パルスオキシメーター(オキシマン)セルフで測定医療用計測機器 [健康]
パルスオキシメーター(オキシマン)を購入しました。指にはさむことで、内側にあるセンサーのLEDが光を爪に当て、動脈血酸素飽和度(%SpO2)、脈拍数(PRbpm)、PI値(血流の指数)などをセルフでで測定できる医療用計測機器です。
健康管理の“四種の神器”
みなさんのご家庭には、日常のコンディションを把握する医療計測機器はどれくらいありますか。
体温計、体重計、血圧計。
これを“三種の神器”とすると、今日は新たに四種目に入れてもいいのではないかという機器です。
パルスオキシメーター(pulse oximeter)。
日本語の漢字で表すと、血中酸素濃度計です。
体内を順調に酸素が行き渡っているか、動脈(心臓から全身に運ばれる血液)に含まれる酸素(O2)の飽和度、心拍数(脈拍)、血流などを調べる機器です。
入院経験者、とくに呼吸不全にかかわる疾患をお持ちの方はご存知でしょう。
より重症の方は、ベッドの前にそれらを表示する機械がデンと置かれて、数字がまずくなるとピコンピコンと面会者の胸を抉るような非常な警告音が出ますが、家庭で指先につけるだけでそれらが調べられるありがたい機械です。
人間は、肺で酸素を取り込み、赤血球のヘモグロビンで全身にその酸素を届けます。
指に挟むだけの地味な機器ですが、挟んだ内面に受光部センサーがあり、拍動する動脈の血流を検知。
光の吸収値から血液の状態を計算し表示するのです。
血液を採取するわけではないので、医療器具ですが一般家庭でも取り扱いが許されています。
もちろん、測定値の考察は、主治医やかかりつけ医の指示のもとに利用すべきものであることは当然ですが。
酸素濃度維持は生命に不可欠
洗濯ばさみの親玉のように見えますが、調べていることは重要です。
酸素飽和度(SpO2)が悪い人は深刻です。
呼吸不全に陥る方は、本当に突然の場合もありますが、実は前からこの数字が怪しいという場合も少なくありません。
具体的な数値では、普通は96~99(%)ぐらいが出ます。
もし、90を切ったら医学的に呼吸不全に陥っている可能性があるため、要加療(場合によっては緊急)です。
一方、世の中には、感覚として“息苦しい”だけで、数値上酸素は行き渡っているのに、慌てて救急車を呼んだり、病院にやたらと行ったりする人もいます。
やれ、医療費がパンクするだの、救急車をタクシー代わりに使うだのといわれている昨今、本当にそれらが必要な人が迷惑します。
そうならないよう、必要十分な医療を受けるには、自分の日常的なコンディションとその変化を把握しておくことです。
そこで、体重や血圧だけでなく、このパルスオキシメーターで、今健康な人も含めてみんなが血流の状態も知っておきましょう、ということです。
機能
パルスオキシメーターは、動脈血酸素飽和度(%SpO2)、脈拍数(PRbpm)、さらにボタンの長押しでPI値(血流の指数)の数値を表示します。
有機ELディスプレイを使用しているので、夜突然の呼吸困難でもすぐに計測し、暗所でもクッキリ数字を認識できるのがいいところです。
パルスオキシメーターの形状は長方形ですが、ディスプレイは縦でも横でも測定値を確認しやすいマルチアングル機能です。
電源は単4型アルカリ乾電池2本で場所もとらないので、バックにかさばらず収納できますから、屋外や旅行先でも携行して使用できます。
動脈血酸素飽和度(%SpO2)だけでなく、心拍数(脈拍=PRbpm)も合わせて表示されるのは、動脈血酸素飽和度が低くて体内に酸素が十分に行き渡っていないことが心拍数を高めることがあり、要するに因果関係をともなった連携をしているからでしょう。
余談ですが、心拍数と脈拍は厳密には対象が違います。
心拍数は心臓が1分間に打つ回数、脈拍は体の各部の血管が1分間に拍動する回数を示します。
心拍数は本来イコール脈拍になるはずですが、不整脈などに陥ると双方の数字は違ってきます。
健康な今だからこそ指に数秒
今は何とも無いと、不老長寿のつもりでも、人間はいつ何があるかわかりません。
そうなってから慌てる前に、日頃から健康管理の一環として、パルスオキシメーター毎朝指に数秒だけはさんでみませんか。
パルスオキシメータ オキシマン ISO準拠 S-114
dretec(ドリテック) パルスオキシメーター 酸素濃度計 【見やすい反転液晶】 医療用 看護 家庭用 介護 国内検査済 一年保証 医療器認証取得済
- 出版社/メーカー: dretec(ドリテック)
- メディア:
