毎月15日は中華の日だそうです。ご存知でしたか。全国中華料理生活衛生同業組合連合会が、特許庁に「毎月15日は中華の日」を商標登録したそうです。そこで今日は、16日にBS11で放送予定の『喜劇駅前飯店』(1962年、東京映画/東宝)をご紹介します。(画像はDVD『喜劇駅前飯店』より)
「中華の日」の目的は、全国規模で中華料理の普及を目指すと共に、全国の組合員の結束を強める事を目的として実施しているそうで。
組合員というのは中華料理店であって、一般の消費者ではないのですが、商標登録して普及を目指す努力に敬意を表して、このブログではまず、喜劇駅前シリーズ5作目になる『
喜劇駅前飯店』(1962年、東京映画/東宝)をご紹介します。
『喜劇駅前飯店』(1962年、東京映画/東宝)
舞台は横浜・石川町の中華街です。
ちなみに、当時は京浜東北線も桜木町まででした。
石川町といいますと、丘の上には「港の見える丘公園」があり、夜はベイブリッジの夜景を見にカップルで賑わうところです。
ま、当時はベイブリッジはありませんでしたが……。
それはともかく、森繁久彌(中華料理店)、伴淳三郎(中華料理店)、フランキー堺(商社)、三木のり平(理髪店)らは、いずれも華僑。
森繁久彌は淡島千景と、伴淳三郎は乙羽信子と夫婦で、夫人は日本人という設定です。
そして、伴淳三郎夫妻の子は、大空真弓と高橋元太郎。
『水戸黄門』のうっかり八兵衛でお馴染みですが、この頃はスリーファンキースのアイドル歌手です。
森繁久彌の店を売り飛ばしたい、自称華僑(実は日本人)のうさんくさいエージェントが山茶花究で、やはり偽中国人の夫人で占い師が森光子。
『3時のあなた』の森光子しかご存じない方は、この頃の森光子をご覧になってびっくりされるかもしれません。
その他、芸者置屋の女将が沢村貞子、芸者が池内淳子。
森繁久彌を自分が作る店に引き抜きたくて狙っているマダムが淡路恵子。
本作から、スポーツ分野の特別出演枠があり、今回は王貞治。
しかし、このときはまだ「世界の王」ではなく、初めて本塁打王になったシーズンといいますから、時代を感じさせます。
しかし、決してカメオ出演ではなく、高橋元太郎がチンピラ(立原博)に絡まれるのを助ける重要な役どころです。
その次に出てくるジャイアント馬場(
喜劇駅前茶釜)も、まだ力道山存命でエースではありませんでしたし、佐田乃山(
喜劇駅前女将)も横綱になる前で、サンダー杉山(
喜劇駅前弁天)もプロレスデビュー前でした。
この作品に出演オファーが来るというのは、スポーツ選手としては縁起のよい登竜門だったといえるかもしれませんね。
詳しくは、是非16日午後7時からの放送をご覧ください。
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東京南端の羽田で本場のちゃんぽんの味
横浜ではないのですが、羽田に、長崎から材料を仕入れて、ちゃんぽんと皿うどんを作っている正統派「長崎ちゃんぽん」のお店があるというので、行ってきました。
四川太宴飯店といいます。
実は私は、本場(長崎)のちゃんぽんは未経験で、一番近くが、福岡の空港にあるレストランでいただいたもので、しかももう何年も前の話で、どんな味や具材だったか忘れてしまいました。
あさりや海老はもちろんですが、やや大きめのちくわ、わかめ、キャベツ、もやしなども入っています。
でも、本場を知らないのと、リンガーハットに慣れてしまったので、「ああ、これが本場なのか」という感じで、ピンときませんでした。
正しいちゃんぽんの具材って何が入ってるんでしょうね。
多摩川沿いの多摩堤通りから、羽田空港に続く道の途中にあります。
食べ物レビューブログによると、
羽田七福いなりめぐりに来られた方が、来店されるようです。
羽田七福いなりめぐりというのは、羽田にある7つのご利益を標榜する稲荷神社を巡る散策と参拝のコースです。
