病気の治療を行っていて、いずれを選択してもリスクがある場合、積極的に治療しますか。それとも最初から諦めますか。神経芽腫という治癒の難しい小児がんの治療について、患者女児の親が前者を選択した記事が話題になっています。ヨミドクターの、小児外科医・松永正訓による署名記事です。
記事のリンクです。トピックスなので、しばらくしたらリンク切れするかもしれません。
「見捨てるんですか!」母の一言で治療続行…小児がんの女児、抗がん剤の副作用を奇跡的に乗り越えて
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180708-00010000-yomidr-sctch&p=1
3歳女児の胸の中に神経芽腫があり、4週ごとに6回の抗がん剤治療を行った。
寛解しても、再発防止の為、さらに「地固め療法」で14回(4週ごとにのべ1年以上)の抗がん剤治療を追加。
残り3回で患者が「薬剤性肝障害」になったので、治療の打ち切りが検討されたが、母親の「見捨てるんですか!」という言葉から、休薬期間をふやして治療を再開。
無事「地固め」が終わり、現在患者は成人して名のある企業ではたらいている
という話です。
治療をやめても再発しなかったかもしれないし、治療の続行で肝障害による絶命のリスクもありました。
もちろん、治療をしなければ医学的に再発のリスクがあります。
つまり、残りの治療をしてもしなくても、リスクはあるわけです。
いずれを選択してもリスクがあるのなら、積極的に助かる手立てを行う方が「前向き」であると私はおもいます。
「奇跡」と称されるものは「前向き」な選択でなければ起きません 。
諦めたら何も得るものはありません。
なぜ、松永正訓医師がこの話を書いたのか。
ネットでは、今も、「抗がん剤はキケンだ」という内容の投稿がありますが、無条件にそれを述べることは
極論やセンセーショナリズムのそしりは免れません。、
どの部位の、どのようながんで、患者の年齢やコンディションはどうなのか、といった事情によって治療は変わるはず。
なのに、一律駄目という粗雑な主張を拡散することで、助かるケースまで諦めてしまう人がいるかもしれないと松永正訓医師は危惧したのだと思われます。
たとえば、今回の神経芽腫や、白血病、悪性リンパ腫は全身を巡るがんのため、化学療法(抗がん剤)を避ける治療はありえません。
睾丸癌や卵巣がんのように、抗がん剤が奏効することが明らかなものもあります。
それ以外の臓器癌が抗がん剤だけで消滅する、というのはむずかしいといわれますが、たとえば癌が進行して大きくなったものを、抗がん剤で小さくして手術適用に改善する試みもありますから、いずれにしても決して伊達や酔狂で使うわけではないでしょう。
もちろん、医師や病院によって、考え方も手技も違いますし、トンデモ看護師もいるようですし、誤診もドクハラもあります。
しかし、治療や診断の疑義はセカンドオピニオンを使うことで回避できることでもあり、少なくとも医学・医療全体に対する評価の本質ではないでしょう。
人生観・死生観は、その人の価値観にあるものですから、「前向き」でない選択は自由です。
が、逃げることが正しく、挑むことが誤りであるかのようなミスリード大合唱は容認できません。
「抗がん剤はやめろ」「高齢者が食べなくなったら静かに殺せ(平穏死)」
最近の風潮は、「自然死」というより、「放置死の正当化」という方が実態をよく表しているような気がします。
介護が必要な人は面倒だからいらない、といっているような気もするのですが、いかがでしょう。
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鶏肉と4種の野菜の釜めし
先日、『レンジで簡単!味付けごはん付き五目釜めし』をご紹介しましたが、
⇒
レンジで簡単!味付けごはん付き五目釜めし(丸美屋)
今日はその姉妹品の、『レンジで簡単!味付けごはん付きとり釜めし』(丸美屋)です。
作り方も全く同じです。
ごはんと具材がセットになった商品なので、電子レンジで温めるだけで、簡単に食べられます。
