濃厚タンメン三男坊、羽根つき餃子に続く蒲田発祥の名物になるか [大田区散歩]
濃厚タンメン三男坊(大田区西蒲田)というお店に行ってきました。「タンメン」でありながら濃厚スープであること、ラーメン二郎風の山盛り野菜であることなどを特徴とする、蒲田発の「新しいタンメン」であることを標榜しています。
蒲田は、JR東海道線(京浜東北線)東京南端の駅です。
中国からの引き上げ者である八木功さんが売り出した、羽根付き餃子の発祥の地(店名『ニーハオ』)と言われています。
八木功さんの親族も、金春(コンパル)や歓迎(ホアンヨン)といった中華料理店を開いていますが、その金春の向かいに昨年できたのが、『濃厚タンメン三男坊』というお店です。
はて、本来タンメンというのは、鶏ガラのあっさりスープに炒めた具材を中華麺とともに盛り付けたもので、「濃厚」とは正反対のはず。
まあ肉や野菜をスープで煮込んだ蒙古タンメンというのもありますから、濃厚タンメンがあってもよいのかな、と思い、とにかく行ってみることに。
結論から書きますと、家系ラーメンにさらにコクを深めた白濁スープに、ラーメン二郎のインスパイア系である野郎ラーメンなどが採用している中太麺、そしてちゃんぽん並みの多彩な400グラムの具材をラーメン二郎風に乗せた、全く新しい「タンメン」でした。
ラーメン二郎風の「タンメン」
論より証拠ということで、これが画像です。
濃厚タンメン三男坊が標榜する特徴を、看板から引用しますと
豚骨ベースの濃厚スープ
約400グラムのヘルシー野菜(成人が1日に必要な量は350グラムだそうです)
げんこつサイズのがっつり唐揚げ
特製中太手揉み麺
です。
ラーメン二郎風の野菜のせ。
ただし、ラーメン二郎はもやしですが、濃厚タンメン三男坊は、もやし、にんじん、キャベツ、きくらげ、コーン、豚肉、ゲソ、かまぼこ、など具だくさん。
それらが塩コショウで炒められており、具材はちゃんぽんとほぼ同じ構成です。
「ちゃんぽん」ではなく「タンメン」なのは、麺と具材を一緒に煮込まずに、別々に作って盛り付けているからでしょう。
これが白濁スープです。
麺が中太麺で平べったいのは、表面積を広くして、スープに絡ませる意図があるのだと思います。
看板に書かれている「唐揚げ」というのはサイドメニューで、濃厚タンメンと唐揚げのセットで「タンカラ」というそうです。
私は鳥の皮が実は苦手で、唐揚げも成形したチキンナゲットならともかく、ぶつ切りの唐揚げはあまりいただく機会がないのですが、濃厚タンメン三男坊の唐揚げは、濃いめの味付けがなされており、肉も柔らかく、にんにくは使われておらず、餃子に置き換わる新しいサイドメニューとして人気がでるかもしれません。
濃厚タンメン三男坊のルーツ
「三男坊」という屋号の由来がわからなかったのですが、運営会社がスマイルキューブという会社で、そこは渋谷区広尾で『広尾のお肉屋 けいすけ 三男坊』、茅場町で『ラーメン一刀屋』を開いています。
この『ラーメン一刀屋』が蒲田にもあったのですが、僅か半年で閉店しまして、装いも新たに登場したのが、今回の濃厚タンメン三男坊なのです。
壱系のスープを改良か
蒲田は閉店しましたが、今も茅場町にある『ラーメン一刀屋』というのは、ジャンルで言うと家系の壱系です。
家系ラーメンというのは、吉村家というラーメン屋さんを元祖とする、豚骨醤油に海苔とチャーシューとほうれん草をのせたラーメンです。
壱系というのは、家系の体裁をとりながらも、吉村家より濃厚なスープを作ろうと研究してオープン。壱六家が発祥とされている系列です。
家系ラーメンは、豚骨の味が濃すぎるからと好き嫌いが分かれるのですが、おそらくイメージ的にそれは壱系のことを指しているのではないかと思います。
ちなみにこのブログでは、吉村家系の『いずみ家』、壱系の『希家』どちらも行っています。
これは『いずみ家』
これは『希家』
今回の濃厚タンメンは、『ラーメン一刀屋』のスープに改良が加えられたもののようですが、鶏ガラも加えられ、また下処理もきちんと行われているようで、豚骨独特の臭みのようなものは全く感じませんでした。
さて、白濁スープとちゃんぽん具材のラーメン二郎風タンメン、これから広がりを見せるかどうか、注目したいと思います。
個人的には、リピートはあるとおもいます。野菜もたくさん摂れますから。
ぴあ蒲田大森食本 (ぴあMOOK) -
濃厚タンメン三男坊、羽根つき餃子に続く蒲田発祥の名物になるか・・・、高知は来週の後半くらいから本格的な冬の気温になりそうだという予報が出ています。暖房代を軽くするために、特に冬は来てほしくないのですが、致し方ありません。そろそろ覚悟を決めたいと思います(笑)。そして寒さも本格的となりつつあると、本格的にラーメンなどの出番となってきますね。
