ツイッター(Twitter)フォロワー増加プロジェクト、と自分の心の中で名付け、昨年10月から始めたプロジェクトがまもなく1年になります。その名の通り、それまで“ほったらかし”だったツイッターを、積極的に使ってフォロワーを増やそうという個人的な試みです。数字的な目標到達はむずかしそうですが、思いもかけないリプライやリツイートもあり、いかなる価値で使うかで、便利で有用なツールであることもわかりました。
昨年10月、「
Twitter、後発・初心者用無料ツールを比較する」という記事を書きましたが、それからまもなくまる1年になります。私はここからフォロワー増加と積極的なツイートをはじめました。
ツイッター側で、この間過剰フォロー(というより事実上のツールによるフォロー)をより厳しく禁じる方針を打ち出したため、ある程度フォロワーをもっている人にはさして影響がなかったようですが、立ち上げたばかりのアカウントや、2000未満のフォロワーしかいないアカウントについては、フォローの仕方に対してちょっと神経質かな、と思えるぐらい厳しい監視が入り、アカウントの凍結が頻繁に行われていたようです。
私も手動フォローなのに、1度凍結されたことがあります。
とくに、今年5月に「
Twitter自動フォローツールのピンチ!?どうなるAPIキー問題」で書きましたが、個別のTwitterアカウントだけでなく、ツイッターのツールとツイッターとの間に挟むAPIというプログラム自体を凍結する処置をツイッター側が行ったため、ひとつのツールで複数のアカウントを管理していたユーザーは、いっぺんにすべてのアカウントのフォロー活動が止まってしまい、混乱した時期もありました。
私の場合、最初に作ったアカウントのパスワードを失念してしまい、その後新しいアカウントを作ったものの、あとで何度も試したら旧アカウントにもログインでき、結局複数のアカウントを活かしています。
本当は、ひとつのアカウントにフォロワーが集中したほうがいいのですが、複数のアカウントなら、つぶやくテーマによってを使い分けることができるので、まあこれも使い方次第だなと思いました。
ちなみに、複数のアカウントを持つこと自体は禁じられていません。
会社と個人、仕事とプライベートのように使い分けることもできるわけです。
といった前置きはともかくとして、このブログ「戦後史の激動」の、毎日の記事のタイトルとURLをツイートしているアカウントは約1年でどれだけ増えたか。
この記事を書いている5日23時現在で、8667フォロー、8717フォロワーです。
この間、So-netブログのユーザーの方々にもフォローしていただき、大変感謝しています。
もともと2000フォロワーぐらいでほったらかしにしていたので、1年弱で約6000フォロワーの増加ということになります。目標にしていた1年で1万増はちょっと厳しそうです。
スポンサードリンク↓
ツイートしたらこんなことがありました
私の場合、So-netブログで精一杯なことと、価値観の違いもあって、Facabookは情報発信も「友達」増やしも「いいね!」クリックも、もう2年近くほっとんど行っていません。
ですから、せめてツイッターは、せっかくアカウントを発行したのだから拡散力を持てるぐらい頑張ってみようと思って昨年から取り組むことにしました。
8717フォロワーというのが多いか少ないかの評価はともかくとして、ツイートに対するリプライやリツイートなどの反応が思った以上なので、その点は少し意外というか、びっくりしています。
具体的な経験を書く前にツイッター未経験の方にご説明すると、リプライとは、そのツイートを見た人の返信コメントのことです。
リツイートとは、自分が見たツイートを自分のフォロワーに転送ツイートすることです。つまり、リツイートした人は事実上、もとのツイートを推薦しているという意味を持っています。
それで、具体的なリプライやリツイート経験ですが、「
『最後のクレージー犬塚弘』から知った「恨むな、根に持て」」を更新した(そしてツイートした)ときは、著者の佐藤利明さんが「我が意を得たり」という最大級の賛辞でリプライとリツイートをしてくださり、Facebookの「いいね!」はふだんはほとんどないのに、そのときだけ83になっていました。
佐藤利明さんは、クレージー・キャッツファンの間では有名な方です。
繰り返しますが、私はFacebookにはいっさい情報を発信していません。ですから、私の「友達」がお義理で付けたものではなく、佐藤利明さんのリプライや、そのリツイートがどこかでFacebookにのったことで、クレージーファンから得た数字なのです。
やはり、著者に評価していただければ、嬉しいですよね。
おっ、ツイッターって面白いな、とそのときは思いました。
「
あべ静江“秘蔵写真”で『青春ド真中!』ヒロイン2人を思い出す」のときにも書きましたが、日本テレビが60~70年代に放送していた青春学園ドラマで、最多作品出演者が水沢有美であると記事にしたのを、水沢有美さんご本人がご覧になっていて、リプライをいただいたこともあります。
その後も、とくに書籍のレビューを書くと、著者がリツイートやリプライをしてくださることが多く、私は次第に、嬉しさから、
「え、このアカウントってどんだけ著名人とつながってるんだよ」と、少し怖くなってきました(小心)。
たとえば、「
『SEOに効く!Webサイトの文章作成術』は本当にSEOに効くの?」という記事では、書籍についてかならずしも絶賛ではなく、SEOというタイトルをつけることに懐疑的な書き方すらしました。
にもかかわらず、著者の女性はリツイートだけでなく、「お気に入り登録」までされているのです。
え、根に持った? と少し心配しましたが(笑)、とくにクレームはないので、記事は参考にする、ということなのだと思います。
そして、「
『パパはニュースキャスター』田村正和2枚目半3部作の集大成」を更新した時には、なんと、脚本家の伴一彦氏がリプライしているではありませんか。
伴一彦氏といえば、盗作呼ばわりした猪瀬直樹前知事のツイートを訴えるなど、積極的にツイッターに参加しているとはいえ、たかが無名の一個人の、雑文記事絡みでツイートしてくださるとは……と恐縮しました。
『パパはニュースキャスター』のページ(TBSチャンネル2)より
ツイッターは、拡散力だけでなく、というよりその中に含まれているかもしれませんが、記事が対象とした本人(著名人)から反応がかえってくる可能性のある、「著者と著名人との間にツイートという橋をかける媒体」です。
そういう意味では楽しい。ワクワクします。
と同時に、誰が見ているかわからないからおかしなことは書けないな、ともあらためて思いました。
ですから緊張はします。でも、それがブログ記事のいっそうの質の向上につながってもいくのです。
もちろん相手の気持はわかりませんが、誹謗中傷は論外としても、その人や作品に対する思いをまじめに書き連ねれば、相手はリプライやリツイートをしてくれます。
ツイッター未経験の方はもちろんのこと、アカウントを持っている方は、ブログ記事とも連携して、ご自身の思いをツイートしてはいかがでしょうか。
Facebook コメント