情報商材や高額塾で本当に稼げるようになるのか [パソコン・ネット]
情報商材や高額塾ってご存じですか。ブログ等ネット媒体を使った商品紹介をアフィリエイトといいますが、元手がかからずだれでもできるということで、そのノウハウを教えるとする情報販売(情報商材、数千円~数万円)や高額塾(20~30万円)が数えきれないほどあります。詐欺だ、クズだと言われますが実際のところどうなのでしょうか。
今、アフイリエイト関係では、ふたつのオファー(案件)が話題になっています。いつの間にかどこかで代理登録されて送られてくるメールマガジンには、必ずといっていいほどこの案件が出ています。
ひとつは、ネット掲示板とブログを結びつけたアフィリエイトノウハウだそうで、2億円稼いだという人が塾を行うという話。昨日5時から募集が始まりましたが、未だに「分割でもいいよ」などとメールが来るところを見ると、予定している人数には達していないようです。
もうひとつは、業界でも有名な“億を稼ぐ4人の起業家”の動画セミナー。私の価値観とあわない話が出てきたので途中で見るのをやめたから結末はわかりませんが、たぶん高額の塾が用意されているのだと思います。
このブログで、具体的な商材や塾のレビューをするつもりはありませんが、ネットに蔓延する情報商材や高額塾をどう見るか、ということについて自分なりの意見は述べておこうかな、と思います。
この話は書き始めると長くなるので、今日は簡単に。
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情報商材や高額塾で本当に稼げるようになるのか、というおおもとのテーマですが、
少なくともいえることは、情報商材を買ったり、塾に入ったりしただけでは稼げないと思います。
書籍で「儲かるホームページの作り方」の類を買っても、儲かるサイトは作れないでしょう?
では、そういうものは、稼げない人間がよくいう「詐欺」かというと、名の通ったASP(業者)で販売されている、動画セミナー等で顔を出している販売者のものなら、そう言い切れるものは今はほとんどないかもしれません。
詐欺ではない、でも稼げない。
どういうことか。
理念や作業手順はそこにたしかに盛り込まれているのです。だから詐欺ではない。
ただし、それで教わるものが結果を出せるかどうかは別の話なのです。
その理由はいろいろありますが、もっとも大きい要因は、簡単にいえば「競合」もしくは「飽和」です。
つまり、ひとつのノウハウを多数の購入者が行えば、パイの奪い合いになるということです。
これは、どの商材も塾も例外はありません。
たとえば、最近もこんな商材が売られています。
雑誌のどこそこに書いてある商品名でアフィリエイトページをあるサイトに作ると検索順位が上位に出て売れる。
この場合、上位に出るのが嘘でなければ詐欺にはなりません。
しかし、その商材は多数の人に売られるのです。その商材を買って、その手法通りに作業をしたとしても、上位に出る以前に、購入者同士のキーワード競争に勝たなければならないのです。
中には、がら空きキーワードを狙えば飽和を気にしなくていいという宣伝をしているノウハウもあります。
たしかに、この世の中、売れるものは無尽蔵でしょう。
しかし、同じ商材で、狙いが同じであると、「全体」のパイがどうであろうがバッティングはするものなのです。
たとえば、Amazonのアフィリエイトのノウハウなら、対象はAmazonで扱うものだけ。
しかも、アフィリエイトに向いている商品はその中の一部ですから、バッティングしないわけがありません。がら空きなんてことはないのです。
ではバッテイングしないようにするにはどうすればいいのか。もしくはバッティングに勝つためにはどうしたらいいのか。
競合(ないしは飽和)しても勝てる人。つまり、商材や塾で教わることをそのまま実践するだけではなく、そこにひとひねり、ノウハウをお色直しできる人でないとダメなんだと思います。
これ、塾や商材を批判的にレビューしている人たちの共通した結論です。
でも、それに反しますが、よくノウハウ販売者は、初心者の方が成功しやすいなんて言います。
ある程度の経験者は、これまでの知識や先入観があるから「できるはずがない」と頭でっかちに決めつけて作業をしないけれど、初心者は余計なことを考えずにノウハウ通りに作業をするから成功するのだそうです。
嘘とは言いませんが、その話、あまり信用しないほうがいいと思います。
なぜなら、「初心者ほど成功しやすい」ということを有意に証明する統計をノウハウ販売者たちがとったという事実は聞かないから。
きっと、初心者はカモになると思って、そう言っているだけだと思います。
たしかに、何百人といる塾生、商材の購入者の中には、初心者で結果を出す人も出ることがあるかもしれません。しかし、それは、1人の成功者が出る割合がどれくらいいるかを見るべきです。1000人に1人の成功だったとして、あなたはそれに賭けて大金が払えますか。
それに、その成功者が、「初心者で無心に作業したから」成功したかどうかもわかりません。つまり、初心者かもしれないけれど、前述したような「応用」を考えられるセンスのある人かもしれないのです。
結論。
私は、情報商材や塾というだけで問答無用に「詐欺」呼ばわりする意見には賛成しません。ノウハウごとに是々非々で見ることが理性ある態度です。
ただ、いかなる価値で使うか、それを考えられない人には、お金をドブに捨てるだけになってしまうと思います。
世の中は厳しいですから、儲かるお膳立てを簡単に提供なんかしてくれるわけがないんですよ。
今、アフイリエイト関係では、ふたつのオファー(案件)が話題になっています。いつの間にかどこかで代理登録されて送られてくるメールマガジンには、必ずといっていいほどこの案件が出ています。
ひとつは、ネット掲示板とブログを結びつけたアフィリエイトノウハウだそうで、2億円稼いだという人が塾を行うという話。昨日5時から募集が始まりましたが、未だに「分割でもいいよ」などとメールが来るところを見ると、予定している人数には達していないようです。
もうひとつは、業界でも有名な“億を稼ぐ4人の起業家”の動画セミナー。私の価値観とあわない話が出てきたので途中で見るのをやめたから結末はわかりませんが、たぶん高額の塾が用意されているのだと思います。
このブログで、具体的な商材や塾のレビューをするつもりはありませんが、ネットに蔓延する情報商材や高額塾をどう見るか、ということについて自分なりの意見は述べておこうかな、と思います。
この話は書き始めると長くなるので、今日は簡単に。
商材は漠然と買うだけでは稼げない
情報商材や高額塾で本当に稼げるようになるのか、というおおもとのテーマですが、
少なくともいえることは、情報商材を買ったり、塾に入ったりしただけでは稼げないと思います。
書籍で「儲かるホームページの作り方」の類を買っても、儲かるサイトは作れないでしょう?
