オバハラ、他人の不幸は蜜の味、しかしそれはやがて羨望に? [社会]
セクハラ、パワハラに続いて、今度は「オバハラ」が話題になっています。想像力の欠けている中高年女性のハラスメント=「オバサンハラスメント」を略してオバハラと呼んでいます。欲求不満や、羨望や、“他人の不幸は蜜の味”といったメンタリティなどがその背景にあると言いますが、私は人間の嫉妬はもう少し複雑なようにおもいます。
精神科医の片田珠美氏によると、オバハラとは、心の奥底に潜んでいる“毒”が原因だと指摘しています。
片田珠美氏が指摘する「オバハラ」批判の記事。
検索するとたくさん関連記事が出てきます。
https://www.google.co.jp/search?q=%E3%82%AA%E3%83%90%E3%83%8F%E3%83%A9&oq=%E3%81%8A%E3%81%B0%E3%81%AF%E3%82%89&aqs=chrome.1.69i57j0l3.5830j0j4&sourceid=chrome&ie=UTF-8
オバハラの背景にある“毒”とは、
1.欲求不満
2.羨望
3.他人の不幸は蜜の味
の3つに大きく分けられるといいます。
要するに、他者を妬んだり貶めたりしたい、という気持ちですね。
知らないうちに加害者に?「オバハラ」しないための鉄則 - @jisinjp
— 江川たまよ (@msegatama) 2018年5月21日
https://t.co/w0ClEEjvYz #女性自身
例としては、
離婚した人に……「子どもがかわいそうね」
独身の人に……「そろそろ家庭を持ったら?」
LINEに……「忙しいなら、返事はいいわ」(自分を無碍に出来ないことがわかっている相手を追い詰める)
子どもを産まない女性に……「卵子の老化って、知ってる?」
などと言うことが書かれています。
一見、善意に見える言葉も含まれていますが、記事によると、心配するふりをしながら、グサッと傷つける発言をする人を、『フレンド』(友)と『エネミー』(敵)を合わせた造語で『フレネミー』と呼ぶそうです。
詳しくは当該記事を。
……と、ここまでは記事のご紹介です。
で、これに補足もしますと、
先日の私の記事のコメントにありましたが
⇒安藤優子キャスターに対する反発とセクハラ認識をどう見るか
障碍者のいる親に向かって、「子どもはあなたを選んで生まれてきた」というのも『フレネミー』だとおもいます。
「選んで生まれてきた」のなら、ここのところ目立つ、虐待死させられた子どもはわざわざそれを選んだのか、ということですよね。
ただ、オバハラの背景を「嫉妬」や「羨望」として、たんに成功者、リア充に対するものと捉えてしまうと、それは皮相的でしょうね。
幸福だけでなく不幸にも嫉妬する
当該記事で枚挙されている例は、成功者である相手を妬んだり、他者の生き方や判断に干渉して自分の「下」に引きずり下ろしたりしたいわけですよね。
少なくとも、嫉妬というのは、相手のほうに自分より「下」であると思わせたい、もしくは相手が「上にいるから下にしたい」という考えに基づいているわけです。
でも、人間の嫉妬というのはそれとは一見矛盾する、正反対のこともあるとおもいます。
というのが、今回記事でこの話を取り上げる私の意図です。
つまり、人間の嫉妬というのは成功者に対してだけでなく、不幸を経験している人に対してもある、ということが最近になって私も実感できたことです。
たとえば、他者が不幸のどん底に転落する。
この時点では、まさに「蜜の味」なんです。
ところが、そういう経験をしても頑張って生きている人に対しては、今度はその不幸経験が嫉妬の対象になるのです。
人間というのは面倒ですね。
成功者だけではなくて、不幸のどん底に転落した人にまで嫉妬するのですから。
最近は、TV番組でタレントが、貧乏や病気など、過去を含めた不遇をカミングアウトする「不幸自慢」がよく行われます。
そういうところからも、自分の人生が「何不自由ない」と、つまらないものに思えるのかもしれませんね。
大きな不幸がないコンプレックス。
でもまあ、たかが平均寿命80年ぐらいの人生ですから、悲しかったり悔しかったりする経験がないなら、それに超したことはないと思いますよ。
あればあったで、それがその人の人格を豊かにする可能性はありますが、それこそ「不幸中の幸い」程度のものです。
他人の苦労話や不幸経験に、嫉妬や羨望を感じたことはありますか。
あ、こういう書き方がオバハラなのかな(笑)
モラル・ハラスメント―人を傷つけずにはいられない
>「オバサンハラスメント」を略してオバハラと呼んでいます。
「オバハラ」があるなら、「オジハラ」なるものもそのうち出てきそうな気がしてきました。
by ナベちはる (2018-05-22 00:01)
常にあります
会話したくないですわっ
職場では(笑)
プライベートは言いません
若いくせに!まだ若いのに!
