SEO・アクセスアップについて、このブログ「戦後史の激動」では今年9記事書いていました。多くは関連ツールやノウハウ書籍のレビューです。おかげさまで、今年はこのブログもPageRank5、So-netブログのアクセス解析ベースで30万PV/月をうかがうところまできましたので、ブログのアクセスアップやブログの運営方法などについて、自分の考えをエラソーにまとめてみます。
私の持論は、これまでも再三書いてきましたが、商用・非商用にかかわらず、せっかくブログを開設・運営しているのなら、より多くの人に閲覧してもらえるような態勢を整えましょう、ということです。
そこで、アクセスアップに不可欠なノウハウとして再三ご紹介してきたのがSEO関連書籍です。
SEO(Search Engine Optimization)というのは、検索エンジン、GoogleやYahoo!で特定の語句から該当サイトを検索されるとき、検索結果の表示順のより上位に自分のサイトが表示されるようにする対策です。
そして、人気ブログのブログ主が上梓したノウハウ本も何冊か見てきました。
それらの記事が、この9記事です。
>>ブログとアフィリエイトビジネスの現実
>>GoogleのSEO対策をso-netブログ当てはめ解読する!
>>あっという間に月25万PVをかせぐ人気ブログのつくり方、で人気ブログを作りますか
>>Googleが新ポリシー違反を追加、So-netブログのnice!機能はどうなる?
>>武器としての書く技術ー30万人に届けて月50万円稼げるか!?
>>『検索エンジン上位表示 SEO完全ガイド』で自分のブログを見直そう
>>『検索上位を最速で実現させるWordPressSEOの極意』で情報商材もう不要!
>>Googleページランク更新!So-netブログ勢大量降格の理由は……
>>『必ず結果が出るブログ運営テクニック100』で背中を押されたこと
最近は、ツイッターやFacebookからブログに誘導される閲覧のパターンが増えてきたので、検索エンジン対策は以前ほど重要ではない、という意見もあります。
たしかに、TwitterやFacebookも、ブログへの誘導に使われています。
が、ネットで情報収集を行う場合、まだまだ現在は検索エンジンを使うのがオーソドックスな手法だと思います。
検索エンジン対策に加えてTwitterやFacebook対策を行うのはいいのですが、TwitterやFacebook対策をしたから検索エンジン対策はしなくていい、とはいえないと思います。
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(So-net)ブログで心得ておきたいこと
関連書籍を読み、自分なりに実践した上で、どんなことに気づいたか、をまとめてみました。
記事は毎日更新する
これはよくいわれるのですが、たしかにそうだなあと思います。検索エンジンはブログを「日記」とみなしているからです。検索エンジンは、ブログ主に対して、きちんと日記をつけているのか、三日坊主で終わっていないかを観ています。毎日更新していると検索エンジンもそのブログを高く評価してくれます。
字数は多いほうが望ましい
具体的には1000字はあったほうがいいと思います。字数が短いと、その記事が何について述べているものか、検索エンジンが判断できないからです。人間の目なら、その記事の画像と文章で総合的になんの記事か判断できますが、検索エンジンは画像の評価ができません。
TwitterやFacebook、はてぶなどと連携する
……と書いていますが、私はFacebookを利用してこなかったので、Facebookについては体験に基づいた話を書けません。ただ、Twitterについてはたしかに閲覧者誘い込み効果があるので、私もこのブログ用のFacebookページを開設して2014年はがんばりたいと思います。
はてぶ、というのは、「はてな」のブックマークです。個人的にはTwitter以上の効果を実感します。SEO効果も認められています。ただ、記事の意図を理解していない頓珍漢なコメントも入ります。それに耐えられるかどうか、というのが意外と侮れない課題です。
So-netブログではそれらのボタンを記事欄につけることができます。
altタグを使う
