大田区と諸外国の文化を披露する催し、「国際都市おおたフェスティバルin『空の日』羽田」について昨日書きました。そこでいただいた資料の中には、この秋に行われる大田区に関するイベントのお知らせが何通か入っていました。今回は地元の人むけの超ローカルな話になってしまいますが、これも大田区紹介ということで、それらについて書いておきます。
「
国際都市おおたフェスティバルin『空の日』羽田」は、グーグルで検索すると23500件も出てくる一大イベントでした。
国内、国際団体、近隣町会などが参加していましたが、その中には、この秋に行われる大田区のイベントの告知を行っているところもありました。
今日はそのうち、「東海道」「モノづくり」「映画」という、とくに大田区を語るときに必ず出てくるキーワードに関するイベントをご紹介します。
東海道・大田区と川崎区の連携による「区おこし」
このところ、再開発と大田区への接近が取り沙汰されるのは川崎市南部(つまり川崎区)。
先日も、『川崎ー羽田空港に連絡道』(読売新聞2014年9月9日付)という報道があったばかりです。
国や東京都、県などで構成する「羽田空港周辺・京浜臨海部連携強化推進委員会」の初会合が8日、内閣府で開かれ、川崎市と羽田空港を結ぶ二つの道路を整備する方針を決めた。羽田空港を核に国際的な物流活性化や人材交流を進め、ビジネス拠点の形成を目指す。
東京国際空港(羽田空港)が、多摩川を隔てて目と鼻の先にあるのに今はつながっていない。そこで、つなげて川崎の活性化のテコにしようということでしょう。
旧東海道つながりで、大田区と川崎区のスポットを紹介するリーフレットも配布されていました。
大田区側は、磐井神社、
ミハラ通り、聖蹟蒲田梅屋敷公園、
六郷神社、六郷の渡しなど。
川崎区側は、
川崎大師(平間寺)、川崎宿、東海道かわさき宿交流館、川崎・砂子の里資料館、芭蕉の句碑など。
川崎大師仲見世通り『住吉』でご紹介した動物や星の形に切り取った久寿餅
まだ、このブログでもご紹介したことのないところもあるので、機会を見つけて行ってみたいと思います。
そして、「まち歩き」を実際に行うイベントとして、『大田×川崎旧東海道ウォーク無料!』というイベントの募集チラシをいただきました。
大田×川崎旧東海道ウォーク無料!
イベント名通り、大田区と川崎区のスポット巡りを組み込んだコースを歩くものです。
チラシに書かれているコースは、大田区内の大森北公園→磐井神社→ミハラ通り→梅屋敷商店街→大田区産業プラザPiO→六郷神社、そして新六郷橋をわたって川崎市内に入り、川崎稲荷神社→田中本陣跡→東海道かわさき宿→一行寺→砂子の里資料館→稲毛神社→無縁塚(ゴール※京急「八丁畷」駅すぐ)というものです。
日時は10月18日(土)9~16時。事前申込みもいらない自由参加だそうです。起きてたら行ってみようかな、という感じでいいわけです。
問い合わせ先は、大田区観光・国際都市部観光課(03-5744-1322)まで。
モノづくりの町、大田区を工場見学で確認する
大田区といえば京浜工業地帯の中核。ただ、大きな工場は比較的川崎市側に多く、大田区は町工場が中心です。下請けの場合もありますが、自ら開発した製品を販売したり、メーカー側にOEMしたりすることもあります。そこでこのような企画ができました。
おおたオープンファクトリー
「ファクトリー」とあるように、大田区の工場を一緒に回ってつながろうという企画です。
日本有数のものづくりの街である大田区を再確認するために、
下丸子・武蔵新田エリアにある何十という町工場を一気に回るツアーです。
東急多摩川線武蔵新田駅
日時は11月29日(土)。10時~16時。
これまた参加無料です。予約不要の、私のような貧乏で気まぐれの人間にやさしいイベントです。
蒲田が開花した「映画の時代」を振り返る
蒲田といえば、かつて松竹の撮影所があったところ。
名女優・高峰秀子はもともと蒲田出身ではありませんが、子役で蒲田撮影所に通ったため、蒲田小学校の出身です。
撮影所があった場所ではありませんが、松竹撮影所が移転した後もその名前を残そうと、
キネマ通りという名の商店街もあります。もっとも、ここは商店街としてはすっかり寂れているのですが……。
第2回蒲田映画祭
昨年、
蒲田映画祭の記事を書きましたが、今年はその第2回が行われるそうです。
昨年の展示より
今年は、松竹キネマ撮影所、映画『蒲田行進曲』のエピソードなどを展示するそうです。
このほかにも、商業をテーマとした商い(AKINAI)・観光展や、『花子とアン』関連のイベントなどもあるのですが、このブログでは、可能な限り足を運んで記事にしようと思っています。
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