タオル整体について、以前このブログで書かせていただきました。タオルの結び目や交差を使って第7頸椎への手技、指技とするセルフ整体です。今週発売された『週刊現代』(2014年2月3日号)の連載「いますぐできる!0円健康法」のテーマがまさにそのタオル整体。「ぐーたらな人におすすめ!」「腰痛は首の骨のズレが原因!“タオル2枚”だけでらくらく解消」などの見出しで紹介しています。
同誌がまず取り上げているのは、厚生労働省が発表する国民生活基礎調査(平成22年版)。「自覚している体の不調」で、男性の第1位が腰痛であることを指摘。その解決のためには「首の骨(頚椎)のズレ」を整えることにある、と「タオル整体」の書籍などでお馴染みの『健幸クラブ整体院』加藤光博氏がコメントしています。
加藤光博氏のタオル整体の書籍については前回もご紹介しましたが、新しいものがでたようですね。
前回ここで私は、タオル整体についてこんな実践記事を書きました。
>>タオル整体、第7頸椎にあててタオルを引っ張ると……
第7頸椎というのは、首の後ろの骨で、でっぱり(棘突起)が一番長いところです。同誌によると「首を下げるとぷくんと出る骨」のこと。指でさわっていくとわかりますね。
それが上下の椎骨としっかり組み合っていないと、「背骨全体のバランスが崩れ、首から遠い腰椎もズレてしまい、それが腰痛の原因となるというのです。腰痛の原因は腰の骨や筋肉ではないというのですね。
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では、その第7頸椎をどうやって「上下の椎骨としっかり組み合」うようにするか。
タオルを結んで、たすきのように体にかけて、
その結び目や交差で第7頸椎を押すというのです。
一応画像を入れましたが、これはあくまでも加藤光博氏の書籍をお手本にした“つもり”です。
同誌には、加藤光博氏の実践している写真とともに詳しい説明が書かれています。正しく知りたい方は上記の書籍や同誌でご確認ください。
自分でタオルを引っ張ることで体をコントロール。シンプルですが、手持ちのタオルでできるのでお金もかからないし、タオルの刺激ですから侵襲性もありません。
タオルはたいていどこのうちにもあるものですから、今回はまさに「0円健康法」ですね。
前回書いたように、タオルは90センチぐらいのうすいフェイスタオルを結んで使うのですが、私はちょうどいいサイズのタオルがなくて、結局手ぬぐいサイズのタオルを3枚つなぎ合わせて使いました。
私の画像では、右手でぎゅっとタオルを引っ張っていますが、
同誌の加藤光博氏によると、たすきがけのように結んでしまい、両手を自由にして構わないそうです。
つまり、この健康法は、実践しながらほかも作業もできるということです。要は第7頸椎を押した状態であること。
同誌には、いろいろ細かいアドバイスも書かれています。長時間のパソコンなどで体がカチンコチンになったとき、いい刺激になります。
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