ハートネットTV『12歳の息子へ~父が伝えたいこと~』(Eテレ)が、6月19日(水)の午後1時05分~午後1時35分に(再)放送されます。「できるできないじゃなくて、したいのかしたくないのか」という言葉が印象に残りました。
この番組は、2018年6月12日に放送されましたが、冒頭に記した通り、6月19日に再放送されます。
ネットには、先週水曜日に『NHKハートネット』からダイジェスト動画が投稿されました。
内容は、下半身に障害があり、車いすを使ってテニスなどパラスポーツを積極的に行っている12歳(当時)の塚原心太郎さんが、2017年3月に駒沢オリンピック競技場で行われた『全国パラ駅伝』の山梨県代表に、最年少でアンカーに抜擢された話です。
パラ駅伝というのは、障碍者が健常者と一緒にチームを組む、合計9名(伴走ランナー1名含む)の男女混合で、各チームが全長20.504㎞のコースを競います。
走る順番は、視覚障碍⇒健常者男性⇒車いす女性⇒健常者女性⇒肢体不自由(立位)⇒知的障害⇒聴覚障害⇒アンカーの車いす男性、とタスキを繋いでいきます。
パラリンピックには出場できない、
聴覚障害者や知的障害者も参加している のが特徴です。
さて、動画は、父親の圭司さんが、「障害者だからこそ1人で生きていくってことを前提に」、競技を通して「チームワークを取るためのコミュニケーションを学んでもらいたいなって」と思い送り出します。
大会は、自分のところでひとつ順位を上げてゴール。
17チームのランナー153人全員が完走したそうです。
塚原心太郎さん「結構責任があるから、タスキをつなげられたのがよかったです」
父親の圭司さん「『責任』っていう言葉が出てきて、少しおとなになったのかなって思います」
子が自立するのは順当で幸せなことなのに…
障害者の子どもを持った人でないと、なかなかわからないかもしれませんが、子どもが一人で生きていけるようになるかどうか、というのは、親は生涯のテーマとして考えなければならないことなのです。
ですから、今回のように、パラ駅伝参加も、物見遊山や老後の一つ話なんて気楽なものではなく、「子の自立」にどうつなげていくか、ということまで思いを及ばせるようになるのです。
友人に、子どもが独立していくのが寂しいだの、とっくに成人したお子さんがお盆休みに帰省して、駅まで送っていった帰りは夫婦とも虚脱状態だのという「悩み」を持つ人がいるのです。
まあ一時的な心境としてはわからなくはないですが
子が自立するのは順当な人生の道順
ですから、恵まれている環境だということは忘れないでほしいなと思います。
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したいのか したくないのか
それはともかく、私が動画を見て最も印象に残ったのは、2015年大会出場者に話を聞いて決意を新たにするシーンです。
「
高校の先生が“できる できないじゃなくて したいのか したくないのか”っていうことを言ってくれて(パラ駅伝に参加することにした)」
「だから
自分のやりたいことをやっていくといい方向に進んでいくなとは思う」
「できる できないじゃなくて したいのか したくないのか」
今の自分を見直し、そして過去の自分の生き様を振り返る意義のある言葉だと思います。
できるかできないか、という目先の計算、というより思い込みで、ベストとは言えない選択をしたことはなかったのか。
「したいのか したくないのか」という気持ちに、もっと正直に生きていたら、今とは違う人生があったかもしれない、なんて考えてしまいました。
みなさんは、「したいこと」に忠実な人生を送られていますか。
Yell sports 千葉 Vol.22
したいのかしたくないのか、障害のあるかたでなくても言える言葉ですね。
by ヤマカゼ (2019-06-17 05:54)
出来るとかでなくて、したいかしたくないかを行動の基準にするというのは結構大変なことだと思います。
でも、もしそうできたとしたらそれはスゴイことだと思いますね。
by なかちゃん (2019-06-17 06:09)
