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伊藤ユミ、菅井きんの“老後報道”とひとり親への対応 [芸能]

伊藤ユミと菅井きんの老後について報じているのは、今週の『女性セブン』(6月12日号)です。姉が亡くなったことをきっかけに、大邸宅でみんなが一緒に住むそれまでの暮らしに一区切りをつけ、マンションの一人暮らしを選択した元ザ・ピーナッツの伊藤ユミ。正式な引退宣言もないまま、すでに認知症で施設に入っているという菅井きん。同誌はひとり親すなわち「独居老人」への対応を特集した記事も掲載しています。

女性セブン・菅井きん

菅井きん(引退宣言していないので敬称略)の記事には、「介護の深刻」という、まさに深刻なタイトルがつけられています。

同誌によると、菅井きんは2年ほど前に認知症で『要介護3』の認定を受けたといいます。

「夜中に外に出て、閉まっている建物のシャッターを叩いて“配給米をください”と叫んだり、左右違う履き物姿で、ふらふらと駅まで行き、改札を通ろうとして駅員に止められたりと、思いもよらない行動を取るようになった」と書かれています。

娘夫婦と同居するも、どうしても手には負えずに施設に入れることになったそうです。
家族は“60点介護”でいいです。介護する家族が疲れ果ててしまうと“介護殺人”や“高齢者虐待”になる可能性すらありますから。
 今回のケースでいえば、ご家族が介護を頑張った結果、最終的に“自分たちだけでは介護しきれない”“プロに任せよう”と判断されたわけですから、介護される側の菅井さんにとっても、安心できる環境を提供されてよかったと思いますよ」(国立長寿医療研究センター・遠藤英俊内科総合診療部長)
菅井きんが最後に仕事をしたのは2010年の映画『瞬 またたき』(S・D・P)

かつて、菅井きんは千堂あきほと同じ事務所にいたのですが、このブログ「戦後史の激動」の「千堂あきほ、中傷ビラ交際妨害事件」で書いたとおり、社長とマネージャーが、千堂あきほの交際相手を名指しして、誹謗中傷するビラをまくなどの事件を起こして事務所が壊滅状態に。

その時点で菅井きんは「ひとりでやっていく」と事務所を離れたのですが、タレントが事務所に所属せず一本独鈷でやっていくのは大変です。

ですから、「ああ、年齢も考えて、これを機会に女優業から少しずつフェードアウトしていくのかな」と私は思ったのですが、その後もまた別の事務所に所属したようですね。

仕事の電話がかかってくると、『あ、はい、はい』と仕事を受けてしまう人らしいので、なかなか現役引退の踏ん切りがつかなかったのでしょう。

結局、正式な引退宣言をしないまま施設に入ってしまいました。

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大家族から一人暮らしへ


伊藤ユミは、往年の大スター、ザ・ピーナッツの妹。

ザ・ピーナッツむかって右側が伊藤ユミ(『クレージーメキシコ大作戦』より)
むかって右側が伊藤ユミ(『クレージーメキシコ大作戦』より)

もちろん伊藤ユミは正式に引退していますが、本名の伊藤月子ではなく、芸名の伊藤ユミで記事が書かれているので、こちらも敬称略でいきましょう。

すでに他のメディアでも取り上げていますが、現役時代に大邸宅をたて、両親や兄弟、付き人、一時は元夫の沢田研二まで一緒に住んでいた大家族。

時が経つと少しずつ人が去り、姉の伊藤エミが亡くなったことで残ったのは、伊藤ユミと伊藤エミの息子さん。伊藤ユミは、これまで甥を自分の息子のようにかわいがってきたが、今回別々に暮らすことになった。

そこで広すぎる大邸宅は売却。今は更地にされ、2人はそれぞれ近所のマンションで暮らしている、という話です。

伊藤ユミも「独居老人」となってしまったわけですが、同誌では、「親がおひとりさまになったらすぐやるガイド」という特集記事も掲載しています。

内容は、
「親の毎日を把握して“もしも”に備える」(第1章)
「親がかかりやすい病気やケガに備える」(第2章)
「ひとり親を守るために知っておくべきお金&サービス」(第3章)
「犯罪から親を守るために」(第4章)

で構成されていて、記事の中身は章タイトルのために知っておいたほうがいい情報。たとえば「離れて暮らしていても安心の見守りサービス」が紹介されたり、認知症を疑うチェックリストが書かれたりしています

認知症であるなしにかかわらず、ひとり親を実家に残している人には参考になる記事だと思います。

女性セブン 2014年 6/12号 [雑誌]

女性セブン 2014年 6/12号 [雑誌]

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2014/05/29
  • メディア: 雑誌


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