では、そういうものは、稼げない人間がよくいう「詐欺」かというと、名の通ったASP(業者)で販売されている、動画セミナー等で顔を出している販売者のものなら、そう言い切れるものは今はほとんどないかもしれません。
詐欺ではない、でも稼げない。
どういうことか。
理念や作業手順はそこにたしかに盛り込まれているのです。だから詐欺ではない。
ただし、それで教わるものが結果を出せるかどうかは別の話なのです。
その理由はいろいろありますが、もっとも大きい要因は、簡単にいえば「競合」もしくは「飽和」です。
つまり、ひとつのノウハウを多数の購入者が行えば、パイの奪い合いになるということです。
これは、どの商材も塾も例外はありません。
たとえば、最近もこんな商材が売られています。
雑誌のどこそこに書いてある商品名でアフィリエイトページをあるサイトに作ると検索順位が上位に出て売れる。
この場合、上位に出るのが嘘でなければ詐欺にはなりません。
しかし、その商材は多数の人に売られるのです。その商材を買って、その手法通りに作業をしたとしても、上位に出る以前に、購入者同士のキーワード競争に勝たなければならないのです。
中には、がら空きキーワードを狙えば飽和を気にしなくていいという宣伝をしているノウハウもあります。
たしかに、この世の中、売れるものは無尽蔵でしょう。
しかし、同じ商材で、狙いが同じであると、「全体」のパイがどうであろうがバッティングはするものなのです。
たとえば、Amazonのアフィリエイトのノウハウなら、対象はAmazonで扱うものだけ。
しかも、アフィリエイトに向いている商品はその中の一部ですから、バッティングしないわけがありません。がら空きなんてことはないのです。
ではバッテイングしないようにするにはどうすればいいのか。もしくはバッティングに勝つためにはどうしたらいいのか。
競合(ないしは飽和)しても勝てる人。つまり、商材や塾で教わることをそのまま実践するだけではなく、そこにひとひねり、ノウハウをお色直しできる人でないとダメなんだと思います。
これ、塾や商材を批判的にレビューしている人たちの共通した結論です。
初心者ほど成功する、は本当か
でも、それに反しますが、よくノウハウ販売者は、初心者の方が成功しやすいなんて言います。
ある程度の経験者は、これまでの知識や先入観があるから「できるはずがない」と頭でっかちに決めつけて作業をしないけれど、初心者は余計なことを考えずにノウハウ通りに作業をするから成功するのだそうです。
嘘とは言いませんが、その話、あまり信用しないほうがいいと思います。
なぜなら、「初心者ほど成功しやすい」ということを有意に証明する統計をノウハウ販売者たちがとったという事実は聞かないから。
きっと、初心者はカモになると思って、そう言っているだけだと思います。
たしかに、何百人といる塾生、商材の購入者の中には、初心者で結果を出す人も出ることがあるかもしれません。しかし、それは、1人の成功者が出る割合がどれくらいいるかを見るべきです。1000人に1人の成功だったとして、あなたはそれに賭けて大金が払えますか。
それに、その成功者が、「初心者で無心に作業したから」成功したかどうかもわかりません。つまり、初心者かもしれないけれど、前述したような「応用」を考えられるセンスのある人かもしれないのです。
結論。
私は、情報商材や塾というだけで問答無用に「詐欺」呼ばわりする意見には賛成しません。ノウハウごとに是々非々で見ることが理性ある態度です。
ただ、いかなる価値で使うか、それを考えられない人には、お金をドブに捨てるだけになってしまうと思います。
世の中は厳しいですから、儲かるお膳立てを簡単に提供なんかしてくれるわけがないんですよ。
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