レトルトカレー、賞味期限過ぎても食べますか? [食べもの]
レトルトカレーを知ったのは、万国博覧会のあった頃かなあと思っていました。でも、できたのはもう少し前だそうです。レトルトカレーの日というのがあったんですね。1968年2月12日、日本初のレトルト食品であるボンカレーが発売され、大塚食品がその日をレトルトカレーの日に制定したそうです。
先日も、大塚ホールディングス会長・大塚明彦氏が亡くなった「追悼記事」として、『週プレNEWS』が、徳島県・阿波市に1台だけ残る「ボンカレー自販機」を記事にしていました。
ボンカレーの生みの親を追悼、最期の1台?“幻のボンカレー自販機”を追い求めて…!
http://wpb.shueisha.co.jp/2014/12/05/40165/
ボンカレーを最初に食べた時は、正直、そんなに美味しいものだとは思わなかったのですが、半世紀近くたった現在では、多くの食品メーカーが参入して商品の種類も増え、味もずいぶん良くなってきました。
【大塚食品関連記事】
マンナンヒカリのレトルトに活路を見い出せないか、大塚食品
実は2001年のBSE騒動以来、私は牛エキスや牛脂を使うレトルトカレーをやめたのですが、レトルトカレーそのものはやめずに、それらを使わない、S&Bや明治や中村屋などのレトルトカレーを購入するようになりました。
ところで、レトルトカレーは賞味期限が長いので、保存食や、なにもないときの買い置きとして重宝されていますが、そういうものはつい、賞味期限を過ぎてしまうことがあります。
そういうときは、捨てるのがもったいないし、かといって健康被害があったらその方が高く付くだろうし……。
と悩まれることもあるかもしれません。
このブログでは以前、「賞味期限と消費期限の猶予期限」という記事を書きました。
そこでは、乳製品やカップ麺などについて、メーカーに「賞味期限」についてお尋ねした結果をご紹介しています。
その記事に書いたように、「賞味期限」を1日でも過ぎたら直ちに破棄しなければならない、というわけではなさそうです。
食品によって違いますが、メーカーの回答を見た限りでは、「製造日」から「賞味期限」までの日数の1.2倍程度の日数ならOKのようです。
では、いつが「製造日」かというと、これは各メーカーに尋ねるのが一番確実ですが、レトルトカレーは多くが2年といわれています。
たとえば、我が家にあるレトルトカレーを調べてみると
『新宿中村屋インドカリー・スパイシーチキン』の賞味期限は
2016年5月9日です。
そこから2年引くと、2014年5月9日になります。これが推定製造日です。
「2年間」に1.2倍した日数は730×1.2=876
876-730=146なので、
1.2倍とすると、146日までは賞味期限を過ぎてもいいという計算です。
具体的に2016年5月9日の146日後は
2016年10月02日ということになります。
ただし、「1.2倍程度」というのは、メーカーが賞味期限を設定するテストで上限としている数字であり、その期間内だからといって、賞味期限を過ぎていたら何かあっても企業が保証してくれるわけではありません。
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先日、「『なぜ、東大生はカレーが好きなのか』カレーを食べて脳機能向上」という記事を書きました。
そこでは、『なぜ、東大生はカレーが好きなのか』の著者である吉田たかよし氏が、ターメリックを加熱してから、レトルトカレーに加えた「脳力アップカレー」を週2回食べていると書きました。
カレーはターメリックを入れて作りますが、もともとターメリックの入っているレトルトカレーに、さらにターメリックを加えればターメリック効果が増すという狙いです。
なぜそうするかというと、ターメリックの中のクルクミンが、認知症予防や炎症防止、肝臓の解毒作用を助けるなどの効果があるからです。
そのターメリックというのは、サプリメントでもお馴染みのウコンのことです。
ただ、ここで気をつけておきたいのは、ターメリックというのは秋ウコンで、ウコンには春ウコン(キョウオウ)や紫ウコン(ガジュツ)などもあります。
クルクミンの含有量が多いのはターメリックなのです。
ですから、市販のカレー粉やカレールウを購入するときは、材料に「秋ウコン」もしくは「ターメリック」と書かれたものを選ぶと、吉田たかよし氏のクルクミン健康食品説にかなったものになるわけです。
レトルトカレーといえどもうんちくは尽きません。
先日も、大塚ホールディングス会長・大塚明彦氏が亡くなった「追悼記事」として、『週プレNEWS』が、徳島県・阿波市に1台だけ残る「ボンカレー自販機」を記事にしていました。
ボンカレーの生みの親を追悼、最期の1台?“幻のボンカレー自販機”を追い求めて…!