漁業と農業と空港の町のため、神社が多い羽田が、町おこしで考えたプランだと思いますが、私もたまに行きます。
羽田七福いなりめぐりに来られた際は、東京の南端にある本場のちゃんぽんはいかがですか。
喜劇 駅前飯店 [DVD]
毎月15日は中華の日だから『喜劇駅前飯店』横浜中華街が舞台・・・今、『男はつらいよ』シリーズと『駅前』シリーズ両方を放送していて嬉しい悲鳴状態です。まだ、『喜劇 駅前団地』を途中まで観ている段階ですが、ぜひどんどん鑑賞を進めていきたいと思っております。横浜中華街は一、二度くらいしか行ったことないのです。こういう場所が最寄にあるといいですね。『喜劇駅前飯店』は音羽信子や森光子も出演し、ひときわ豪華ですね。森光子は確かにテレビでスターになってからはイメージが固定してしまっていますから、若き日の姿にはとても興味があります。しかしそれにしても、淡路恵子、淡島千景、沢村貞子、池内淳子・・・女優陣、豪華過ぎますね(笑)。ますます今の映画がショボく観えてきますね。いくら中高生向けとはいえ、主演が土屋太鳳とか、馬鹿馬鹿しくなります。
東京南端の羽田で本場のちゃんぽんの味・・・『近江ちゃんぽん』という店が最寄にありますが、まだ行ったことないのです。間違いなく美味しいとは思いますし、具材が多いのも好みなのですが、「ちゃんぽんの専門店」へ敢えて行くというモチベーションがあまり持てないというとことでしょうか。長崎へは中学の修学旅行で行きまして、皿うどんは美味しかったです。思えば中学の頃はまだ集団行動にさほどの拒絶感はなかったですね。高校からまったくダメになりました。ちなみに高校の修学旅行は東京でした。東京は好きなのですが、集団行動がダメになっていたので、嫌々行った感じです。当時は飛行機ではなく、新幹線でしたね。なかなか長い旅路でした(笑)。
>我が班は『黄金の日日』のオープニングの曲を演奏
なにかこう、とてもレベルの高い授業を想像してしまいます。わたしは高校で芸術の選択は音楽ではなくて美術を選んだもので、高校の音楽授業の内容を知らないので余計にそう感じるのかもしれません。
美術の授業は高知県内では知られた画家の先生が担当だったのですが、とても退屈でした。まあ進学校だったから、入試教科以外はおざなりだったのでしょうが。わたしは当時から美術自体はそこそこ好きだったから、カンバスに向かうときはとてつもない傑作を創造する構想が膨らんでいたのですが、頭の中でできているものと実際目の前にできてしまうものがあまりにギャップがあり、つくづく(画家の才はないな)と思い知らされました。逆に、それほどまでに才がないと、とてもすっきりした気分になります。中途半端な才があると、時に人生おかしくなりますね。でもそのもがきようも、人生の醍醐味の一つかもしれませんが。
クレージー映画よりバナナマンの方が息が長いというのは衝撃的(笑)な事実ですね。現状の芸能界のヌルい感じ、つまらなさなど、いっぷく様のお話で(なるほど!)と感ずる部分大でした。確かにどんな芸能人であっても、精一杯やって才能を発揮するピークはたいがい限られた期間です。そしてピークを過ぎるといささか「侘しい晩年」のイメージとなる人も多いですよね。しかしその一瞬の煌めきが歴史に大書され、多くの人々の記憶に刻印されるのですが、確かに現在の、「内をやっているか分からないけれど、延々と出続ける芸能人」は、ほとんどひな壇に座っているだけで、けっこうな収入があり続け、テレビへもそこそこで続けられますね。これではそうそう高倉健や美空ひばり、植木等や萩本欽一は出なくなるはずです。そしてヌルく長く生き続けようとする芸人などの一つの方法として、「ご意見番」という選択肢があるわけなのでしょうね。昨日BOOK OFFで本を見ていると、高橋みなみの『リーダー論』という本が置いてあり、かなり頭痛を催しました(笑)。