『濃厚タンメン三男坊』は妙にシンプルな看板が目を引きますね。デザインも字体もシンプルなところが、逆に他の凝った看板よりも目立つ効果をあげています。そして「カラアゲ」と「山盛野菜」という、これまたシンプル極まりない言葉が食欲をそそってくれます。ただ、約400グラムの野菜はとても有難いですが、「げんこつサイズの唐揚げ」って、大き過ぎないだろうかという懸念は少しあります。「げんこつ」といっても、子どものげんこつちアンドレ・ザ・ジャイアントのげんこつではずいぶん大きさが違いますから(笑)。でもお写真を拝見した限りでは、懸念するほどの大きさではないようです。有村架純のげんこつほどもないように見えます(笑)。
ラーメンの種類やお味を厳密に語り分けるだけのラーメン経験はないわたしですが、野菜が多く摂れるのは中華屋さんの大きなメリットですね。特に『濃厚タンメン三男坊』くらい摂れれば、言うなしだと思います。
>リック・フレアーとのNWA戦
あの試合はいろいろ物議を醸しましたね。またチェックしてみたくなってきました。確かにこのあたりの時期からわたしも、(え?NWAってどうなってるの??)と、プロレス誌をあまり読まなくなっていたこともあり、まったく意味不明状態でした。新日本もそうですが、WWEの情報をたまにチェックしても、よく分からないタイトルがいろいろあって、ファンたちはそうした試合によく感情をのせられるものだなと感じます。
年末のRIZINもまたフジテレビが放送するようですが、わたしがRIZINをよく批判するのも、「提供しているファイターや試合クオリティにまったく見合わない興行規模、入場料」だからです。RIZINくらいの興行を小さなホールで、内容に見合った価格で提供しているのならまだしも、さいたまスーパーアリーナで、PRIDE時代と同規模のものと見せかけて、その内実は曙だのボブ・サップだの大砂嵐だの、あるいはあるいとうの昔に結論が出ているはずの、異種格闘技戦だのの内容で興行しているのがどうにも許し難いと言いますか。それを少なからぬ「格闘技ファン」が、「日本でプロの格闘技を定着させるためには、イロモノ試合もやむを得ず」とか言って、観てますから。かつてのK1もボビー・オロゴンだののイロモノカードを出しながら自壊して行った歴史に何ら学んでないのだなという気がします。プロレスにしても、格闘技にしても、そして芸能にしても、「優し過ぎるファン・盲目的ファン」はジャンルのレベルを落としてしまいますよね。
迷惑メールや迷惑電話は、母が見たり聞いたりすると困ります。何度も教えたのに携帯のメール操作さえ覚えなかった超ローテクの母ですから、そうしたものを即座に「インチキ」と判断することが難しいのです。以前にも書かせていただいたかもしれませんが、ずいぶん前に読売新聞の営業に数人がかりで訪ねられ、わけもなからないままサインさせられたこともありました。わたしが代理店へ怒鳴り込んで(電話で 笑)クーリングオフさせましたが、本当に悪質です。だから高齢者の一人住まいはいろいろな意味で危険極まりないですよね。 RUKO
by 末尾ルコ(アルベール) (2018-12-01 03:50)
うん、この具は良いですねー。二郎系のもやし山盛りはどうも好きになれなくて(^_^;)
by pn (2018-12-01 06:16)
二郎はそれほど興味がないのですがこのラーメンは食べてみたいです。
でも唐揚げは大好きですが組み合わせとしては要らないかなです。
by こんちゃん (2018-12-01 07:48)
これは食べ応えのあるタンメンですね。
僕ならこれだけでもうお腹いっぱいになりそう(;^ω^)
by ピストン (2018-12-01 11:56)
こんにちは!
野菜たっぷりは嬉しいですが、麺に
たどり着くころには時間がかかって
しまいます。
by Take-Zee (2018-12-01 14:18)
ちゃんぽんとタンメンの違いが分かりました。
また一軒いってみたいお店ふえました。
by ヤマカゼ (2018-12-01 16:36)
具だくさんのタンメン、おいしそう^^
by アールグレイ (2018-12-01 22:25)
たくさんの野菜が乗ったタンメンは「1日に必要な摂取量」以上あってヘルシーな感じがしますが、いざそれを見るとやはり多い気がして、食べる気が下がりますね…
by ナベちはる (2018-12-02 00:36)
「家系」のノウハウが新しい味を生み出して
広がりを見せるといいですね。
by 犬眉母 (2018-12-02 01:59)
タンメン&唐揚げ美味しそう~
関西にも進出してくれないかな・・・
by yamatonosuke (2018-12-03 01:01)
ラーメン二郎風のタンメン
いろいろ具材ものっていて
とても美味しそうですねえ(*´∇`*)
by たじまーる (2018-12-03 07:15)