おばはんに いたぶられるのは沢山ですっ
2歳しか変わらないの
若さに反応することが怖いわっ~と
思う
傷つけるのが趣味なんだと
思うよっ
凄い~嫌味 平気で言うもんな~
今はそんな~とこにいるので
耳塞いでいます
(笑)
by みうさぎ (2018-05-22 00:18)
>>他人の不幸は蜜の味、しかしそれはやがて羨望
何て勝手なんだ(笑い)
by うつ夫 (2018-05-22 00:40)
オバハラ、他人の不幸は蜜の味、しかしそれはやがて羨望に?・・・こうした発言の常習者というのはいくらでもおりますね。わたしはこのような手合いたちを最もシンプルな表現としては、「馬鹿」だと思っておりますが、「馬鹿」な中にも様々な段階がありますね。「相手を傷つけてやろう、貶めてやろう」と意識して発言する人もおれば、「本気で善意と勘違いして」相手の心の入ってはいけないところまでずけずけ土足で上がり込んで来る人もいます。前者の方がより悪質ですが、どちらにしても「発言された方」の心は傷んでしまいます。「言葉」というものはポジティブにしてもネガティブにしても極めて大きな力を持つことがあります。ネガティブに力を持った場合は、それを投げかけられた相手にとって生涯のトラウマになる場合も少なくありません。こうした事実がまだまだ広く理解されてないのですが、わたしなどは「オバハラ」的言語の常習者には何らかの罰を与える法律が必要ではないかといつも思ってます。
>そういう経験をしても頑張って生きている人に対して
この意識は例えば、「誰かが不幸になった時点では蜜の味、しかし不幸のままで停滞していてほしいのに、まだ頑張っている姿が苛立たしい」という感覚もあるのかもしれませんね。
>大きな不幸がないコンプレックス
そういうのもあるでしょうね。「何不自由ない平凡な毎日」というパターンは小説にも映画にもドラマにもならないですから(笑)、不幸な経験を語る人たちがドラマティックに感じるのでしょうね。それにしても訳知り顔で、「子どもはあなたを選んで生まれてきた」なんて言う手合い、顔面にソバット喰らわしたくなります。実際にはやりませんが(笑)。
プロレスに興味のない人やプロレスを馬鹿に人たちにとっては、「タイトル」なんてほとんどままごとにように見えるのでしょうが、プロレスラーやプロレスファンにとっては一大事・・・このギャップがまたプロレスの複雑な魅力を生んでますね。
しかし「ベルリンの壁はこわれた」という時期のプロレスももっとしっかり観ておればと思います。すごく盛り上がったんですよね、この大会。
「猪木の怨念」というお考えもとても深くて、現在空を見ながら思考を凝らしております(笑)。そうですよね~、新日時代の猪木はバックランドのベルトに挑戦するまでは「NWF」でどうにかこうにかシンやハンセンなどを育成しつつ盛り上げていましたからね。日プロ時代からのレスラーやファンにとっては、「NWA」印のトラウマはそう簡単に抜けなかったのでしょうね。まあバックランド戦はとてもメジャーな雰囲気だったこともあり、鮮明に記憶しております。かく言うわたしもまだその頃はNWA幻想を持っていた情弱少年でして、WWWFはどうしても「ショーマンスタイル」のイメージがありました。しかし考えてみれば、ビリー・グラハムやバックランドなどがからんだタイトル戦など、当時からNWAより遥かに派手な展開だったと、今となってはよく分かります。バックランドがグラハムに勝った時の「超新星」というキャッチフレーズはインパクトありました。
>全日本プロレスが重んじたタイトルを蹂躙したかった。
ベルトに対する団鬼六的SM感情ですね(笑)。
>プロレスラーとしてベルトを巻いて各地をまわることはできなかった。
これはもう、猪木フリークだった当時はまったく気づかなかったのですが、今となっては非常によく理解できます。米国では、「猪木じゃ観客は集まらない」ですよね。外国人レスラーと比べると小柄ですし、特に身体に厚みがないですね。技も米国の基準からすれば、派手なものがありません。馬場なんて、写真をポスターに載せておけば、それだけでかなりの観客動員が見込めたでしょうから。そして今更ながら衝撃(笑)なのは、米国人にとっては、「猪木より鶴田の方がかなりおもしろい試合ができる」だろうことに、わたし自身最近気づいたことです。なにせ情弱少年時代は、「猪木と鶴田と比較するなんて冗談はよせやい!」の世界で、猪木は雲の上、鶴田は地上を這いずり回っているというヒエラルキーを持ち続けていましたから。
