですかね。
ひきだしの多さに韓馥されます。
by ヤマカゼ (2019-11-24 07:17) 

kou

毎日更新、私には無理だな・・・。
いっぷくさんを尊敬します。
by kou (2019-11-24 09:03) 

そらへい

今の所発信は、ブログだけです。
フェイスブックは閲覧だけで、ほとんど活用出来ていません。
ツィッターは私には向かないと始めから手を付けていないのですが、世間では話題なので気にはなっています。
by そらへい (2019-11-24 21:38) 

犬眉母

SNS毎日投稿は大変ですけど、楽しいこともありそうですね。
by 犬眉母 (2019-11-25 01:08) 

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