前田武彦は、わたしはその全盛期をまったく知らなくて、この人の存在は、テレビの情報番組などでそれこそ「ご意見番」的に座っているという印象が専らでした。しかもその時期はどうにも、おもしろいとも思えず、しかも当時としてはかなりズレた発言をしていた印象があります。巨泉と組んでた時期はおもしろかったのだと思いますが、その時期のことはまったく知らないのです。
巨泉で思い出したのですが、たけしの雑誌の連載だったと思いますが、「おいらのこと、たけしと呼び切りにさせてるのは巨泉さんだけだからね」的なことを書いていて、こういうことを公言するのはどうかなと感じました。なんか、セコい性格が見えてしまいますよね。 RUKO
by 末尾ルコ(アルベール) (2018-10-15 03:23)
15日の中華の日は知らなかったです。久しぶりの食レポですね。職場から遠くないので一度いってみたいですね。
by ヤマカゼ (2018-10-15 06:24)
嘘か真か分かりませんが長崎で美味しいチャンポン屋さんはどこ?って地元民に聞いたらリンガーハットだって言ったとか。
by pn (2018-10-15 07:28)
こんにちは!
チャンポンはあそこ・・リンガーハットしか
知りません。
by Take-Zee (2018-10-15 08:29)
毎月15日は中華の日なんですねー!
「喜劇駅前飯店」は豪華な顔ぶれですね^^
中学の修学旅行で長崎を訪れた時に食べたチャンポン、美味しかったです❤ 具材は全く覚えていませんが。。。^^;
by Rinko (2018-10-15 08:29)
おははようございます。
この当時は東宝さんが一番面白い映画を作って居ましたね、よく見に行きました懐かしい顔ぶれですね。
by 馬爺 (2018-10-15 08:40)
羽田周辺は神社が多いですね、空港の関係者が氏子のようです。
ちゃんぽんの本場、長崎中華街に先日行きましたが、
どこも 長い行列で食べそこないました。
by kohtyan (2018-10-15 09:15)
残念だわ。
今日は筑前煮を中心の和風献立、
染み込ませて夕方にもう一度火を通すつもりです。
中華の日。来年覚えていられるかしら(笑)
by kiki (2018-10-15 12:41)
中華の日、知りませんでした。
今回の喜劇も役者さんを見ると錚々たる顔ぶれだと思います。
ちゃんぽんはあまり馴染みがありません。富山にちゃんぽんのお店が少ないことも関係あるのかもしれませんね。
by なかちゃん (2018-10-15 13:57)
写真のが本当の具とか色具合が長崎ちゃんぽん麺ですね。
よくあるチャンポン麺は、長崎とはうたってないから文句言えないですね。
by beny (2018-10-15 18:27)
長崎に行くとちゃんぽん麺は食べますが、何が違うんだろう?
by ヨッシーパパ (2018-10-15 18:51)
森繁久彌に、伴淳、フランキー堺、三木のり平と、今思うと豪華メンバーなのに、ソフトのパッケージ・・・の胡散臭いこと!
いずれも、なんちゃって華僑?…見事なステレオタイプぶりで…そこに乙和信子、沢村貞子、池内淳子…と、それぞれ主役級の芸のたつ女優陣が絡むなんて、喜劇とは思えない豪華さです。淡路恵子のいい女っぷりも見てみたいと思わされますね。
正しいちゃんぽんの具材って?…の前に、ちゃんぽんて中華料理なんですか?
by hana2018 (2018-10-15 22:54)
次回は横浜中華街へ行かなくちゃ(^^♪
by yamatonosuke (2018-10-16 00:38)
本場のちゃんぽん、普段見かけるちゃんぽんとは違うような気がします…
by ナベちはる (2018-10-16 00:40)
駅前シリーズ。安定の面白さでしたね。
by 犬眉母 (2018-10-18 17:51)
四川料理の店で、ちゃんぽんも扱っているのですね。
by うつ夫 (2018-10-21 01:38)