Twitterのアカウント凍結の話です。気づかれた方もおられますが、このブログと連動したTwitterのアカウント「いっぷく」が凍結されてしまいました。どうして凍結されたのか、またそうならないためにはどうしたらいいか、などについて、反省と情報シェアという意味で今回はまとめてみました。
ツイッターサービスは、「削除」ではなく「凍結」措置なので、凍結解除の申し立てをすると、凍結理由が一つだけなら多くは復活できます。
が、今回の「いっぷく」の場合、複数の理由が示されているので、申し立てましたが凍結は解除されませんでした。
今後、ルールや利用方法の変化で凍結解除の可能性がないわけではありませんが、まあたぶん「いっぷく」は永久凍結でしょう。
So-netブログユーザーの中でも、フォローしてくださった方々がおられます。こんなことになってしまい申し訳ございません。
ちょうど1年前(2013年10月18日)に、
Twitterについての記事を書き、ツイッターのフォロワー増加プロジェクトをスタートさせましたが、1年後にこのような記事を書くことになろうとは……。
現在は、もちろん意気消沈です。
ただ、9月5日更新の「
ツイッター、使ってますか?ブログ生活が変わるかもしれませんよ!」でも書いたように、ツイッターの拡散力で楽しい思いをずいぶんしてきましたので、その意義についてはいささかも考えは変わっていません。
これで足を洗うのではなく、今回はお灸をすえられたと思って、これからもツイッターは続けていきたいと思います。
そこで、今回は、自己批判と、ツイッターをされている方にシェアしていただくという意味で、なぜ凍結になったかという理由の推理と、今後どうしていくかということを述べてみたいと思います。
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ルールはTwitter,Incが決めるもの
凍結の理由は、Twitter, Inc.からメールが来るのですが、詳細に書かれているわけではありません。
おそらく、自分の複数のアカウント間でのリツイートを行ったことと、フォローチャーンだと思います。
複数アカウントのリツイート
ツイッターは、複数のアカウントを作ることを禁じていませんが、そこには諸説あります。
1日1アカウントのペースで作成すれば大丈夫だとか、100アカウントまでであるとか、訳知りサイトによっていろいろ書かれていますが、いずれも経験則や憶測の類で、Twitter, Inc.が公式にリリースしているわけではありません。
ただいえることは、同一人物の持つ複数アカウント間でリツイートする“人工的な拡散”を繰り返すことには厳しいということです。
Googleが、自分のサイトに自分でサテライトサイトを作って人工的にリンクすることを評価しないのと同じです。
つまり、拡散は不特定多数のユーザーによる自然発生でなければならない、というわけです。
でも厳しいですね。
私も「訳知りサイト」のヨタ話にひっかかって、いくつかリツイート用のアカウントを作ってみたのです。
そしたら、そのリツイート用のアカウントはお咎め無しで、親玉の「いっぷく」の方だけ凍結されたのですから。
私は、もし凍結されるのなら、新たに作った方のアカウントだろうとタカをくくっていました。
甘かったですね。
教訓は、
たとえ自分のアカウントでも無造作にリツイートを繰り返さないこと。
もうひとつは、
訳知りサイトの与太話を鵜呑みにしないことです。
Twitter, Inc.のルールが全てで、わからないことがあったら、納得の行く回答があるかどうかはわかりませんが、直接質問してみることだと思います。
以前も凍結されたことがあったのですが、理由を尋ねると、私に悪意のあるユーザーが、複数のアカウントを使ってブロック行為を行ったためにシステマチックに凍結措置がされてしまったと教えてくれ、すぐに凍結を解除してくれたこともありました。
フォローチャーン
フォローチャーンについては、ツイッターをされている方でもご存じない言葉かもしれません。
ひとつのアカウントに、フォロー、アンフォローを繰り返す行為です。
ツイッターアカウントの中には、相互フォロー用のアカウントというのがいくつも跋扈しています。
フォロワーを増やしたい人は、そのアカウントと、そのアカウントのフォロワーをフォローすることになっています。
すると、次にその相互フォロー用アカウントをフォローする人が、フォロワーである自分のアカウントをフォローしてくれるので、自分のフォロワーが増えるという仕組みです。
ところが、相互フォロー用のアカウントのフォロワーになっても、時間がたつことで新しいフォロワーが増えていくため、必ずしも古いフォロワーまでフォローしてもらえるとは限りません。
そこで、いったんその相互フォロー用アカウントのフォローを解除し、時間が経ってからまたフォローし直します。
すると、最も新しいフォロワーということになるので、またフォローしてもらえるようになるというわけです。
フォローチャーンのケースはこれだけではないのですが、Twitter, Inc.がこれを取り締まる理由の一つに、フォローチャーンによって、とにかく数だけを膨らませたアカウントにして販売している業者がいるからです。
たとえば、その相互フォロー用アカウントそのものなどは、多くのユーザーが利用すればするほどフォロワーが増えていくわけです。
業者がそういうアカウントを作って、膨らませて売却し、買った人がスパムツイートを流す、などという利用の仕方があるわけです。
いうまでもなく私は業者ではないし、アンフォローしたアカウントの再フォローも故意ではありませんでした(アンフォローしたアカウントをいちいち記録にとっているわけではありません)
ただ、Twitter, Inc.が個々のユーザーの身元や意図をいちいち確かめるわけではなく、結局業者であろうがなかろうが、ルールによって一律に取り締まるしかないのでしょう。
たぶん、悪気がなくても意図や自覚なしにこれでひっかかるユーザーは他にもいるんじゃないかと思います。
私もうかつでした。
対策は、
フォローもアンフォローも無造作には行わない、
そして、
相互フォロー用アカウントには近づかない
ということだと思いました。
あまり神経をつかうのも面倒ですが、自分が管理者でも、やはり悪用を防ぐためのルール作りを考えるでしょうから、ある程度窮屈になるのはしかたないのかもしれません。
というわけで、ツイッターも悪用者対策はずいぶん進んでおり、それは逆に言えば、ルールに抵触しない使いかたさえすれば、利用のし甲斐もあるということだと思います。
これを読まれた多くの方は、「自分は悪用してないから」と思われるかもしれませんが、悪用か悪意かということに関係なく凍結はやってきますので、念の為にルール確認などされてはいかがでしょうか。
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