パソコンの突然の故障で若干気落ちしていますが、結局今日の記事もそのことについて書くことにしました。昨日はコメントくださったみなさん、ありがとうございます。
昨日書いた、突然壊れたパソコンですが、状況を、さっそくメールや電話を使って何社かに相談したものの、いずれも違う回答なので困ってしまいました。
ある社は、MSRの修復で治るといい、またある社は、ハードディスクの論理的な故障だといい、またある社は、物理的な故障だといいます。
販売元の、マウスコンピューターに問い合わせたところ、biosを初期値に戻して治らなかったら、ハードウェア(ハードディスク)の問題といわれました。
修理については、いずれにしてもハードディスクの取り換えになると思いますが、問題は、データの修復ができるかどうかです。
これについても各社回答はまちまちで、まずはできるかどうかを診るというところと、すでに同じような例があるとして具体的に見積もりを出しているところがありますが、その見積の額も、下は6000円、上は40万円……。
それぞれ根拠のある回答と思いますが、どこにお願いすべきかわからなくなってしまいました。
SEOの功罪
で、そうした業者への問い合わせで気付いたことがあります。
地元にある会社で修理してくれるところを調べようと思い、「○○区(自治体名) パソコン修理」で検索したところ、ズラーっと思った以上に出てきました。
「地元にはずいぶんパソコン修理店があったんだな」
と思ってそれらのうちの上位表示のサイトを見ると、みんな会社の所在地は別の自治体になっているのです。
では、どうしてその会社が検索にかかったのかと思ってサイトをよく見ると、同じ内容で、自治体名だけ換えてページを何通りも作っているんですね。
たとえば、東京ですと、パソコン修理の宣伝文句やページのレイアウトは全く同じページで、ページトップの「○○区のパソコン修理なら」というタイトルのところだけ、23の区に換えて、つまり「○○区」だけ変えた23通りの中身は同じ宣伝ページを公開しているわけです。
だから、大田区で検索したら「大田区のパソコン修理なら……」、品川区なら「品川区のパソコン修理なら……」、渋谷区で調べたら「渋谷区のパソコン修理なら……」と、同じ会社の同じページがどの自治体で検索しても出てきます。
そうやって、その区にはない会社が、さも地元の会社のように検索されるわけです。
地域名とサービスの複合キーワードは、業者にとっては成約の可能性の高い黄金検索語句なので、同じことをやっている業者がたくさんいるわけです。
まあ、たぶん私が修理業者でも、同じことをしたかもしれません。
でも、マシンを少しでも早く修理したいので、自分で持ち込みたいから地元の業者を探している人にとって、このSEO対策は、やっぱり迷惑ですね(苦笑)
今度こそ地元だと思ってサイトを見ても、所在地が電車で1時間も揺られるところばかり出てくると、がっくりしてしまいますから。
ということで、また明日も、こんな話になってしまうかもしれませんが、よろしくお願い致します。
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