4月1日は年度初めです。1月1日は年のはじめですが、新たな気持で活動という点では、4月1日の方が気分的には「新しい年のスタート」です。私は、年度末に2つの変更を行い、新年度を迎えることになりました。
以前書いたように、私はまず
姓の読み方を変えました。
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戸籍をいじらずに「姓または名を変更」する方法
役所の届出も終わり、障害者サービスを受けるための新しい受給者証が新年度に間に合いました。
免許証や保険証は、カナ表記がないのでそのままですが、マイナンバーカード(通知カード)やキャッシュカード、クレジットカードはこれから変更になります。
公的な証明はマイナンバーカード(通知カード)なので、それが変更されてから各種手続きにうつります。
姓や名で悩んでいらっしゃる方 。
読みの変更をおすすめします。
戸籍に触らず、役所に電話一本で済む手続きですよ。理由も聞かれません。
姓は、誰かと養子縁組すれば変えられますが、戸籍が新しくなり、お子さんが旧戸籍に置き去りになりますから、お子さんのいらっしゃる方はちょっと手続きが面倒になります。
また、養親との関係にもよりますが、相続や扶養などの取り決めをきちんとしてからでないと、将来トラブルにつながりかねません。
私は、妻の伯母との養子縁組を最後まで悩みましたが、私も妻もまだ親がいるので、これ以上扶養(介護)するかもしれない人が増えるのはいかがなものかと思い、結局見送りました。
既婚者なら、形式的に離婚してから、結婚で姓を変えた方の人(主に妻側)が旧姓で新しい戸籍を作って再婚する方法もあります。
が、やはり子供が旧戸籍に置き去りになるのでその手続きが必要なのと、同じ人との離婚⇒再婚は、戸籍制度を弄んでいるとの悪印象を対外的に持たれ、それが将来禍根を残すかもしれないのでおすすめしません。
私の“改姓”は、古代の神話に出てくる神の読み方に倣ったもので、父の故郷(福島)にはその系列の神社もあるため、むしろ本来の読み方に戻したものかもしれないと自負しています。
文芸書もその仮名を当てて当該語句を使っている件がしばしば見受けられるので、いわゆる“キラキラネーム”呼ばわりも当たらないとおもいます。
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祭祀継承の話
もうひとつ、私としての大きな区切りですが、我が実家にあった過去帳を、親類に「返却」しました。
もともと、私の父は民法上の祭祀承継者にはあたらないうえに、若くして亡くなったのですが、亡くなって17年もたってから、父の姉が私の母に、過去帳を押し付けてきたのです。
「過去帳を押し付ける」というのは、要するに父の先祖の墓のある寺の檀家になってくれ、墓守をしてくれ、ということです。
母も自分が押し付けられることにさすがに不満があったらしく、檀家料を払わず正式には宙ぶらりんだったのですが、それ以後墓を巡るトラブルが発生して、年忌法要などは行っていた母や私がとばっちりを受けたため、これはもう私が墓じまいしようと思ったのですが、苦労させられた上に、墓じまいの責任も持たなければならないのかと考えたら腹が立ち、結論として、押し付けた人に返すことにしました。
残念ながら、
親の扶養(介護)と祭祀承継(先祖の墓守り)は押し付けた者勝ち、というのが今の日本の現状です。
兄弟や親戚の〇〇にやらせようと、裁判や調停・審判で解決を目指してもなかなかむずかしいようです。
民事裁判というのは、権利(利益)を求める訴えが合理的なものであるかどうかを裁くもので、「押し付けあい」はなじまない、ということになっているのです。
狡猾でしたたかな伯母は、母が「断れない、決められない」性格であることを見透かして、過去帳を押し付けたのです。
私の子は障害者ですから、祭祀承継はできません。
新元号が間もなく発表されますが、時代の区切りとされるなら、このときこそ、どうしても決着を付けたかったので、今は2つのことを済ませて、いよいよ出直し人生を進めようと気持ちを新たにしています。
新年度や新元号をめどに、これだけは変えたい、済ませたい、決着を付けたいということはありますか 。
それは予定通り進んでいますか。
婚姻改姓・夫婦同姓のおとし穴
裁判例からみた 祭祀承継の審判・訴訟の実務
新年度に新元号、気持ちよくスタートを切りたいです。
by ナベちはる (2019-04-01 02:03)
目標とか達成度は、確かに年の区切りで
判断するのがいいかもしれませんね。
by 犬眉母 (2019-04-01 02:13)
