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ジャニー喜多川氏の真骨頂!?瀬戸朝香が夫の話をしない理由

ジャニー喜多川氏の真骨頂というべきでしょうか。瀬戸朝香といえば、今や井ノ原快彦との間に2人の子を成し、自分のブログはキャラ弁の写真や、育児関連の話題を書いているママドル。ところが、井ノ原快彦のことを聞かれても積極的に答えない。『東京スポーツ』(5月17日付)にそう書かれています。「自然の流れでも話せない瀬戸朝香 ジャニーズ妻が夫の話をしない理由」という記事がそれです。

東スポ・瀬戸朝香.png

内容はタイトル通りです。瀬戸朝香はママドルとして子供のことは話題にしても、夫でパパである井ノ原快彦については、テレビCM発表会で聞かれても「本人に聞いてください」と歯切れが悪い。

その理由は、同紙によると、「イノッチがCMキャラを務める学資保険の会見の時は、家庭での教育方針は切っても切り離せない話題のはずなのに、育児話はすべてカットさせたほど」事務所側の「女性が多いジャニーズファンの心情をおもんばかっての措置」だそうです。

ヤフーニュースにそのまま公開されています。いずれリンク切れになってしまうのでリンクしませんが、関心のある方は「ジャニーズの妻が夫の話をしない理由」で検索されると出てきます。

アイドルだから女性ファンの心情。

東スポの記事は、ありがちな、ありふれた推理です。

う~ん。でもそうかなあ。

いくらジャニーズタレントだからといって、現実に結婚して子どもがいることまで公然となっている40近い男に、いまさら「ファンの心情をおもんばかっての措置」なんでしょうか。

たしかに、ジャニーズ事務所が所属タレントに対して、結婚はもちろん、ひところは交際についても厳しく、それが原因なのか、30代後半で独身がゾロゾロいて、ジャニーズ事務所に批判的なマスコミからそれを指摘されたこともあります。

ただ、私の考えでは、真相はそこではない、と思います。

その根拠は、『日刊ゲンダイ』(2011年10月24日付)にあった、元所属タレントの署名記事です。

郷ひろみが抜けたある時期、ジャニーズ事務所の屋台骨を支えたあの元アイドルが、昔交際した女性を白状する連載がありました。

元ジャニーズ事務所で、かつ元アイドルが女性と交際していたら、いったい当時の事務所はどういう対応だったのだろうと興味がありますが、こう書かれています。
「でも、すぐにジャニー喜多川社長にバレてしまいました。
『ユー、顔が変わったね。鏡、見なさい。女を知ると、女を求めるギラギラした欲望が表情から消えちゃうの。それじゃあ、女の子にアピールできないでしょ』
男性アイドル発掘と育成の手腕では誰にも負けないジャニーさんならではの観察力と感性に脱帽です」
ね、東スポのまとめ方とは180度違うでしょう。

東スポは、そのタレントが「パパ」であることをファンが失望しないように、と書いています。主体はファンなんです。

ジャニー喜多川氏は、そうではなくて、特定の相手ができるとタレント自身が「女を求めるギラギラした欲望が表情から消えちゃう」と懸念しているのです。

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つまり、話の主体は、ファンではなくてタレント自身にあるのです。

ジャニーズ事務所が、結婚や恋愛をご法度とする理由は、タレント“イメージ”ではなくて、タレント自身の“アピール”の方を懸念していたわけです。

パパ然としたタレント。それはそれで安定感があっていいと思う女性もいるかもしれません。

でも、すくなくとも、パパタレであることと、「女を求めるギラギラした欲望」をアピールすることとの両立はむずかしいでしょう。

ジャニーズ事務所が、女性ファンを相手にする男性タレントのマネジメントとして、「家庭」キャラを避けるのはひとつの見識だと私は思います。

もちろん、だからといって、健全な成人が異性を求めることを禁じるのは現実的ではありませんが、いずれにしてもこの話は、ありふれたスター観と、作り手側の目の付け所の違いがはっきりしていておもしろいなあと私は思います。

優秀な作り手の、世間と異なる発想


実はこれと同じようなケースが、かつて、山口百恵と、プロデューサーの酒井政利氏にありました。

79年に山口百恵は、三浦友和と恋人宣言をしました。

その後リリースした、『しなやかに歌って』や『愛染橋』のセールスが下降。

しなやかに歌って

まあふつうは、山口百恵に恋人ができてファンが落胆したから売り上げが落ちてしまったと見るわけですが、酒井政利氏はそうは考えませんでした。

ファンや山口百恵の責任にすれば話は簡単。しかし、山口百恵の結婚はいずれは来ると誰でも予想できることであり、ファンが買う気になるかどうかの決め手は結局作品の質による。要するに、責任は作り手にある。

「この娘は恋をしているんだ! と思ってしまうと、つい情に流されて、つくる歌もパンチを欠く」(『プロデューサーー音楽シーンを駆け抜けて』時事通信社)という「作り手のモチベーション」に原因を求めたのです。

そして、その前提で反省し、出なおすと、次の『謝肉祭』ではセールスを回復させています。

ジャニー喜多川氏にしても、酒井政利氏にしても、名プロデューサーは、巷間のありふれた、そしてさかしらな分析など、全く問題にせず、自分の価値観で判断しているのです。

そういえば、元楽天監督の野村克也氏は、現役の監督時代、しばしば「ファンの考えの上を行く野球をしたい」と言っていました。

まさに、優秀な作り手は、世間のありふれた常識や価値観を、自らの知識と経験で凌駕し、ときには裏をかき、とくには別の立場から主張するなど、つねに新しい価値観や斬新なものの見方を主張することで世間と戦っているのかもしれません。

プロデューサー―音楽シーンを駆け抜けて

プロデューサー―音楽シーンを駆け抜けて

  • 作者: 酒井 政利
  • 出版社/メーカー: 時事通信社
  • 発売日: 2002/04
  • メディア: 単行本


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