上神明天祖神社(かみしんめいてんそじんじゃ、東京都品川区二葉4-4-12)では、9月13、14日に例大祭が行われたので行ってきました。JR横須賀線西大井駅と、東急大井町線・都営浅草線中延(なかのぶ)駅のちょうど中間あたりにあります。地域としてのつながりや自治意識が非常に高い品川区らしいお祭りであると思いました。
例年この時期になると、中延という町一帯は「上神明天祖神社例大祭」の告知ポスターやのぼりを街中に見かけることができます。
私はこの土地の出身でもないし居住者でもありません。
が、近くには、私以外の家族が1度は入院してお世話になっている大学病院があります。
また、以前このブログの記事で書いたように、今も
品川区立図書館はよく利用するので、居住はしていなくても、もう何年も付き合いのある“知ってる町”になりました。
品川区は、区立の小中一貫校制度を積極的に実施したり、4・3・2制という新しい学制(カリキュラム)を提案したりしています。
また、図書館も午後8時まで開館して他区所蔵の書籍貸出も対応が早く(ただし休館日が多い)、23区の中でも文教面が充実しているところだと思います。
各駅の駅前商店街が元気(つまり大手スーパーなど大店舗が少ない)なのも大きな特徴です。
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稲荷、白蛇、七福神も祀った神社
上神明天祖神社は、天照大御神を御祭神とする神社です。神殿のほか、稲荷、白蛇などがあります。
これが上神明天祖神社の正面です。すでに西日になっていて眩しかったので横から撮りました。
正面の大鳥居は赤ではなく緑です。大正初期に建立。空襲で境内が丸焼けになっても残ったもので、昭和49年に銅で修復されたそうです。氏子有志の名を刻んだ記念碑も立っていました。同神社の象徴のひとつです。
参道には露店。チョコバナナ、ハッカパイプ、あんず飴、じゃがバター、お好み焼きなど定番のものが並んでいました。
稲荷社。京都伏見稲荷大社の御分霊だそうです。文書によると明治12年から祀られているとか。
ここが奥にある社殿です。
右にまわると弁天社があります。荏原七福神が置かれています。
荏原というのはかつて荏原郡といわれていた、。今の衆議院選挙区東京3区の地域を指します。その地域にある7つの神社や寺院に七福神は1つずつ祭ってあります。上神明天祖神社に祀られているのは弁財天です。
さらに奥に進むと弁天池があり、手水鉢の白蛇が奉納されています。
白蛇は最高の霊力を持つ縁起の良いものと言われています。
舞台では、上神明小学校鼓笛隊が演奏していました。
地元神社の例大祭では、その学区域の小学校の児童が参加することが多いですね。
次回は、品川区内で一番大きい狛犬を祀っている下神明天祖神社や、庭園を公園に改造した戸越公園、通称“タコ公園”こと神明児童遊園などにも寄ったので、それらをまとめて記事にしたいと思います。
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