パルスオキシメーター(オキシマン)セルフで測定医療用計測機器・・・たまたまなのですが、わたしも今夜アップの記事で「救急車タクシー化」問題について取り上げております。このところ昼夜問わずしょっちゅう病院に出入りしておりますので、いろいろ現実を見てしまいます。確かに(これは酷い)という救急車利用者がおりますね。
パルスオキシメーターのような機器が家庭にあったらと、これは確かに思いますね。どおうしても血圧や体温が真っ先に気になりますが、人間の身体コンディションを示す指標は他にもいろいろありますからね。ただ、一般の人たちに浸透させるには、動脈血酸素飽和度、PI値の意味をよく理解させる啓蒙も必要ですね。ちょっと難しい理科の用語みたいですよね。
>人生で一番大事な時期
いっぷく様の人生のご苦労を思えば、今のわたしの心の弱さが本当に歯痒くなります。「母の健康を守る」「母の人生をより豊かにする」を自らの人生そのものの大きなテーマとしてきて、そうですね、少なくとも15年以上は経っているかと思います。自分なりによくできていた部分も多くあるとは思うのですが、肝心の「健康を守る」という部分でこのようなことになってしまうとは。もちろん(急に体調を崩すこともあるかもしれない)とはいつも考えていましたが、同時に(まあ、今の状態ならそんな可能性は低いだろう)と甘く考える自分もおりました。なんだかんだ言って、甘いのです、わたしは。
本日も面会へ行っておりましたが、なかなか「日を追って回復」というわけにはいきません。ただ、そもそもあれほど激しい心臓の発作が起こり、(そのまま)という可能性も十分あったのですから、「命を拾えている」と現状を捉え、自分を、そして何よりも母を力づけなければと考えます。
>その時点では医師もわからないから用心したい
そうですよね。医師も看護士も前例のデータは持っていても、目の前にいる患者は初めて看るわけですからね。しかしわたしにとって母はこの世界で一人ですから、ついいろいろ尋ねてしまいます。スタッフの不快にならないように気をつけながら尋ねる必要は感じており、なかなか難しいところではあります。
>愛憎半ばの複雑な思い
わたしは父に対してそうした思いを持っておりまして、いまだ父が入院していた時期の対応が冷たかったのではないかと、しかしあの時の感情ではあれくらいが精一杯だったのではないかとか、いろいろ複雑な気持ちが残っております。もっとも父の時は病院側から、「これは命に関わるような病気じゃない」と繰り返し言われてましたから、病室訪問もまだ小学校教師現役だった母に任せっきりでした。思えば母にはとても辛い思いをその頃はさせていました。こうして書いていてまた思い出したのですが、母は確か50代くらいの時にかなり思い狭心症と診断されたことがありますが、その時父は無責任にも極めて怪し気な民間療法を母に勧めていたことがあったんです。そうした態度は正直許し難かったのですね。 RUKO
by 末尾ルコ(アルベール) (2019-03-22 02:41)
見た事ない機械です。世の中進んでますね。
by ヤマカゼ (2019-03-22 06:09)
あら手頃な値段♪
by pn (2019-03-22 07:24)
自分が高血圧なので家には血圧しかありません。
パルスオキシメーターはたまに仕事で使ってましたが、90を下回る時は指を暖めると数値が上がるので、正確性にちょっと疑問を持ってました。
by kou (2019-03-22 08:37)
パルスオキシメーターには、週に3回お世話になっています。リハビリのためのディサービス、訪問リハビリの開始時と。
私の場合、数値は毎回同じだから、あまり必要性を感じていないのですけれど。。
by hana2019 (2019-03-22 11:37)
こんにちは!
色んなグッズがあるんですね!
by Take-Zee (2019-03-22 17:56)
簡単便利な機械ですよね(^^)vこれで、聴診器があれば、介護グッズは完璧です(^^)v
by さうざんバー (2019-03-22 18:15)
毎日、ヘルスメーターと血圧計を使用しています。
by ヨッシーパパ (2019-03-22 18:50)
心拍数などは、今流行のスマートウォッチでも
見られますがあくまで目安程度で
信頼性は疑問ですね。
by そらへい (2019-03-22 20:57)
数字で一目で判る上に、使いやすい。これからたくさんお世話になりそうですね。
by ナベちはる (2019-03-23 00:44)
私も呼吸器が悪いので、これを持っています。
階段などを酸素なしで昇るとメーターが90を割り込み
ピーピーと警戒音が鳴り出します。
平常ですと94~96の範囲、酸素を吸入すると98になります。
私の必需品の一つです。
by 風の友 (2019-03-29 00:17)