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マンナンヒカリのレトルトに活路を見い出せないか、大塚食品 [食べもの]

マンナンヒカリ、というこんにゃく由来の米粒状加工食品を最近我が家では積極的に使っています。ごはんを炊くときに一緒に入れることで、カロリーオフ・ダイエットと食物繊維の摂取ができる、というものです。便利ないい商品だと思いますが、発売メーカーの大塚食品は、何と正社員の4分の1の早期退職を募ることが今日のニュースで話題になっています。

大塚食品の商品をひと通り見ましたが、やはりボンカレーに支えられている会社のようです。

しかし、他社から、値段、中身、味などこれだけバリエーション豊富にいろいろなレトルトカレーが出ている以上、ボンカレーのシェアをこれ以上伸ばすのは難しいだろうな、とは素人でも思います。
レトルトカレーの「ボンカレー」で知られる大塚食品(大阪市)が、正社員の4分の1にあたる約190人の希望退職を募っていることがわかった。全国的に雇用統計は改善しつつあるが、業績が伸び悩む企業はリストラをせざるを得ない状況も続いている。(『朝日新聞』2014年3月1日)
カロリーメイトやポカリスエットがあるのでは? という意見もネット掲示板には出ていましたが、それらは大塚「製薬」ですね。

私が最近買っているのは、中村屋の『インドカリー スパイシーチキン』や『インドカリー ベジタブル』。



申し訳ないけど、ボンカレーが選択肢に入ったことはないなあ。理由は、オーソドックスであるがために他社商品に埋没してしまったんですね。

では、大塚食品はこれからもジリ貧なのか。

私は別に、同社の関係者ではないし、マーケティングを行っているわけでもない一消費者の分際ですが、同社には面白い商品もあるので、それを使った提案を個人ブログをいいことに勝手にしてみます。

それは、マンナンヒカリです。

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マンナンヒカリご飯


マンナンヒカリとは、こんにゃくから作った米粒状の加工食品。米と一緒に炊くことで、茶碗のご飯の見かけの量を減らさずに、カロリーコントロールができるものです。

私はBMIが19.8。血糖値も尿酸値もコレステロールも正常値で、おかげさまで食事のコントロールは必要はなさそうですが、家族の肥満と高脂血症対策(汗)に使っています。



たとえば、パッケージには炊きあがり2合なら「ごはんに比べて33%カロリーカット」「食物繊維は玄米ご飯の2倍」と書いてあります。米1合とマンナンヒカリを1袋(1合相当)、水は2合分で炊いた場合です。

炊きあがり3合の場合は、米2合とマンナンヒカリ1袋と水3合で、25%のカロリーカットと玄米ご飯の1.5倍の食物繊維になるそうです。

袋タイプ、スティックタイプがあり、さらにスティックの数も何通りかにわかれています。

マンナンヒカリ・スティック

玄米と一緒に炊くこともできるし、普通の米のように保温もできます。炊き込みご飯やチャーハン、リゾットなどにも使えるそうです。

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炊きあがったところ。やや炊きムラがある

ただ、雑穀米にはあまり相性は良くないように思います。

マンナンヒカリの粒は、米の赤ちゃんという感じで、要するに小さいのですが、

マンナンヒカリと米粒
白米との比較。マンナンヒカリのほうが小さい。白米は北海道のななつぼしを使用

炊いた時は米との区別はつきません。少なくとも私は気づきません。

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全体を混ぜると見分けがつかなくなる

マンナンヒカリ+レトルト or 冷凍


最近は糖質制限が流行しています。それには一方で異論も出ており、引き続き調べていただきたいものですが、いずれにしても食べ過ぎはよくありません。

かといって、ただ量を減らすことには踏み切れない、耐えられない、ということもあるでしょう。

ご飯の量を減らせば、その分おかずに箸が向きます。野菜ならいいと思われがちですが、たとえば芋やごぼうにだって糖分は含まれています。

そこで、いつでもどこでもこのマンナンヒカリを使ったご飯を食べられれば、カロリーコントロールには有効かもしれません。

たとえば、マンナンヒカリを使って炊いたごはんと、同社のレトルト、冷凍などのノウハウをあわせてはいかがでしょうか。

「マンナンボンカレー」「マイサイズ・マンナン・ライス」「マイクロマジック・マンナン飯」「マンナンライスカップ版」なんて新商品の候補にならないでしょうか。

最近はコラボ流行りですが、自社商品のコラボなら開発上も権利関係でも問題はないし、ブランディングのための経費も、新製品よりはずっと少なくて済みそうな気もします。

まあ私の妄想はこのへんにして、何か浮上のきっかけがあるといいですね。

マンナンヒカリのヘルシーレシピ

マンナンヒカリのヘルシーレシピ

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 日本文芸社
  • 発売日: 2013/06/27
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)


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