http://wpb.shueisha.co.jp/2014/12/05/40165/
ボンカレーを最初に食べた時は、正直、そんなに美味しいものだとは思わなかったのですが、半世紀近くたった現在では、多くの食品メーカーが参入して商品の種類も増え、味もずいぶん良くなってきました。
【大塚食品関連記事】
マンナンヒカリのレトルトに活路を見い出せないか、大塚食品
実は2001年のBSE騒動以来、私は牛エキスや牛脂を使うレトルトカレーをやめたのですが、レトルトカレーそのものはやめずに、それらを使わない、S&Bや明治や中村屋などのレトルトカレーを購入するようになりました。
レトルトカレーの賞味期限切れ、いつまでなら食べられるか
ところで、レトルトカレーは賞味期限が長いので、保存食や、なにもないときの買い置きとして重宝されていますが、そういうものはつい、賞味期限を過ぎてしまうことがあります。
そういうときは、捨てるのがもったいないし、かといって健康被害があったらその方が高く付くだろうし……。
と悩まれることもあるかもしれません。
このブログでは以前、「賞味期限と消費期限の猶予期限」という記事を書きました。
そこでは、乳製品やカップ麺などについて、メーカーに「賞味期限」についてお尋ねした結果をご紹介しています。
その記事に書いたように、「賞味期限」を1日でも過ぎたら直ちに破棄しなければならない、というわけではなさそうです。
食品によって違いますが、メーカーの回答を見た限りでは、「製造日」から「賞味期限」までの日数の1.2倍程度の日数ならOKのようです。
では、いつが「製造日」かというと、これは各メーカーに尋ねるのが一番確実ですが、レトルトカレーは多くが2年といわれています。
たとえば、我が家にあるレトルトカレーを調べてみると
『新宿中村屋インドカリー・スパイシーチキン』の賞味期限は
2016年5月9日です。
そこから2年引くと、2014年5月9日になります。これが推定製造日です。
「2年間」に1.2倍した日数は730×1.2=876
876-730=146なので、
1.2倍とすると、146日までは賞味期限を過ぎてもいいという計算です。
具体的に2016年5月9日の146日後は
2016年10月02日ということになります。
ただし、「1.2倍程度」というのは、メーカーが賞味期限を設定するテストで上限としている数字であり、その期間内だからといって、賞味期限を過ぎていたら何かあっても企業が保証してくれるわけではありません。
ターメリックは秋ウコン
先日、「『なぜ、東大生はカレーが好きなのか』カレーを食べて脳機能向上」という記事を書きました。
そこでは、『なぜ、東大生はカレーが好きなのか』の著者である吉田たかよし氏が、ターメリックを加熱してから、レトルトカレーに加えた「脳力アップカレー」を週2回食べていると書きました。
カレーはターメリックを入れて作りますが、もともとターメリックの入っているレトルトカレーに、さらにターメリックを加えればターメリック効果が増すという狙いです。
なぜそうするかというと、ターメリックの中のクルクミンが、認知症予防や炎症防止、肝臓の解毒作用を助けるなどの効果があるからです。
そのターメリックというのは、サプリメントでもお馴染みのウコンのことです。
ただ、ここで気をつけておきたいのは、ターメリックというのは秋ウコンで、ウコンには春ウコン(キョウオウ)や紫ウコン(ガジュツ)などもあります。
クルクミンの含有量が多いのはターメリックなのです。
ですから、市販のカレー粉やカレールウを購入するときは、材料に「秋ウコン」もしくは「ターメリック」と書かれたものを選ぶと、吉田たかよし氏のクルクミン健康食品説にかなったものになるわけです。
レトルトカレーといえどもうんちくは尽きません。
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