具材が、五目釜めしは、にんじん・こんにゃく・鶏肉・筍・れんこん・ごぼう・椎茸・油揚げの8種類でしたが、とり釜めしは、大きめの鶏肉と4種の野菜(たけのこ・にんじん・わらび・椎茸)です。
ご飯は、醤油の風味が効いています。
五目釜めしは320kcalでしたが、今回のとり釜めしはわずかに多くて340kcal。
豆乳40cc分ぐらいの差ですね。
カロリーがわずかでも違うことで、双方の差別化が出来ているのかもしれません。
みなさんなら五目ですか、鶏肉ですか。
丸美屋 味付けごはん付き とり釜めし 麻婆丼(中辛)五目釜めし ビビンバ 五目中華丼 松茸釜めし アソート12食セット
五目か鶏肉か…迷ってしまってなかなか選べません…
by ナベちはる (2018-07-11 00:21)
後悔>絶望ということかも。
あれだけ頑張ったのにダメだった、という絶望よりも
あの時こうすればよかったのかもしれないけどしなかった、みたいな
言い訳ができる方が心が楽なのかも。
by うつ夫 (2018-07-11 01:06)
3歳女児の神経芽腫治療から考える「近頃の医療的選択」・・・医療方法の選択は患者の人生、そして命に関わるものですから、常に難しい判断を迫られます。しかしいずれにしても、「助かる可能性の放棄」は賛成できません。ましてや、いっぷく様のおっしゃるように、「放置死の正当化」などは許し難いものがあります。
そして医療方法の選択が個人の自由なのはもちろんですけれど、同調圧力の強い日本の場合、「ミスリード大合唱」が社会風潮化してしまうと、大多数の人が考えもなしにそちらを選んでしないかねない恐ろしさがあります。
そもそも、「完全なインチキ療法」は論外として、現代医学はもちろん、東洋医学も含めて歴史的に効果ありという可能性の高い療法に対して、思考停止的に「全面否定」という態度もいただけません。有効な選択肢をできるだけ持っておくという態度でいて、損なことはないでしょう。ただ世の中、「インチキだけにしっかり引っ掛かる」人たちが多いのが残念です。
鶏肉と4種の野菜の釜めし・・・このシリーズ、昨日スーパーで存在を確認してまいりました。近く購入し、メニューの中に取り入れる所存でございます!
>「15分なんて短い時間の番組で、この人は食べていけるんだろうか」
お子さまの頃に早くもテレビ出演者の家計について配慮しておられたのですね!しかも特撮物にはほとんどご興味なかったという知的な佇まい!!わたし、かなり特撮物にうつつを抜かしておりました。なにせ父親に、「変身って、本当にできるろうか?」なんていうバカな質問をした記憶があります。父は「そりゃ、できんろう」と真っ当な答えをしたのですが、それでもまだ内心、(いや、きっとできるようになる道はあるはずだ)とか思っておりました。この呆けた子ども時代、今となっては我ながら(どうなんだろう・・・)という感が強いです。
「ローラーゲームの東京ボンバーズのキャプテンと同姓同名という以外にそういう点でも知られていたのか」
キャプテンの名前まで!凄いです!と言いますか、毎週『ローラーゲーム』観ていたはずなのに、キャプテンの名前など一切記憶にないわたしの呆けぶりがここでも際立ちます(笑)。どうやらわたし、女性メンバーの黒髪にだけ興味があったようです。
おそらくわたしが特撮から卒業したのは、プロレスに興味が移った時期ではないかと、今思い当たりました。もしそうであれば、プロレスはわたしに「大人への階段」への橋渡しをしてくれた存在だとなるかもしれません(笑)。
ザ・ピーナッツも「小美人、小美人」と言っているようでは、日本芸能史的には「素人」となりますね。実はわたしも子どもの頃から長い間、「ザ・ピーナッツ=小美人」というイメージのみでした(とほほ)。
責任転嫁するわけではないですが、日本のメディアってだいたい「今売れている人」しか取り上げない状態が続いていましたよね。最近はBSでかつての名優や大歌手などの貴重な特集を放送したりしておりますが、フランスや米国と比較すると、「過去」に対するリスペクトが日本はどうしてもかけ続けていると思います。
怪獣映画などに関してですが、やはりある程度大人になれば、少なくとも精神的に「卒業」すべきだと思います。余興的に、あるいはたしなみ程度に観るのはいいけれど、大人になってまで、「特撮映画だけ」とか「アイドルだけ」とかいうのはちと困ります。