したくてもしない健常者だってたくさんいると思う。
したくてもしないってしたくても出来ないのとは違うよね絶対、傍から見て出来なさそうな事でも本人次第でやれなくはないんだよ。
by pn (2019-06-17 06:11)
おはよう御座います、\(^_^)/
最近障害者がいろんなスポーツにチャレンジしてるのを見ると、何もして無い爺は恥ずかしいようです。木の枝剪定頑張ります。
by 旅爺さん (2019-06-17 06:33)
「したくない」けどやらないといけない事もありますが・・・バランスを取りながら「したいこと」はやるようにしています^^
by Rinko (2019-06-17 07:41)
パラ駅伝「できるできないじゃなくてしたいのかしたくないのか」・・・素晴らしい言葉ですね。障害者の方々だけでなく、すべての人々に知っていただきたい言葉であり、考え方です。特に今のわたしなどはとても力を与えていただけます。
それにしても、「できるできない」と「したいしたくない」を見事に対比させておりますね。こうして並べていただくとその違いが明確になり、思わず(ハッ)としてしまいます。確かにやらなければできるか否かは分かりませんよね。ところが人間、つい常識や前例に囚われてしまう。それだけならまだしも、「やっている人」を揶揄したり、それだけでなく、足を引っ張る人もかなりおります。情けない話ですよね。生きている限り、「したいこと」を見つけ、「やってみる」人生を送り続けたいものです。そしてこの考えはご高齢の方々にもとても有効です。もちろん心身状態が「やってみる」ことを許さない場合もありますが、それぞれの心身状態に合わせた「やりたいこと」があるはずです。そうしたものを掘り起こし、できる範囲でチャレンジしていただくことも大切だと感じます。
・・・
>夢と現実がごっちゃになるのは仕方ないことで、やがてなおりました。
わたしの母の場合はやはり心臓バイパス手術直後に強く表れました。手術後は2日ほど目が覚めず、目が覚めた後も口に酸素チューブを入れているからすぐには喋ることができず、やっと喋れだしたと思ったら、過去と現在がかなりごっちゃになってしまう状態がしばらく続きました。なにせ全身麻酔での大手術ですし、執刀直前は意識不明に近い状態でしたし、そもそも突然の救急搬送でしたから、自分がどこで何をしているのか分からなくなっても致し方ないと思ったことです。手術、そしてICUを出るまでどのような夢を見ていたかは想像を絶するくらいで、麻酔から覚めるまでは、(自分を見ても誰だか分からなくなっていたらどうしよう)と心配しておりました。覚めた後に初めて会った時、すぐにわたしと分かった反応をした時はうれしかったです。
>規則正しい生活にしたらなおりました。
これは大切ですね。母は現在、ほとんど手術前の感覚を取り戻しておりますが、まだたまに自分の状態を「手術前と同じ」と勘違いをする時があります。一つのポイントは、「いつ外出できるようになるか」で、なにせ3月14日から、転院時に介護タクシーへ乗った以外は、まだ病院の外へ一度も出ておりません。現在は車椅子へも乗れないので気が早い話ですが、リハビリ時に療法士と外へ出られるようにならば、また全然違ってくるのではと思うところです。
安藤桃子の喋り方とか鼻息の荒さとかがどうも鬱陶しく感じるようになりました。奥田瑛二や安藤サクラは好きなんですけど(笑)。現実的には高知の一般人は安藤桃子が何をやっているかとか、興味のある人はそんなにいないと思います。想像ですが、高知で安藤桃子の取り巻きのような人たちができており、その人たちの雰囲気を高知全体の雰囲気と見誤っている可能性もあります。 RUKO
by 末尾ルコ(アルベール) (2019-06-17 10:52)
こんにちは!
今日は本当に空気が澄んで爽やかでした。
そんな陽気に誘われて三浦半島を半周して来ました。
by Take-Zee (2019-06-17 16:10)
したいか、したくないか・・・
本当にその通りだと、思います。
自分で決定した事は、どのような結果になろうとも、
受け入れられますから。
by eco (2019-06-17 17:04)