画像の説明書きのタグです。So-netブログで、画像をアップロードして記事にタグを貼り付けると、「alt=」というタグがついています。そこに画像の説明を入力しておきます。
これは記事としてのSEO効果はないのですが、画像検索に効果を発揮するといわれています。つまり、画像を通して記事に誘えるということです。
自分の意見はハッキリ書く
今度は記事の内容の話です。賛否が分かれそうなテーマでも、自分が思っていることをはっきり書くことです。「こんなこと書いて、違う意見の人が評価してくれるだろうか。nice!が減るんじゃないだろうか」と心配する気持ちはわかります。だからといって、どっちつかずのことを書いていたら、肝心な記事としての値打ちを失ってしまいます。
他人の評価は他人がすることであって、自分にはどうにもなりません。何を書いても、くだらない揚げ足取り、主旨を読み違えた的外れな指摘、悪意のコメントなどはあり得るものです。そんなことを気にするエネルギーは、自分の記事をきちんと書く方に向けたほうがいいと思います。
いつ、誰が記事を読むかわかりません。書いた時は全くウケなかった記事が、半年ぐらいたって、記事の値打ちがわかる人の目に止まってその人のブログで紹介してもらえ、多くの人に広まるということだってあるかもしれません。
自分の意見を正当に評価されるためには、目先のnice!や反応にとらわれずに、思ったことを正直に、存分に書くことです。
ブログとしてのふるまいは忘れない
これは、ことSo-netブログの一部の方とは、180度立場や考えが異なるかもしれません。
要は、誰に対して記事を書いているのか、ということをいつも念頭に置くことです。
So-netブログの一部の親しい人だけに通用する内輪の話を、全世界からアクセスできるネットに発信して意味があるでしょうか。
もちろん、当のユーザーが楽しければ否定もしませんけど、私は、
SNSでできることはSNSですればいい、ブログはブログの役割通りの使い方をしよう
と考えています。
特定の目的や人間関係でつながるSNS。私もいくつか入っていますが、そこでの投稿と、ブログは自ずと目的や性格が変わってきます。
限りなく暇と手間を掛けられるのなら何をしてもいいですが、せっかく限られた時間に利用するツールは、その本来の目的や機能に噛み合う使い方をしたほうが、より豊かな成果が得られると思います。
So-netブログはアフィリエイトに不向きである
情報商材やネットビジネス塾、さらには無料レポートなどで、So-netブログがトレンドアフィリエイトの推奨ブログサービスになっているようですが、その手の指南書はそう書いてある時点でデタラメです。
何となれば、その指南はSo-netブログの実情をわかっていないからです。
つまり聞き書きや一昔前の「定説」なのです。
私が3年7ヶ月使って実感するSo-netブログの特徴を気づいた順に書きますと、
1.激重
2.スマホ用テンプレートに自由度が全くない(任意の広告を挿入できない)
3.nice!機能によって被リンクと他ユーザーとのつながりを得られる
4.インデックスは比較的はやい
5.多機能
1と2は短所ですが、アフィリエイトビジネスにとって致命的なものです。
Googleからは、「スコアカード」というアクセス状況のレポートで、始終So-netブログについて「激重」の注意を受けます。
記事のついでに、アフィリエイトコードを貼るぐらいならいいのですが、アフィリエイト自体が目的化された使い方をするなら、信頼できるサーバーをきちんと調べて、自分の屋号(ドメイン)ですべきです。
そうした目的でSo-netブログに向いているのは、いわゆるサテライトサイトです。
So-netブログはページランクがつきやすくインデックスもはやいので、メインサイトをアシストするサイトとしては頼もしい懐刀です。
ただし、メインブログとしては適切ではないと思います。
ということで、2014年は……
現在のページランクを維持しながら、さらにブログの質を高め、アクセスアップにつなげたい、と思っています。
So-netブログにおいて、私は決してベテランの部類ではないのですが、2014年は4年目になりますし、今回のように気づいたことを発信していくこともできればと思っています。
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