てんかん発作、百会のツボ押しは難治性てんかんを解決するか [遷延性意識障害]
てんかん発作が原因とみられる事故を近頃よく聞きます。てんかんは本人も止められず特効薬もない難治性の発作です。統計上は100人に1人がなるとされますが、半分は原因不明とか。今日は百会のツボで、てんかん発作が止められないか、という話を書きます。
7年前に一酸化炭素中毒を受傷した長男は、受傷後23ヶ月目にてんかんと思しき発作がありました。
当初MRIを撮ったときは、あまりにも脳損傷箇所が多すぎて、どこが原因かわからないと診断されてしまいました(涙)
その後、発作のパターンが幾通りも変わりながら、時間の経過とともに定まってきて、現在の脳波はほぼきれいで、原因も特定できる1箇所まで減っていました。
その1箇所もいずれ治ってくれれば、医学的な後遺症はとりあえず一段落となりますが、これがちょっと厄介なのです。
てんかんは誰にでも起こり得る
先日、Yahoo!トピックスで、「てんかん」の持病がある女性が出産を諦めたという話が話題になりました。
第3章 結婚、妊娠、出産…(1) 苦渋の決断、夫婦の一歩|静岡新聞アットエス https://t.co/dy94dehleV
— オペレーターR子 (@operatorrco) 2018年5月26日
同日、ショベルカーの運転者がてんかん発作を起こして、大事故につながったことも報じられました。
歩道に重機、児童5人死傷事故 医師制止守らず運転か てんかん隠し免許更新
05月22日 11:49
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/nation/sankei-wst1805220036.html
歩道に重機、児童5人死傷事故 医師制止守らず運転か てんかん隠し免許更新(産経新聞) - goo ニュース https://t.co/UVIlw5We3d
— オペレーターR子 (@operatorrco) 2018年5月26日
Google検索で、「てんかん」を調べると、こう出てきます。
てんかん
【癲癇】
発作的に痙攣(けいれん)を起こす病気。意識を失って倒れ、手足をもがいて口から泡を吹く。
実はこのGoogle検索の説明は正確ではありません。
「口から泡」をふくパターンだけなら、わかりやすい。
てんかんには、意識を完全に失うものから、ささやかな挙動不審になるものまで、パターンはいくつもあり、脳神経内科医ですら、全てのパターンや機序をわかっているわけではありません。
しかも、いつ起こるかは本人もわからないし、てんかんをなくす特効薬もありません。
では、なぜてんかんになるのか。
生まれながらの脳障害の場合もあれば、頭を打ったり、一酸化炭素中毒を経験したりして、中途障害で脳を傷害した場合も、後遺症としててんかん発作があります。
いずれにしても、てんかんは「約5割は原因不明」といわれており、過去に頭を打った人は誰でもてんかん発症予備軍、といっていいかもしれないのです。
統計によると、全人口の約100人に1人は、てんかんになる確率です。
ですから、今てんかんのニュースを迷惑がって見ているあなたも、決して他人事ではないのです。
頭の上の凹んでいるところが百会
では、てんかんはどうやって防いだらいいのか。
脳神経内科医に診てもらっても、対処療法の薬を処方されるだけ。
しかも、薬は「止められるかもしれない」程度のもので、薬を飲んだからてんかんが起こらなくなるわけではありません。
いったん、てんかん発作が起こった人やその家族は、途方に暮れています。
私もそんな一人でしたが、“もしかしたら……”というヒントのようなもの、いや、ヒントになるといいな、ということを最近経験しました。
長男に毎日百会のツボを押してみたところ、「難治性」であるはずの発作の回数が減りました。
そうですね。これまでを1日1回とすると、ツボ押しで3日に1回程度でしょうか。
これは、もしかしたらその克服のよすがとなるかもしれない。
しかし、問題は、ツボ療法の従事者でもないシロウトが、的確に百会のツボを抑えられるかどうかということです。
ツボの書籍やサイトを見ると、必ず、
耳と耳を結んだ頭のてっぺんあたり(www.badura-skoda.com/)
両耳を真直ぐ上がった線と、顔の中心を真直ぐ上がった線が交差するところ(http://belle-cheveu.com/blog/hyakue/)
と説明されているのですが、これでわかる人は、すぐにツボ押しのプロになれるでしょう。
「てっぺんあたり」とはなんですか(笑)
だいたい、「耳と耳を結んだ」といっても、耳のどこよ、と突っ込みたくなります。
Youtubeでも、鍼灸、整体師などが動画を多数アップしているので、ひと通り見ましたが、この方の説明で、やっとツボを抑えることが出来ました。
頭のてっぺん、ちょうど頂点にあります。でも、頂点にあると言っても、本によって違うんですよね。微妙に位置が。なんでボクがお教えいたしますね。
