今川焼きを久しぶりにいただきました。ところで、今川焼き、でみなさんには通用しますか。というのも、地方によっては、大判焼き、回転焼き、二重焼き、黄金焼き、じまん焼きなど呼び方が様々だそうですね。原材料は同じでも、それぞれ独特の意味や普及の背景があるのかもしれませんね。
今日は長男のリハビリを兼ねた散歩。JR京浜東北線沿線蒲田駅ビル・グランデュオ蒲田まで、小一時間かけて歩きます。
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地下で買い物をして、エスカレーターで1階に上がると、餡菓子とシュークリームの店が競っていいにおいをさせています。
冬至に、かぼちゃと小豆のいとこ煮を食べようと思っていたら、日にちを間違えてしまい(←23日だと思い込んでいました)食べ損なったので、
餡菓子のにおいにつられて店を見ると、いつの間にか、サザエ食品が撤退して、同業の「御座候」が入っていました。
「御座候」というのは、姫路に本社がある、あんこ(つぶあん、こしあん)や、主にあんこを使った和菓子の製販一体の会社です。
御座候グランデュオ蒲田店では、北海道十勝産のあんこと、御座候(商品名)の「赤あん」と「白あん」を売っていますが、今日は「赤あん」を買いました。
最近のあずき由来食品は、国産のあんこを売り物にしていることが多いですね。
輸入餡にアフラトキシンが時々発見されますから。
スーパーで売っている安い和菓子の中には、「国産小豆使用」とうたいながら、原材料を見ると、「小豆、餡……」と列記され、要するに小豆とあんこが別(小豆だけが国産でたぶんあんこは輸入)というセコい商品もあります。
が、「御座候」の「赤あん」は、「小豆あん、小麦粉、水あめ、膨張剤」と記され、「小豆100%」と標榜しているので、それはなさそうです。
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各地方で呼び方様々
ところで、
御座候(商品名)と書きましたが、私に言わせるとこれは、「
今川焼き」なんです。
で、帰宅して、「これ買ったよー」と妻に見せると、妻が言うには
「ああ、
大判焼きだ」だって。
久々の激論ネタ発生!
さて、正しい名称は「今川焼き」か、「大判焼き」か。「御座候」か。今日は三つ巴です。
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wikiにはこう書いてありました。
今川焼き(いまがわやき)は、焼き菓子のひとつ。後述する語源から明らかなとおり、元来は東京周辺での呼称であり、全国的には大判焼き(おおばんやき)と呼ぶ地域が多い。地域によっては二重焼き・太閤焼き・甘太郎焼・義士焼き・小判焼き・回転焼き・回転饅頭・太鼓焼き・きんつば・太鼓饅頭・夫婦まんじゅう(フーマン)・おやき(長野県のおやきとは異なる)などとも呼ばれる。
wikiにもたまに間違いがあるのですが、それぞれの地方での呼び方を調べているページも、同様の結果になっていますね。まあ、wikiはそのページを参考にして書かれたのかもしれませんが……。
それぞれの地方での呼び方
http://hb2.seikyou.ne.jp/home/my-morita/ni/ni_top.htm
この書き方のとおりですと、どうやら「標準語」は「大判焼き」で、「今川焼き」は東京の「方言」のようですね。そして、「御座候」の本社がある地域は「回転焼き」。
う~ん。でも上記のページを見ると、妻の出身県も「今川焼き」と呼んでいるのです。
ということは、妻は標準語にさりげなく訂正して、私だけが方言から脱していないわけです。
東京生まれの私が、方言にしがみついているとは、なんとも意外な結果となりました。
それにしても、同じものなのにこれだけ呼び方が分かれると、そのルーツや広まり方なども興味が出てきますね。
みなさんは、どう呼びますか。今川焼き、元い大判焼きのことを……。
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