今日は15日ということで中華の日です。先日は『ちゃんぽん』をご紹介したのですが、中華料理かどうかといことでは意見が分かれるメニューですので、今日は鯛ラーメン第2弾として、横浜家系ラーメン希家の豚骨鯛ラーメンをご紹介します。
横浜家系ラーメンとはなんだ
横浜家系ラーメンとはなんだ、というのは、このブログで何度か書かせていただいたことがあるのですが、改めて簡単にまとめると、鶏ガラ醤油の東京ラーメン仕立てと、博多豚骨ラーメン仕立てをあわせた『醤油とんこつ』スープを、中太麺、ほうれん草、焼豚、ノリ3枚でレイアウトするラーメンのことです。
「家系」というのは、味噌ラーメンや醤油ラーメンのような、スープのジャンル名ではなく、元祖の家系総本山
吉村家を筆頭に、暖簾分け店、インスパイア店など提供する店が「〇〇家」という屋号なので、『家系』と呼ばれるようになったのです。
……というおさらいをしたのは、要するに横浜家系ラーメンというのは、
豚骨醤油味なのだ、ということを言いたかったためです。
元祖の吉村家が商標をとっていないため、横浜家系ラーメンは大きく分けると、次の3派ができました。
1.吉村家からの独立、その系譜
2.吉村家と関係のあった店からの系譜や派生(本牧家・六角家系譜など)
3.インスパイア店
過去に「1」のお店として、泉谷しげるの娘さん夫妻の店である『いずみ家』をご紹介したことがあります。
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いずみ家(大田区東馬込)の醤油とんこつラーメン
ただ、その中で実はいちばん元気があるのが「3」のインスパイア店(簡単に言えばマネッコ店)なのです。
インスパイア店によっては、豚骨の味ばかり強くて、下処理をきちんとした吉村家の醤油とんこつとは遠く及ばないクォリティのもあるのですが、一方で吉村家では味わえない、塩とんこつや味噌豚骨など応用メニューも次々生まれています。
たとえば、今回の横浜家系ラーメン希家(池上店)では、鯛だしや、塩だしに、げんこつ(豚骨の膝関節部分)でコクをつけたスープをあわせた、半清湯系(白濁と清湯の中間ぐらい)メニューも提供されています。
横浜家系らーめん希家池上店は以前、オーソドックスな家系ラーメンをいただきました。
⇒
横浜家系ラーメン希家池上店、小坂明子の『あなた』は今どこに
インスパイア系の壱六家とその系列は「壱系」と呼ばれますが、横浜家系らーめん希家池上店も、その流れを組んでいるではないかと思われます。
というのも、壱系は終日ご飯無料食べ放題のため、若い人に人気があるのですが、やはり横浜家系らーめん希家池上店もそうなのです。
ワンタンメン
横浜家系らーめん希家池上店のワンタンメンです。
塩とんこつのスープに、油の浮き方から鶏ガラも使っています。
てるてる坊主のような大きなワンタンが5つはいっています。
中は炒飯につかう海老とひき肉の団子です。道理で大きいと思いました。
ワンタンメンというのは、小麦粉でできており、中華麺と同じ材料です。
なぜわざわざ同じものを入れるのか。
即席ラーメンの『ワンタンメン』を発売しているエースコックの公式サイトによると、めんの“つるつる”感ともやしの“シャキシャキ”感という食感の違いがおいしさを生み出すということに気づき、幅広いめんと細いめんによる食感の違いを出そうと、幅の広いワンタンの入ったラーメンを開発することになったといいます。
横浜家系らーめん希家池上店のワンタンは「幅の広いワンタン」ではないのですが、確かに食感は違い、麺とは異なる立派な具材です。
めんの“つるつる”感と、ワンタンのモチモチ感は、お互いの食感の個性を引き立てあっています。
ワンタンメンはお好きですか?