『可愛い花』はぜひ近いうちに鑑賞したいものです。岡田真澄も若い頃はカッコよかったですよね。ある程度の年齢からは、「ワイドショーで座っている人」とか「ファンファン大佐」のイメージになっておりましたが(笑)。
そう言えば、ザ・ピーナッツは引退後はほとんどメディア露出がないのですよね。わたしなど、そこがカッコいいと感じます。リアルタイムではないわたしにとって、神秘性を感じるんです。例えば、加賀まりこは「邦画史上小悪魔No1」といまだに讃えられておりますが、わたしが加賀まりこを知った時には、「ワイドショーなどでぞんざいな口をきく中年婦人」としか見ることができず、その後さかのぼって若い頃に映画を観ても、(わあ!小悪魔だ!!)とスムースにはなりません。
その点、香川京子は、お年を召しても上品で威厳ある佇まいで、さかのぼって出演作を鑑賞しても違和感がなかったです。
>邦画もテーマは無尽蔵ですね。
本当です。わたし自身、知らなかったことがあまりに多く、しかしその分、刺激的に過去の作品を鑑賞できる愉しみを感じております。 RUKO
by 末尾ルコ(アルベール) (2018-07-11 01:28)
みなさん治療が怖いから色々言ってるだけで、
実際にがんになって選択を迫られたら、
治るなら抗がん剤でも何でも受けると思いますよ。
by 犬眉母 (2018-07-11 02:15)
五目も鳥肉もどちらもいいですね
by ヤマカゼ (2018-07-11 06:24)
自身に置き換えて考えると、何もしないと後悔が募る感じがします。奇跡を信じたいですね。
by kou (2018-07-11 07:18)
私がその子の母親だったとしても同じ選択をしていたと思います。すがるような思いだったでしょうね。その母の思いを想像すると泣けてきます。
by Rinko (2018-07-11 08:12)
どっちに転んでも危ないんならやれるだけやりたいっすねやっぱ、特に子供なら。
by pn (2018-07-11 08:55)
五目の方が好みかな。
by タンタン (2018-07-11 10:04)
ガン治療は難しいですね。
薬の副作用で苦しむか?
自然に任せるか?
選択が難しいところでしょう。
私は(この年齢になったので)自然に任せたいと思っています。
若い時は。家族への責任もありますから、
頑張って治療を選んだと思います。
今朝『レンジで簡単!味付けごはん付き五目釜めし』が届きました。
試食します(笑)
by kiki (2018-07-11 11:16)
丸美屋の電子レンジシリーズ色々ありますね 今は簡単便利なものが増えています
飲食店の割り箸確かに減ってますね ゴミ問題もあるのでしょうか?
by チャー (2018-07-11 11:49)
私はもし末期ガンと言われたら治療はしないで緩和ケアを行いつつ自分のやりたい事が出来たらと思います。最期は延命治療はせず、家で枯れるように死んでいきたいです。でも、初期ガンなら抗がん剤でもなんでも受けます。やっぱり少しでも生きていたいと思うでしょうね。
by エンジェル (2018-07-11 16:02)
3歳の幼児なら、親としてあらゆる手を尽くして、治療します
でしょうね。藁をもつかむ心境になるでしょう。
自分がその立場になったら、リスク高い延命は止めて、
この辺でよかろうと、打ち切りにするでしょうね。
by kohtyan (2018-07-11 17:23)
釜飯と聞くと、学生時代にスキーの行き帰りに食べた「横川の釜飯(なんと杏入り)」を思い出します。
by ヨッシーパパ (2018-07-11 18:56)
釜飯と聞くと浅草まで食べに行った記憶がまず浮かびます(^_^)
とりと五目、悩みますけど、五目から食べるかなぁ、きっと。
by らる (2018-07-12 08:40)
私は日々の生活の中で
「後手」になるのが嫌な性分ですので
後手で失敗するよりも
先手で失敗する方が後悔しないと思います。
3歳女児のガン治療・・・・
判断が難し過ぎますね~୧꒰*´꒳`*꒱૭✧
by makkun (2018-07-12 11:47)