Cyberfoxといえば、おなじみパソコン用ブラウザ、Firefoxの派生ソフトです。Internet Explorerが圧倒的なシェアを誇っていたのは昔の話で、今は様々なブラウザがネット上に登場していますが、その中でもとくに有力なソフトであるのがFirefox。そのソースコードを、64ビットOS搭載マシン用に改造してコンパイルしたものがCyberfoxです。
このブログでは、「
知子の情報 for Waffle Cell、64bit版がリリースされていた!」で書いたように、64ビットのOS搭載マシンを使ってみたいという気持ちはあったものの、ソフトの都合で、32ビットの、それも必ずしも最新最速ではないマシンをずっと使ってきました。
『知子の情報』が64ビットに対応したのでその問題がクリアになり、晴れて64ビットのOS搭載マシンを使えることになったのですが、ソフトがかわらなければマシンをかえた意味がありません。
ことに、懸案となっていたのがブラウザです。
3月ぐらいから
So-netブログが重くなっています。
サイトを巡回していてもストレスが溜まるのです。
So-netブログは、アフィリエイト系商材や塾の推奨ブログサービスになっています。
お気づきの方もおられると思いますが、So-netブログはここのところ10000万PV/日を超える新参トレンドサイトが急に増えています。
そのため、多くの常連ブログはアクセスランキングの順位が下がっています。
PVの多いブログが増えたことと、So-netブログが重くなったことはもちろん無関係ではないでしょう。
せめて、自分の側(マシン)の環境だけでも改善したいと思い、せっかく64ビットOSにしたことですし、64ビットOS搭載マシン用ブラウザを使いたいと思いました。
そしてもうひとつ、サイトを巡回するとき、同じタブではなく、その都度新しいタブを開くようにしたいと思いました。
その方が巡回にストレスがたまらないのと、ひとつのテーマで調べ物をするときに、複数のサイトを開いておきたいからです。
So-netブログのような重いところでは、ひとつのブログを読み終えてから、nice!を押して、nice!が入ったことを確認し、その後同じタブで別のブログにアクセスするより、nice!を押したら、いったん新しいタブを開いて次のブログにアクセスしておいて、並行してnice!が入っているかどうかの確認をしていくほうがストレスがたまりません。
もちろん常連の方はそうされていると思いますが、32ビットで頑張ってきた私は、64ビットの世界がわからず、果たしてCyberfoxにそのようなプラグインがあるのか、ちょっと心配でした。
が、Firefoxの派生ソフトですから、Firefoxの拡張機能が使えるのですね。
まあ、パソコンを使いこなしている方にとっては「今更」の話ですが、備忘録という感じで以下にまとめます。
Cyberfoxをインストールする
Cyberfoxをダウンロード
まずはCyberfox本体を
http://sourceforge.net/projects/cyberfox/からダウンロードします。
そして、指示に従ってCyberfoxをインストールします。本体は無事インストールされます。
Cyberfoxを日本語化する
この時点ではCyberfoxは英語でメニュー等が表示されます。もちろん、それでも使えないわけではないのですが、日本語化ができるので、それも行っておきます。
ja.xpiファイルをダウンロードする
本体をダウンロードしたサイト「SourceForge」のFilesのランゲージパックから日本語用の「ja.xpi」ファイルをダウンロードし、引き続きインストールします。
アドレスバーに「About:Config」と入力する
「動作保証対象外」の警告が出ますが、「最新の注意を払って使用する」をクリックします。
[en-US]を[ja-JP]に変更
検索バーに、まず「general.useragent.locale」と検索。該当項目をクリックして、[en-US]を[ja-JP]に変更します。次に「intl.accept_languages」で検索し、[en-us, en]を[ja, en-us, en]に変更します。
そして、Cyberfoxを再起動すると、日本語が表示されるようになります。
リンクを新しいタブで開くアドオンを入れる
アドオンをインストールする
今度は、巡回するサイトをその都度新しいタブで開けるように、「リンクを新しいタブで開く」アドオンを
https://addons.mozilla.jp/firefox/details/258228からインストールします。
設定する
アドオンがインストールできたら、[ツール]→[アドオン]を開き、「リンクを新しいタブで開く」の「設定」をクリックします
そして、「リンク」のタブをクリックし、「異なるサイトへのリンクをタブで開く」にスライド。続いて「詳細」タブで「ホスト名で判断する」を選択します。
……ということで、今までよりも快適に利用しています。ストレスはかなり軽減されます。
64ビットOS搭載のパソコンでまだ32ビット対応のブラウザを使われている方は、参考にしていただければ幸甚です。
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