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喜多嶋舞長男“誰の子”騒動でミッチー・サッチー報道を思い出した

喜多嶋舞長男“誰の子”騒動が喧しいですね。昨年暮れ、大沢樹生がDNA鑑定したら息子の確率が0%だったと報じられたところ、今年に入ってその息子、喜多嶋舞の父親、そして喜多嶋舞と立て続けに反論が出ました。今からちょうど10年前のきょう、やはりメディアで大騒ぎになったミッチー・サッチー騒動の判決公判が行われています。

当時のワイドショーを連日賑わせた、いわゆるミッチー・サッチー騒動の決着が、とうとう司法の場でつけられることになったのです。

東京地裁(綿引万理子裁判長)は、野村沙知代さんが、「学歴詐称疑惑」に絡んでマスコミを通してあれこれ批判を行った浅香光代に対して、1億1000万円の損害賠償を求めた名誉毀損裁判の判決公判が2004年1月17日に行われています。

浅香光代は1999年7月、野村沙知代さんが96年衆院選に出馬した際、米コロンビア大に留学経験があると学歴を詐称したとして東京地検に刑事告発。

99年8月には、野村沙知代さんのプライバシーや言動についての中傷が書かれた匿名の手紙を週刊誌記者に引用させ、その記事が『女性自身』9月7日号に掲載されました。

綿引万理子裁判長は、浅香光代が「プライバシーにかかわる手紙を記者に渡したのは違法」として110万円の支払いを命じましたが、それ以外の誹謗中傷については、「真実と信じるに足る相当の理由があった」として、浅香光代の賠償責任を認めず、裁判費用も99%を原告側が払うこととしました。

「真実と信じるに足る相当の理由があった」というのは、留学経験があるなら、連日の疑惑報道に野村沙知代さんが反論しないのは不自然であり、浅香光代が学歴を詐称していると信じる相当の理由があったからという理屈です。

これは、いわゆる真実相当性といって、名誉毀損の責任を負わなくていい理由の一つになっています。

真実相当性については、過去に「行為者がその事実を真実であると誤信し、誤信したことについて、確実な資料、根拠に照らし相当の理由があるときは、犯罪の故意がなく、名誉毀損の罪は成立しない」(最高裁判所昭和44年6月25日判決)という判例があります。

それにしても、浅香光代がけんかを売ったことで、サッチー・ミッチー騒動がメディアを振り回し(というメディアが勝手に騒ぎ)、その間に国旗・国歌法、通信傍受法などが次々成立。

国の重大な法案を国民が直視し議論するための大切な時期を台無しにしてくれました。

浅香光代が本当に公共性・公益性にかなった行為というのは、学歴詐称の告発だけであり、それ以外にメディアを使って行った野村沙知代さんに対する罵詈雑言は私憤にすぎません。

それに同調したコメンテーターを含めたタレントたちの責任も重いし、何より毎日、もしくは毎週野村沙知代さんの誹謗中傷に熱中したメディアは何の責任も取らなくていいのでしょうか。

それは、刑事罰を加えるものではないけれど、国民の考える機会を奪った万死に値する行為と私は思います。

この争いは結局野村沙知代さん側が控訴しますが、「痛み分け」のままに終わりました。

浅香光代が逃げ切ったといっていいでしょう。

この訴訟が公になったとき、浅香光代は、「えっ、私に? デヴィさんの間違いじゃないの!?」などとうろたえた上に、「疲れ切っちゃって」「腰と足を痛めちゃいまして」(2002年7月19日更新の「サンスポ・コム」)などと、日頃の啖呵とは別人のような弱気な言葉も漏らし、すっかり元気を失っていた姿がテレビで報じられていたのを私は覚えています。

でもね、マスコミを使って自分から喧嘩を売ったのは浅香光代です。

だったら本職の女剣劇よろしく、「私は私の経験と感情から野村沙知代を許せないと思った。ただし、それはあくまでも自分の意見だから、公共の媒体を使って騒ぎになった以上、その責任は取る」と、勇ましく正々堂々と述べていただきたかったですね。

“誰の子騒動”はどうなるにしても……


さて、最近の芸能マスコミは“誰の子騒動”でかまびすしいですね。

喜多嶋舞の息子が、前夫の大沢樹生によると、DNA鑑定で親子の確率が0%だった。

喜多嶋舞はそれに対して、未成年の息子を巻き込んで騒ぎを起こしたのはけしからんと反論しましたが、そのわりには息子自身のインタビューがメディアに登場する矛盾(苦笑)

芸能マスコミは喜多嶋舞サイドに軸足をおいた報道という気がしますが、16年間大沢樹生を騙したとするならばその罪深さはやはり喜多嶋舞に分が悪い、といったところでしょうか。

そもそも、騒動がナンセンスというのなら一切無視するしかないわけで、にもかかわらず喜多嶋舞や息子だけでなく父親まで出てくる喜多嶋一家はむしろ自ら疑惑を深めています。

これが、ネタ枯れ時期に偶然出てきた騒動なのか、また政治的一大事を隠す意図があるのかはわかりません。

まあ一人の男親の立場としては、大沢樹生の話が事実ならご同情申し上げたいし、小林幸子バッシングのときもそうだったですが、公正とは言いがたい芸能マスコミは相変わらずだなあと思います。

ニュースバリューとしては、この“誰の子騒動”は今のところサッチー・ミッチー騒動ほどの広がりはないようですが、いずれにしても、恣意的でヒステリックな報道は勘弁願いたいというのが私の感想です。東京都知事選もありますしね。

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