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九重親方(元千代の富士)理事落選の「全内幕」は…… [スポーツ]

九重親方(元横綱千代の富士)が、日本相撲協会の理事候補選挙で落選したのはびっくりしました。各マスコミはもちろんそのニュースを伝えていますが、『週刊大衆』(2月24日号)では、「角界激震!こうして千代の富士は抹殺された!全内幕」という見出しの記事がトップに出ています。

角界激震!こうして千代の富士は抹殺された!全内幕

優勝31回を誇り、次期理事長といわれた九重親方(元横綱千代の富士)の落選は“よもや”という表現でいいでしょう。

その前から、北の湖理事長と九重親方の関係がよくないことはいわれていましたし、それがどうしてか、ということもマスコミは報じてはいました。

いわゆるパチンコ利権疑惑です。

あるメーカーが「パチンコ大相撲」を日本相撲協会公認でつくろうとして、北の湖理事長の“右腕”が500万円の裏金を受け取ったという報道が『週刊ポスト』(1月24日号)の『相撲協会「1億円パチンコ利権」北の湖の“右腕”への“裏ガネ授受現場”』という記事に出ました。

ネットには現金授受の動画が公開されるなど騒然となりましたが、“右腕”氏は裏金を否定。

そんなシーン、わざわざ録画するのか、誰がどんな目的で? とにわかに信じがたい話ですが、今もYouTubeに動画は残っています。

それを北の湖親方側は、九重親方側の仕掛けだと思い、理事選には友綱親方を刺客に送って九重親方を落選させたという話です。

でも、北の湖親方(出羽海一門)や“右腕”氏が九重親方(高砂一門)をどう思おうが、理事選は一門の票が入ります。候補者調整も行われるので普通は「無風」選挙のはず。

にもかかわらず、刺客が入って、ところてん式に九重親方が弾かれてしまうのは、そもそも九重親方が協会内でも一門でも評判が悪かった、ということを同誌は暴いています。

はっきりいって、こういう世界はスターシステムですから、こういっては失礼ですが、元関脇の友綱親方より、31回優勝した元横綱のウルフ親方が協会の顔になったほうが対外的にはよさそうに見えますが、なぜそうはならないのか。同誌はいろいろなエピソードなどを交えて解説しています。

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で、ナンバー2の落選で、いったいポスト北の湖理事長はどうなるのか、という話ですが、同誌では、評論家や複数の媒体ですでに取り沙汰されている八角親方(元横綱北勝海)の名前をあげています。

常識人でアイデアマン。落選した九重親方とは兄弟弟子だったが犬猿の仲。協会自体がアンチ九重の流れがあるので、その方向で行くのかもしれません。

ただし、同誌によると、あくまでも八角親方は“ワンポイント”だそうです。

ではその次に来るのは誰か?

詳しくは同誌をご覧ください。

それにしても、今回のきっかけとなった「パチンコ利権疑惑」。日本相撲協会が株式会社だったら、表に出てこなかったかもしれません。

野球もサッカーもプロレスも、みんな私企業でやっているんですけどね。

週刊大衆 2014年 2/24号 [雑誌]

週刊大衆 2014年 2/24号 [雑誌]

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 双葉社
  • 発売日: 2014/02/10
  • メディア: 雑誌


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