4月1日は年度初め、そして新元号に向けて決着を付けたいことは?・・・わたしは「新年度以前に」と思っていたことがずべて新年度へまたいでしまうという情けない状況です。もちろん今の一番の望みは母の回復なのですが、回復しつつはありますけれど、鼻の酸素チューブがまだ取れないとか、やはり体力回復は簡単ではないとか、課題も山積みです。まあこれは焦ってはいけませんから、じっくり腰を据えて取り組んでいきます。
自分として情けないのは、3月中に腰痛を含め、体力改善を志しておりましたが、ちょっとはましになった程度でほとんど変わってません。空いた時間にエクササイズをちょこちょこやってますが、それだけでは足りないようです。どうにも脆弱な体質を抜本的に変えたいのですが。
そしてやはり経済的問題です。母の医療府も今後いろいろ重なるでしょうし、こちらも抜本的な一手が必要だと、少なくとも今週中には何らかの動きをせねばと考えております。
・・・
>命や人生に関わることを軽視されたようで
本当にそうですよね。まあ押し逃げの方の一部はどのブログであっても記事を読まずに押している人もおりますでしょうし、読んだにしても、「深刻な内容が苦手」という人もいると思います。あまり書くとあれですが、わたしは数年前から訪問するブログも少なくしてますので(So-net外からの訪問が欲しいですので)、訪問してくださるSo-netユーザーさんもさほど多くないですが、そんな中でも(きっとぜんぜん読んでないのだろうな)という方、少なからずいらっしゃいます。ま、niceボタンのあるSo-net独特の押し逃げ文化というのは厳として存在しますね。
>含むところ
前記しましたようにわたしはSo-netブログの訪問先を数年前からかなり限っておりますのでさほど感じないのですが、それでも(わたしに対して含むところあり)という反応はけっこうあります。いつも来てくださってたのに、急にぜんぜん来なくなるとか。記事のどれかが気に入らなかったのでしょうが、正直なところ、(多少の意見の違いでこんなものかなあ。心が狭いなあ)とは感じます。わたしであれば、ブログ間の交流のみであっても、(人間的な交流ができているかな)と感じる方であれば、少々の意見の違いは気にならないのですが、きっと細かなことにこだわりまくる人が世の中多いのでしょうね。どんなに仲良くても、「完全に同じ意見」なんて人はいないのに困ったことです。わたしの場合、写真も絵もなく、まったく整理もされてない(したい気持ちはあるのですが 笑)不親切なブログですので、こちらから訪問してもスルーされるなんてことはしょっちゅうでした。今では「こちらから」はやっておりませんが。
個々の方の心情については想像するより他はありませんが、いっぷく様に対しては、そのお強さや明晰なご筆致などへのある種の嫉妬心を抱く方がいるのかもしれないなと思います。わたしにとっては、いっぷく様のそうしたお強さ(もちろん「人間の弱さ」も理解しておられる上での、ですが)、明晰なご筆致に限りなく敬意を抱いておりますが、ある種従来の日本的メンタリティを持ってらっしゃる方にとってはつい嫉妬のような感情を持ってしまうのではなかろうかと、上手く表現できているかは分かりませんが、そのように感じます。しかし反面、わたしのようにいっぷく様のお記事、お人柄に勇気をいただいている人間の方が遥かに多く存在するというのも間違いないと思います。 RUKO
by 末尾ルコ(アルベール) (2019-04-01 02:59)
まだこれから決まるのですね。
by ヤマカゼ (2019-04-01 06:08)
あまり区切りとか考えて無かったな(^_^;)
いかんダラダラと生きてるな俺。
by pn (2019-04-01 06:19)
姓や名を変えた人は何人か知ってますが苦労したのかな?。
奥さん方の姓にした人も居ましたがこれは楽かな?。
by 旅爺さん (2019-04-01 06:25)
いっぷくさんやご家族の新たなスタートですね。
この4月から始まるもの・・・やはり娘たちのことが多いですねー^^; 変化に富んだ4月のスタートになりそうです。
by Rinko (2019-04-01 08:19)
私も周囲もまだそのような事態にはありませんが、将来の為に勉強になります♪
「親の扶養(介護)と祭祀承継(先祖の墓守り)は押し付けた者勝ち」⇒テレビで、親の扶養(介護)をしたからといって、遺産の分け前は別の問題とやっていて、そんなことで良いのかと思った覚えがあります。
by えくりぷす (2019-04-01 11:09)
こんにちは!
新元号は”令和”になったそうです!
by Take-Zee (2019-04-01 14:47)
祖父母の頃からある、ど田舎の田畑が売るに売れずに、困っています。
by ヨッシーパパ (2019-04-01 19:04)
元号が変わると色々と手続きが大変ですねぇ〜。
by 沖田 翼 (2019-04-01 21:08)