社長行状記(1966年、東宝)シビアな設定も安定の展開 [東宝昭和喜劇]
社長行状記(1966年、東宝)が、8月14日(火)よる6時59分~8時58分にBS11で放送されます。森繁久彌主演の『社長シリーズ』第24作です。製作:藤本真澄、脚本:笠原良三、監督:松林宗恵、出演は森繁久彌、加東大介、小林桂樹、三木のり平、フランキー堺などです。(画像は劇中より)
今回は、東洋一の紳士服メーカー・栗原サンライズが舞台です。
宣伝コピーは、東京社長にパリ社長 仕事に浮気に火花散らす 爆笑大型喜劇 となっています。
今回の社長行状記も、社長が森繁久彌、常務が加東大介、営業部長が三木のり平、秘書課長が小林桂樹の面々はかわりません。
栗原サンライズに、品物を卸している会社の社長は東野英治郎、
栗原サンライズが契約したい一流フランスブランドの日本支配人がフランキー堺。
その他、大手販売者である名古屋のデパートの社長が山茶花究、マダムズは芸者が池内淳子、ホステスが新珠三千代など、安定の“レギュラーメンバー”です。
しかし、今回は設定がいつもと違っていささかシビアです。
いつもなら、浮気を狙いながらもしっかり仕事をして、最後は契約を勝ち取る、という展開です。
今回は栗原サンライズが経営難で、社長を含めて、もっぱら金策に東奔西走する展開なのです。
取引先の東野英治郎社長は、森繁久彌社長の会社の経営が危ないと知ると、再三電話で催促を繰り返します。
さて、困った森繁久彌社長。
栗原サンライズが契約したい一流フランスブランドのフランキー堺が、契約に即金で6000万を要求してきました。
それは、森繁久彌社長らが、栗原サンライズに品物を卸している東野英治郎に、不渡りを出さないようにかきあつめた回収金や融資などの合計と同額です。
その金をフランキー堺に回せば、契約が取れます。
しかし、そうなると東野英治郎に対して不渡りを出すことになります。
そこで森繁久彌社長は、窮余の一策でウルトラCを提案したところ、それまで厳しかった東野英治郎が……。
社長シリーズである以上、森繁久彌社長の“色気”と失敗談もきちんとお目にかかれます。
若い女性と思って介抱したのにぃ……
三木のり平が、社長の浮気の足を引っ張り、叱られてばかりもいつもどおり。
シビアな設定ではありますが、安定の展開です。
僧侶でもある松林宗恵監督が求めた「人の和」によって、無事温かい結末になっています。
詳しくは、8月14日(火)の放送をお楽しみに。
比内地鶏だしスープの塩味ラーメン
鶏だし塩ラーメン(テーブルマーク)というカップラーメンをいただきました。
日本三大地鶏の、秋田比内地鶏ガラを配合したという特製スープの塩味カップラーメンです。
中身は、麺と、かやくと、スープです。
黄色く透き通ったスープに、鶏ガラの旨味がよく出ています。
この鶏だし塩ラーメンの、濃厚ながらさっぱりした味と、ゴマの香り、コシのある麺など、たしかにカップ麺とは思えないクォリティーです。
三大地鶏というのは、名古屋コーチン、比内地鶏、鹿児島県の薩摩地鶏だそうですね。
私は鶏に対してまったく不案内ですが、三大地鶏についてお詳しいですか。
社長行状記 [レンタル落ち]
東宝はいい会社です。
株主です。一生持っていようと思っています。
ウルトラマンに入っていた、古谷敏さんも
東宝の俳優なんですね。撮影は本で読んだのですが
子供の夢を叶える為、代役がいないなどの理由で
体のあちこちが痛い中、本当に大変だったそうです。
本を読んで泣けてきます。苦しすぎます。
今後ともよろしくお願いいたします。
by 笠原嘉 (2018-08-12 09:20)
人の和、かぁ。
by pn (2018-08-12 10:44)
社長行状記(1966年、東宝)シビアな設定も安定の展開・・・この作品も愉しみです。東野英治郎もちょっと出ているだけでも見入ってしまう俳優の一人なんですよね。最近観た『獄門島』にも出演してました。奥深さと豪快さ、双方兼ね備えた素晴らしい俳優です。映画、舞台で見事なキャリアを誇り、何と『東京物語』と『七人の侍』どちらへも出演しているのですね。多くの日本人はこのような俳優を『水戸黄門』のイメージだけで語りますが、これは残念なことです。この前の津川雅彦の時のマスコミ報道も酷かったですが、本当に日本はわたしたちの文化芸術に大きな貢献をした人たちに無礼な国になってますよね。
