黒部の太陽、BS日テレで今日放送、三船敏郎&石原裕次郎 [懐かし映画・ドラマ]
『黒部の太陽』(1968年、三船プロ、石原プロ、日活)が本日(3月8日)18時から、BS日テレで放送されます。昨年、石原裕次郎さんの27回忌メモリアルとして、5本の映画が収録されたDVD『夢の箱ードリームボックス』が発売されましたが、その目玉作品がまさにこの『黒部の太陽』でした。今度はいよいよテレビ番組として視聴できるのです。
DVD化については、このブログの「石原裕次郎、27回忌メモリアル『夢の箱ードリームボックス』」という記事で書きました。
5社協定の壁をぶち破って実現した、他社主演俳優と石原裕次郎の共演作として話題をよんだ石原プロ制作の『黒部の太陽』『栄光への5000キロ』(1969年、松竹)『富士山頂』(1970年、東宝)『蘇る大地』(1971年、松竹)『ある兵士の賭け』(1970年、松竹)などが収録されています。
『黒部の太陽』は、日活の看板俳優だった石原裕次郎が、自分の作りたい映画を実現するために62年に作った石原プロの、悲願であり原点でもある作品です。
私の世代ですと、石原裕次郎は、『太陽にほえろ!』(1972年~86年、東宝、日本テレビ)『大都会』(1976年~79年、石原プロ、日本テレビ)『西部警察』(1979年~84年、石原プロ、テレビ朝日)といったテレビドラマでおなじみですが、本人は生粋の映画人。
『黒部の太陽』も「劇場で観てほしい」という本人の意向があって、ビデオ化もDVD化もテレビ放送も長く行われなかったといわれています。
それが、冒頭の『夢の箱ードリームボックス』でやっとDVD化され、今回いよいよテレビで見ることができるようになったのです。
たしかに、映画を映画館で見るのとテレビで見るのとは違います。
でも、お蔵入りさせるよりは多くの人が観られるようにしたほうがいいですよね。
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ストーリーはとくに込み入ったところはありません。関西電力が黒部川に『黒部第四発電所』を建設することを決定。技師とトンネル野郎たちが、命を懸けてトンネルを掘るという話です。技師役には三船敏郎、土建屋の長男を石原裕次郎が演じています。
テレビ世代の私ですが、映画に対しても畏敬の念が少しはあるらしく、この2大スターが全力投球した作品というだけでもう胸がいっぱいになります。
石原裕次郎の作品は、とにかくロマンとか情念をシンプルに、そして何の遠慮もなくダイナミックに力いっぱい表現することに尽きます。
後の刑事物のテレビドラマ『大都会 PARTII』『大都会 PARTIII』『西部警察』なども、子供にもわかる疑いようのない勧善懲悪と、とにかく派手な打ち合いに徹しました。
私は最初、それらのドラマは年中撃ち合うシーンばかりであまり好きになれなかったのですが、最近になって、何となく石原裕次郎の描きたいモチーフがわかるような気がしています。
この記事も、せめてもう1日はやく書けばよかったのですが、もし時間的に間に合って関心を持たれた方はBS日テレでご覧ください。
DVD化については、このブログの「石原裕次郎、27回忌メモリアル『夢の箱ードリームボックス』」という記事で書きました。
5社協定の壁をぶち破って実現した、他社主演俳優と石原裕次郎の共演作として話題をよんだ石原プロ制作の『黒部の太陽』『栄光への5000キロ』(1969年、松竹)『富士山頂』(1970年、東宝)『蘇る大地』(1971年、松竹)『ある兵士の賭け』(1970年、松竹)などが収録されています。
『黒部の太陽』は、日活の看板俳優だった石原裕次郎が、自分の作りたい映画を実現するために62年に作った石原プロの、悲願であり原点でもある作品です。
私の世代ですと、石原裕次郎は、『太陽にほえろ!』(1972年~86年、東宝、日本テレビ)『大都会』(1976年~79年、石原プロ、日本テレビ)『西部警察』(1979年~84年、石原プロ、テレビ朝日)といったテレビドラマでおなじみですが、本人は生粋の映画人。
『黒部の太陽』も「劇場で観てほしい」という本人の意向があって、ビデオ化もDVD化もテレビ放送も長く行われなかったといわれています。
それが、冒頭の『夢の箱ードリームボックス』でやっとDVD化され、今回いよいよテレビで見ることができるようになったのです。
たしかに、映画を映画館で見るのとテレビで見るのとは違います。
でも、お蔵入りさせるよりは多くの人が観られるようにしたほうがいいですよね。
ストーリーはとくに込み入ったところはありません。関西電力が黒部川に『黒部第四発電所』を建設することを決定。技師とトンネル野郎たちが、命を懸けてトンネルを掘るという話です。技師役には三船敏郎、土建屋の長男を石原裕次郎が演じています。
テレビ世代の私ですが、映画に対しても畏敬の念が少しはあるらしく、この2大スターが全力投球した作品というだけでもう胸がいっぱいになります。
石原裕次郎の作品は、とにかくロマンとか情念をシンプルに、そして何の遠慮もなくダイナミックに力いっぱい表現することに尽きます。
後の刑事物のテレビドラマ『大都会 PARTII』『大都会 PARTIII』『西部警察』なども、子供にもわかる疑いようのない勧善懲悪と、とにかく派手な打ち合いに徹しました。
私は最初、それらのドラマは年中撃ち合うシーンばかりであまり好きになれなかったのですが、最近になって、何となく石原裕次郎の描きたいモチーフがわかるような気がしています。
この記事も、せめてもう1日はやく書けばよかったのですが、もし時間的に間に合って関心を持たれた方はBS日テレでご覧ください。
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