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宝来公園通り(大田区田園調布)、晩秋の銀杏並木 [大田区散歩]

宝来公園と田園調布駅(東京大田区)を結ぶ宝来公園通りの銀杏並木が見頃、という情報が昨日Facebook大田区コミュニティにあったので、今日(3日)行ってきました。落葉は1日の違いが大きくて、たしかに昨日がいちばんよかったんだろうなと思いましたが、まだ葉は残っていたので少し撮ってきました。

銀杏並木

大田区をご存じない方でも、田園調布は日本一ともいえる高級住宅街としてご存じの方も多いのではないでしょうか。

田園調布駅前商店街
田園調布駅前商店街(2013年9月16日撮影)

駅西側の田園調布3丁目は著名人が邸宅を構えています。

一番有名なのは長嶋茂雄氏。国民栄誉賞受賞が決まった時は町として歓迎ムードでした。

祝長嶋茂雄国民栄誉賞
祝長嶋茂雄国民栄誉賞と書かれています(2013年9月16日撮影)

他には三浦朱門・曽野綾子夫妻、石原慎太郎氏、張本勲氏、五木ひろし、エイベックス社長の松浦勝人氏、鳩山由紀夫氏などが住んでいるといわれます。

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このブログで記事にしている東宝昭和喜劇の出演者では、谷啓が田園調布に生まれ、そこから父親の仕事の都合で広島→神奈川・逗子に移ったそうです。

田園調布には、「アラウンド」として田園調布本町という町もありますが、田園調布というよりも、東急多摩川線の沼部駅(多摩川べり)に近いところにあります。

沼部(田園調布本町)は、狛江市から大田区六郷まで生活用水として役立てられた六郷用水の跡地遊歩道スタート地点です。

六郷用水の跡地遊歩道

田園調布本町の隣町の嶺町というところがこれまた閑静な住宅街であり、田園調布本町も「3丁目」に比べるとセレブ色は薄れるかもしれませんが、静かないい街だと思います。

大田区は、田園調布、馬込、久が原などが超高級住宅地といわれ、そうした北部地域によって大田区全体の住民の平均年収を引き上げているそうです。

まあ率直に言うと、区内で南北間の格差があるということでしょうか。

さて、タイトルの宝来公園通りとは、その田園調布3丁目のど真ん中にある大田区立宝来公園と、田園調布の駅を結ぶ通りです。

まずは田園調布駅を降ります。


大きな地図で見る

田園調布駅

2000年に駅ホームが地下に入ってしまったのですが、以前はこの門の後ろに、東急東横線と東急目蒲線(現多摩川線)が走っていました。

そして、銀杏並木です。

宝来公園通り並木道

宝来公園通り並木道

撮影はできませんでしたが、風が吹くと葉がザザーッと落ちてきます。たぶんあと2日ぐらいでほとんど落ちてしまうのではないでしょうか。

田園調布は春の桜坂(桜並木)と、秋の宝来公園通りの銀杏並木が有名です。

そして、通りは宝来公園に突き当たります。

宝来公園

宝来公園(大田区田園調布3-31-1)は、以前このブログ記事でも訪れたことがあります。

大田区最古の区立公園です。1925年(大正14年)に田園調布を開発した際、所有者の田園調布会が、武蔵野の景色を保存するため広場として残したことが始まりといわれます。何しろ緑が多い公園です。

宝来公園
2013年9月20日撮影

総面積約1万2400平方メートル。園内には約70種1500本の花や樹木が植えられ、ジャングルジム・滑り台・ブランコなども用意されています。

宝来公園の遊具
2013年9月20日撮影

ただ残念ながら公園にも近くにも駐車場がないので、地元の人か、電車で来れる人に限られます。

その宝来公園。今日行ってみるとまだ紅葉が残っていました。

紅葉

そして、これは宝来公園から田園調布駅に向かう帰り道です。

帰り道

このブログでは、大田区散歩というカテゴリーで、これまで約70記事書いてきましたが、先ほど名前を出した嶺町は、考えてみるとまだ行っていないことに気が付きました。ということで、次回の大田区散歩は嶺町(鵜の木)をご紹介したいと思います。

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