>全日本がいわゆる2.9プロレスをやっているときに、新日本は8人タッグだの10人タッグだのを10分ぐらいでやってましたよね。
確かにです。ある時期まで新日の試合って、「セメントをやれば強いんだぞ」幻想で観客を丸め込んでいたような部分もある気がします。その幻想が崩れたからには、「時間である程度満足させる」道しかなかったのかもしれません。RUKO
by 末尾ルコ(アルベール) (2018-05-22 02:01)
うーむ、被害者意識が高いだけでなくなるほど不幸にも嫉妬なのか(^_^;)
by pn (2018-05-22 06:17)
皆が全て平和とはいかないのですね
by ヤマカゼ (2018-05-22 06:42)
うちの職場はおばさんだらけですから、もう慣れてしまいました(笑)
よくも他人の小さな出来事を大げさに広げるものだと逆に感心してしまいます。おばさん達の口に蓋は出来ないですね・・・。
by kou (2018-05-22 07:35)
オバハラなるものがあるんですね。
言われてみればザ・オバサン的な像が浮かんできます。。。
そうならないよう気をつけよう・・・^^;
by Rinko (2018-05-22 07:53)
不幸経験までも嫉妬の対象になるのですか・・・うーん、難しい。。
不幸自慢は嫌いです、だから自分の病気の事も前面に出すことはしません。親しい人だけわかれは良いのです。
物事全てネガティブ思考でとらえる人も苦手、こっちまで暗くなる。
気を許していたら、どこまでも甘えてくるから…何事も適度が一番です。。
by hana2018 (2018-05-22 08:17)
「オバハラ」なんてあるんですか。
確かに無神経で傍迷惑なオバハンは珍しくないですね。
by johncomeback (2018-05-22 10:41)
オバハラ知りませんでした。
by nikki (2018-05-22 12:10)
セクハラ、パワハラより多いんじゃ無いかな・・・・
且つ本人は全く意識無いでしょうね。
by kinkin (2018-05-22 13:01)
オバハラ 知りませんでした(^^)何気ないオバハラ的な言葉は沢山ありますよね
これは なくならないでしょうね(^^)
by チャー (2018-05-22 15:24)
そのうちオバサンと呼ぶこと自体がハラスメントと言われるかもしれませんね。
昔からその辺の毒を含んだような言い方はあるんだけど、ハラスメントとしては位置づけていなかっただけのようにも思えます。
by なかちゃん (2018-05-22 15:51)
オバハラ知らなかったわ~。
そうならならないように気を付けよ~っと!
by poko (2018-05-22 18:24)
まさに、オバタリアン(死語?)ですね。
by ヨッシーパパ (2018-05-22 19:27)
人の不幸まで羨望の対象になるとは、とことん面倒くさい、関わり合いにならずに生きていきたいです^^;
確かに何がその人のコンプレックスを刺激してしまうかは容易には想像できませんから怖いですね。
職場ではプライベートな話はできるだけ避け、お天気と芸能・スポーツニュースで場をつなぎます。
by ゆきち (2018-05-22 22:09)
毒の3要素はその通りですね~
我が家が現在の地に越して来た当時には
両隣のオバサンから色々とやられてしまいました。
会話がくだらな過ぎて井戸端会議に参加しなくなったら
ウソ八百を言い放たれて参りましたが
両隣のオバサンが言ってた事は「デタラメ」とバレて
挙句の果ては両隣は引っ越して行きました(笑)
by makkun (2018-05-23 11:10)
よくあるハラスメントを、オバさんをターゲットにしたわけですね。
by 犬眉母 (2018-05-24 01:19)