三木のり平も『獄門島』に出演しておりました。いっぷく様のお記事で社長シリーズの愉しみ方などを教えていただき、より深く映画鑑賞ができるようになっております。
「一流フランスブランドのフランキー堺」←こういう大雑把な設定が既にギャグとして作用しており、しかも撮影などは実に緻密に堅牢に作られておりますよね。社長シリーズは喜劇シリーズでありながら、ショットによってはポール・ニューマン主演の『動く標的』や、あるいはヒッチコック作品などを彷彿させる部分があります。一流俳優たちによる「お約束」の愉しみはもちろん、ただ画面を観ているだけでも愉しめるクオリティの高さです。
鶏だし塩ラーメン・・・テーブルマークという会社の商品は見かけたことあると思いますが、このラーメンはまだ食べておりません。さっぱりして美味しそうですね。特にゴマの香りに魅力を感じます。
三大地鶏については知らなかったのですが、名古屋コーチンはメジャーですから名前だけは知っておりました。比内地鶏は秋田なんですね。こちらは初耳です。高知には「はちきん地鶏」という鶏肉があって、ブランドとしてのメジャー化を狙っているようですが、後発なので全国に広まるのは容易ではないでhそうね。個人的には「ブランド肉」と聞いても、(そんなに違うのかな?)という疑問はあります。
カレーに使える豚肉、牛肉は毎日スーパーに置いている量が限られているので、買い出しに行くときはまさに戦争です(←早くもお話を盛っております 笑)。安くて量も多いささみが一番無難ではありますが、美味しく食べることができるのは豚肉だと思います。牛肉は「ほとんど脂身がない」ものがある時だけ買うのですが、この日は件の小柄な男がわたしの行く手を阻んでしまいまして、横から手を伸ばそうかとも思いましたが(笑)、ちょっと見苦しいかなあと自重いたしました。
鶏肉はどのような料理でも「皮つき」は完全NGでして、基本的にささみ一択です。そう言えばパンクラスダイエットで、船木と鈴木がささみ中心でタンパク質を採っているとか言ってましたよね。最近読んだ棚橋の本では、「筋肉をつけるにはプロテインがとても有効」と主張しておりましたが、個人的には敢えてプロテインとか使いたいとは思ったことないです。
「他愛ない話」の連打(笑)や「馴れ合いムードむんむん」というのに対しては、わたしはアレルギーに近いほどの嫌悪感を持つというタイプでして、なにせ高校時代からどこへ行ってもそんな雰囲気でしたからもううんざり。こちらの方も自分にとっては「完璧NG」の世界なのです。nice!については、その数が(アクセスランキングではなく)So-net内のブログランキングを大きく左右することで、いろんなところへ押しに来る人がどうしても多いですよね。順位はアクセスランキングだけにすればすっきりするのに、どうもSo-netはnice!を秀逸な(笑)サービスだと思っているのかもしれません。 RUKO
by 末尾ルコ(アルベール) (2018-08-12 14:15)
自慢の鶏だし 惹かれますね(^^) 澄んだスープは 味を楽しめます
by チャー (2018-08-12 17:54)
薩摩地鶏も有名なんですね。
薩摩は黒豚も有名ですから。
by ヨッシーパパ (2018-08-12 18:38)
自分も三大地鶏は比べたことないので分かりません。さっぱりしてそうですね。
by ヤマカゼ (2018-08-12 21:39)
こんばんは!
地元は名古屋コーチンですが
今はあまり食べる機会はないです☆
仕事をしてた頃は
東京本社からお偉いさんが来ると
コーチン鍋のお店とか行きましたが
・・・もう味も食感も忘れてしまいました☆
by ちゅんちゅんちゅん (2018-08-12 22:29)
先日の話とつながってますが、
飯田蝶子さんも、達者な「お婆ちゃん」ですね。
by 犬眉母 (2018-08-13 00:10)
地元は名古屋コーチンがありますが、目にすることはほとんどありません…
by ナベちはる (2018-08-13 00:30)
比内地鶏のスープというだけでもう美味しいの確定です♪
by yamatonosuke (2018-08-13 01:41)
比内地鶏と聞くだけで思わず手に取ってしまいそうです^^
美味しいだろうな~♪
by Rinko (2018-08-13 07:50)
清湯系ってどこなくヘルシーな感じがします。
by うつ夫 (2018-08-16 00:29)