ズバリ、百会っていうのは、えーとね、図で描くと、こう人の顔がありますよね。したら……こう……生え際があるじゃないですか。生え際をまーっすぐいくと、すこーしね、やわらかくくぼんでいるところがあるんですよ。凹んでいるところ、ここが百会のツボです。
くぼんでいるところは個人差がありますんで、(ツボの)本をアテにしてはいけません。
こういうね、現場のナマの声が一番いいとおもいます。
「止める」から「完全予防」へ
ただ、百会のツボ押しておけば発作は起こらないかというとそんなことはなく、残念ながら予防には至っていません。
しかし、減らすツボがあるのなら、そもそも起こらないツボもあっていいのではないかと思い、現在も試行錯誤しています。
てんかん発作については、「減った」では、真の解決にはなりません。
もちろん、少なくなるにこしたことはありませんが、たとえ毎日の発作が週に2回に減ったとしても、車の運転ができないことにかわりはありません。
あくまで、ゼロを目指していかなければならないのです。
でもまあ、為せば成るの精神で、てんかん発作が起こらないツボ、もしくは反射区を探してみたいとおもいます。
同じような悩みや取り組みをされている方、何か情報がございましたらよろしくお願いいたします。
【付記】
今回の話は個人的な体験談であり、実践される方の手技まで私は責任持てませんので、自己責任でお願いしますね。
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「てんかん」のことがよくわかる本 (健康ライブラリーイラスト版)
誰もがなりうる「てんかん」、気を付けたいです。
また、「てんかん」に対して正しい知識を付けて、トラブルを防ぐようにしたいです。
by ナベちはる (2018-05-27 00:16)
ツボ押しでなおればいいですね。
by nikki (2018-05-27 00:43)
プロはツボを組み合わせていきながら成果を出していくので、
施術者の経験が参考になるでしょうね。
by 犬眉母 (2018-05-27 00:54)
てんかん発作、百会のツボ押しは難治性てんかんを解決するか・・・ラッシュ時の大通り、交差点近くで自転車に乗った若い男性が横断しようとして突然倒れ、目を見開いて痙攣し出したのを目の当たりにして、その瞬間は何が起こったか分からなかったのですが、しばらくして(あれがてんかん発作か・・・)と気づきました。わたしは車の運転中で、しかも距離があったので何もできなかったのですが、幸い男性の知人らしき人が応急手当てをしていました。「てんかん」という言葉や症状に対するイメージはもちろん持っていましたが、実際に見かけると、(これは本当にたいへんな症状だ)と実感として理解できました。
ご長男様、てんかんの不安から解放されればいいですね。「つぼ押し」にはわたしも期待するところ大で、まとまった時間はなかなかとれませんが、日常の中でなるべくどこかのつぼを刺激したりとか、ちょいちょい母の手の平やふくらはぎなどを押してあげたりとか、そんなことはしています。今後はもっと積極的にいろいろ調べて実行してみたいですね。
>全人口の約100人に1人は、てんかんになる確率です。
これはかなり高い確率ですね。まあ、いつもいっぷく様がおっしゃっておられるように、「自分が痛い目に遭うまでは」ほとんどの人が病気も事故も「自分と関係ない」と思っているのですよね。本当におめでたい人が多くて困ります。
今夜ご紹介くださった方法にどれだけの効果があるか、もちろんわたしには何とも言えませんが、ご長男様によりよき効果をもたらすこと、わたしも切に願っております。
>為せば成るの精神
素晴らしいですね!現代医学の豊富な知識をお持ちでありながら、その範疇外のよりよき方法をも常に探求し、実践されるいっぷく様のご姿勢には本当にいつも頭が下がる思いです。
わたしは自分に必要のない営業や何らかの勧誘などが相手であれば、即座に話を打ち切ることを得意としております(笑)。もちろん自動音声の方が切りやすいのですが、この前初めてそのような電話を受けたので慣れてなくって、(ムカッ)と来たという次第なのです。(でかい音で人を呼んどいて、機械かよ!)という感じですね。
>山田洋次監督が、木村拓哉の提案を笑いながらウンウンと聞いて結局何も採用しなかった
それは山田洋次クラスの監督だからこその技ですね(笑)。そこそこクラスの監督ではなかなかできないでしょうね。でも木村拓哉相手に心地いいお話です・・・という以前に、山田監督に提案するとはやはり「勘違い」も甚だしいですね。
もっともわたしの場合も、「笑っておいて受け入れない」ということは普通はできないと思います。「受け入れない」のであれば、その時点でしっかり態度に表すでしょうね。このようなやり方が山田監督の定番のパターンなのか、木村拓哉が相手だからやったのか、興味深いエピソードです。まあ常識的に考えて、ベテランのスターでもないのに山田監督に「提案」などしないでしょうし、監督が「提案」を取り入れることもないのだと思います。