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鯛塩ラーメン
横浜家系らーめん希家池上店の鯛塩ラーメンです。
鯛の出汁でコクがあります。
ただ、スープに負けないような「返し(タレ)」を意識しているようで、お好みによっては、少し鯛の味が強く感じられるかもしれません。
豚骨ラーメンは好き嫌いが別れますが、下処理をきちんと行って臭みを取り、タレとのバランスが取れていれば、美味しいラーメンに仕上がります。
もとより、豚骨という名ではなく「ポークエキス」としてなら、ほとんどのインスタントラーメンには入っているものです。
魚系と鶏ガラだけのスープではちょっと物足りないなと感じる方には、おすすめします。
アイランド食品 箱入横浜ラーメン吉村家3食入 630g
横浜家系ラーメン希家の塩とんこつワンタンメンと鯛塩ラーメン・・・昨日は母の突然の激しい症状で、お記事へのコメントができませんでした。現在も母はICUで酸素マスクをしておりますが、苦痛はまったくなく、喋りなどはまったく普通です。本日朝から薬が出るようですが、いつまで酸素マスクか、食事はいつからできるのか、などが当面の課題です。もちろんどんな患者でも、容体が急変する可能性は考慮に入れておかねばなりませんが。
昨日あたりから高知でも寒が戻ってきた感じで、今もけっこう寒いです。この時期にラーメン、いいですね。横浜家系ラーメンのご説明、ありがとうございます。どちらかと言えばカップ麺の方に詳しいわたしですが、家系ラーメンについても理解が深まってきた気がいたします。
>ノリ3枚でレイアウト
さほどラーメン屋を回った経験はないのですが、子どもの頃から高知では海苔をラーメンに載せているのをあまり見た記憶がないです。そういう習慣の文化があまりないのかもしれません。
ワンタンメンは以前にも書かせていただいたかと思いますが、本物を食べた記憶がないのです。「ワンタン=エースコック」なのですね(笑)、わたしの場合は。エースコックのワンタンはスープが美味しいですよね。しかしお写真を拝見すると、本物はやはり違いますね。
>めんの“つるつる”感ともやしの“シャキシャキ”感
あ~、なるほどです。もやしって栄養価はさほどでもないのですが、確かにあのシャキシャキ感と瑞々しさは特別ですね。しかも安いので、わたしもよく使います。
>鯛塩ラーメン
鯛の味のラーメンというのはまったく食べたことありません。とても興味があります。見つけたら、ぜひ食べてみたいです。
>特別にスーパーカップの紅茶クッキー
これも美味しいですよね。今は行きつけのスーパー店頭で見なくなったですが、販売していた頃は週に2回くらい食べておりました。スーパーカップもコンビニでは140~150円しますからね。馬鹿馬鹿しいですよね。
>森永のチョコモナカジャンボ
これも美味しいですよね!確かアイスミルクだったと思いますが、こってりし過ぎてなくて、しかもチョコの部分に十分なパリパリ感とコクがあります。このアイスも行きつけのスーパーでは、80~90円で売っております。
以前ラクトアイス・アイスミルク・アイスクリームの違いを調べていた時に、あたかもラクトアイスを害悪の塊のようにディスっていたサイトがありましたが、とても食物ファナティシズムの一種だったのだと思います。いっぷく様もいつもおっしゃっておられるように、リスクというものは世界総体・人生総体で捉えるべきなのに、人様が美味しく食べているものを殊更取り上げて「公害を食べてるのと同じ」のように吠えまくるのは悪趣味ですよね。 RUKO
by 末尾ルコ(アルベール) (2019-03-15 03:02)
こちらの鯛塩ラーメンもクリアーで澄んだスープですね。
by ヤマカゼ (2019-03-15 06:18)
ワンタンメン好きです!
ゲキ麺でしたっけ?カップ麺、子供の頃大好きで大好きで♪
by pn (2019-03-15 07:23)
ワンタン麺って本場中国ではないメニューなんでしょうか。
ワンタン、美味しいですよね^^
by Rinko (2019-03-15 08:37)
ワンタンメンはお店でも即席でも食べませんが、マルちゃんのワンタンスープは大好きです。
by tsun (2019-03-15 09:59)
こんにちは!
当地横須賀にもJR駅前付近の16号線沿いに
”次郎系”とかいうラーメン屋がオープンしましたが
駐車場が無いせいかあまりお客さんを見ません。
by Take-Zee (2019-03-15 16:16)
朝ドラを毎日見ているので、ラーメンが食べたくなります。^_^
by ヨッシーパパ (2019-03-15 18:49)
ワンタンメンの写真を拝見すると、麺が細いですね。
ワンタンメン好きです。ワンタンスープも好きです♪
by えくりぷす (2019-03-15 19:26)
とんこつはクセがあったので、あんまり好きでは無かったですが、千葉の横浜家系のお店で食べてから、とんこつが食べれるようになりました(^^;)
by さうざんバー (2019-03-15 19:49)
マネ家系もクォリティ保持と独自性に頑張ってはいるのでしょうが、違う名前で出店したら客の出足も相当違うでしょうから、基本マネ系は嫌いです。自分は絶対入りません。顧客吸引力のある看板/商標を姑息に使うのは好きではありません。
by 足立sunny (2019-03-15 20:00)
ワンタン麺は、大好きです。お店でいただくのも好きですし、エースコックのも大好きです。
やっぱり食感の違いが美味しいのだと思います。
by なかちゃん (2019-03-15 20:43)
ワンタンメン大好きです。特に海老ワンタンが
by mau (2019-03-15 21:30)
ワンタンメン、もはやエースコックの代名詞的な存在だと言えるような気もします。
by ナベちはる (2019-03-16 00:52)
ワンタンメンにも、醤油と塩がありますね。
エースコックは塩でしたね。
by 犬眉母 (2019-03-16 02:34)