>「もう来るな」とハラの底から思いっきり怒鳴ってしまいました。
母が家で一人でいるときに読売新聞(笑)の営業が3~4人でどうやら母に畳みかけるようなトークでよく分からないうちに契約書にサインさせたことがあって、その時はわたしが読売営業所に怒鳴り込みました。もちろん契約を撤回させましたが、ああいうのは許し難いですね。他にも10年ほど前までは、「怒鳴り込み」系が少なからずありました。最近は控え目にやっております(笑)。
今回のトランプの「会談中止」パフォーマンス、一部専門家筋には評価が高いようですね。まだどう動くかははっきりしない部分がありますが、「中止発表」して間もなくの、史上初めてとも言える世にも珍しい「殊勝な北朝鮮の談話」を引き出しただけでもちょっとしたものだという気もします。
実はわたしも是枝監督の作品をさほど好きなわけではないのです。ただ日本の文化芸術方面に対する報道や関心のいかにも薄い現状と、ネット民を筆頭にあまりに無知で愚昧な言葉が溢れ返っているのは困ったものだなと。是枝監督だけのことではなく、映画を含めた文化についてまるで知らない人たちがある程度以上の数の束になって日本の文化レベルを下げているような感さえある現状にはいたたまれないものがあります。
by 末尾ルコ(アルベール) (2018-05-27 02:02)
そうそう、どこそこをつないだ真ん中とか指二本上とか分かんねーよ、とよく思います(笑)
by pn (2018-05-27 07:24)
頭のてっぺん 簡単な表現だけど実際は難しい わからない 個人差ありますよね
百会 凹んでいるような、凹んでないような?
by チャー (2018-05-27 07:30)
知り合いにずっと薬を飲んでいる人がいるので教えてあげます。
by yamatonosuke (2018-05-27 07:33)
息子さん良くなるといいですね。
by ヤマカゼ (2018-05-27 07:47)
『てんかん』については気の毒な病気だと思っていましたが、100人に1人もかかっているとは驚きました。
また、誰にでもなりうるというのにも驚きました。
百会は頭痛の時などに押してます。
何時もながらの努力に感心しています。
by kiki (2018-05-27 08:41)
昨年の11月に意識消失で倒れたときは、てんかんが疑われて、MRIや脳波検査をしましたが、てんかんではない、という結論になりました。
部下が意識消失で倒れたときは、脳腫瘍が見つかり、てんかんと診断されました。
見分けが難しいようです。
by とし@黒猫 (2018-05-27 09:14)
こんにちは。以前、私の職場にたまたま来ていた他社の方が突然発作を起こし、押さえつけるのが大変でした。一緒に来ていた方に聞けば、薬を休んでいたようだと。全快できる治療法が早く確立するといいですね。
by yokomi (2018-05-27 09:23)
昔爺の同級生にも居ました、最初痙攣から始まってしまいに倒れて泡を吹きながら痙攣してました。治まると今度は元気になって机の上に上がって空に行くんだなどと足踏みしてました。自然に戻るまでに15~20分位かかってたように記憶してます。
by 旅爺さん (2018-05-27 10:17)
いっぷくさん
こんにちは!^^
いつも拝見しています。
てんかんが起こらないツボ、予防できるツボがあるとお本当に多くの人が喜びますよね!
起こらないツボの発見、期待しています^^
by kiyokiyo (2018-05-27 14:59)
確かに頭頂部の近くに僅かな凹みがあるけど、これかなぁ。
僕の周囲に「てんかん」の方はいませんが「てんかん」は
命に関わるし、職業も制限されて大変でしょうね。
by johncomeback (2018-05-27 15:32)
ツボ押しの、科学的な証明、統計学的な有効性がされると、普及するでしょうね。
by ヨッシーパパ (2018-05-27 18:51)
ボクの友人で交通事故の後遺症でてんかんを引き起こす身体になってしまって人がいます。
そのおかげで?所為で???自動車の運転免許と仕事を失いました。
ホントにいつ自分がそうなるかなんてわかりませんよね。
by なかちゃん (2018-05-28 13:59)
私は田舎の中学でしたので
小学校からの持ち上がりでしたが
中1で初めてクラスメートになった男の子が
授業中突然口から泡をだして倒れ込みました。
これが「てんかん」の発作だと言う事を
後で知ったのですが可哀想で涙がボロボロ。
今、どうしているのかな~・・・
気になりますね~・・。
by makkun (2018-05-28 14:21)
長年お付き合いくださいましてありがとうございました、本日を持ちましてブログを暫く休業いたします、
暫くは休業してゆっくりとやりたい事が有りますので後もない事ですから
この辺りが一番いいのかなと思いますのでまた時たまアップすると思いますがその時にはよろしくお付き合いください。
by 馬爺 (2018-05-31 06:31)