Googleページランク更新!So-netブログ勢大量降格の理由は…… [パソコン・ネット]
Googleページランク(PageRank)が11ヶ月ぶりに更新されました。あまりにもご無沙汰だったので「PageRankは死んだ」などと断言している自称SEO専門家のブログもありましたが、Googleがそんな発表をした事実はありません。それはともかく、So-netブログを見ると大量のブログが降格。今日はその理由を推理してみます。
いやあ、長かったなあと思います。
このブログ「戦後史の激動」が開設3年4ヶ月目で、やっとページランク(PageRank)5になりました。
もともとそれを目標に始めたのですが、私がブログを始めたら9ヶ月間、ページランク(PageRank)の更新がなくて、途中でちょっと挫折しかけました。
今年の2月でページランク(PageRank)4になってまる2年。今度こそページランク(PageRank)5に、と思って毎日更新してきましたが、Googleはまたしても更新期間を伸ばしてくれたために、最近は情熱が薄れかけているところでした。
ページランク(PageRank)5だからなんだって言うの?
と嘲笑している人もいるでしょうね。
でもね、個人ブログの目標が何かというのは、それぞれ自由でいいじゃないですか。
Googleが検索エンジンの順位決定に使っている指標は200以上あり、ページランク(PageRank)はそのひとつに過ぎないといわれます。
しかし、その200をどう考査し評価しているかは私たちにはわかりません。唯一客観的な指標がページランク(PageRank)なのです。
人間にたとえれば、学歴や肩書みたいなものでしょうか。
つまり、ページランク(PageRank)が高いからといって、サイト主がそのサイトに満足できているとは限りませんが、より高いほうが他者の評価や信頼を得やすいということです。
学歴や就職なら裏口や情実の類がありますが、こちらはGoogleという、企業サイトも個人サイトも横一線で競わせる「神」が判定します。
ですから、そこに評価の基準を置くことは公平といえば公平ですし、少なくとも学歴なんかに比べたら意味がないものとは思いません。
ページランクの更新は、日本時間の7日に行われたらしく、まだよそのサイトや専門家の意見や情報などを得ていないので、全体のことはわかりませんが、So-netブログに限定して述べると今回は大惨敗です。
合計160あったページランク(PageRank)4以上のブログが、今回の更新で89まで落ちています。
うち3ブログは、3→4に上がっているので、なんと74ブログが4→3に落っこちているのです。
有名人枠で優遇されている(トップページで紹介されている)にもかかわらず、5→4に落ちているブログもあります。
ページランク(PageRank)6以上はトップページ以外皆無。
ページランク(PageRank)5はこのブログ「戦後史の激動」を含めてたった4ブログしかありません。
So-netブログといえば、プロバイダが提供している有力ブログサービスですよ。
それが、ページランク(PageRank)5以上がたった4ブログしかないというのは寂しいじゃないですか。
ページランク(PageRank)というのは相対評価ですから、それだけネット全体のサイトの質が高くなった、So-netブログは全体としてその向上に追い付いていない、ということなんでしょうね。
それにしてもこれだけ惨敗したということは、個々のブログがどうというより、So-netブログそのものの構造や体質の問題があるのではないかと私は思いました。
といっても、So-netブログのシステムやルールという意味ではなく、ブロガーの運営の仕方や「文化」の問題ということです。
では具体的に何が足りなかったのでしょうか。
ひとつは、私が先日の記事で心配したように、相互nice!に対するGoogleの評価が厳しくなっている可能性があるということです。
>>Googleが新ポリシー違反を追加、So-netブログのnice!機能はどうなる?
「site:」コマンドで調べると、「nice!」をリンクと見ること自体は従来通りのようです。
リンクのポイントが、通常のリンクと同じかどうかはわかりませんが、やはり先日書いたように、特定の人とだけnice!をし合う内向きなつながりが「スパム」扱いを受けている可能性は否めません。
>>『検索上位を最速で実現させるWordPressSEOの極意』で情報商材もう不要!
もちろん、「私はGoogleから嫌われても今のままでいいよ」という価値観をとやかくいうものではありませんが、とにかく多くの人のページランクが落ちている原因としてそれが考えられる、ということです。
2つ目は、これはSo-netブログに限ったことではありませんが、Googleはコンテンツの質と量の両面からページの価値を判断するようになっているということです。
ひと通り拝見したところ、量的な面でちょっと物足りない記事をお見かけしました。
ひとつの記事は1000字以上が望ましいと最近はいわれています。
私も一ブロガーとしてわかるのですが、きちんと書きたいことが決まっていれば、そんな字数はあっとい間にクリアできますが、そうでないと苦しい数字です。
そんなに書けないよ、と思うことは私にもあります。
でも、そこでちょっと発想を変えてみることも必要です。
ひと様にお見せするのだから、誠心誠意自分の意見なり伝えたい情報なりをお知らせするという気持ちを持つことです。
噛み砕いて丁寧に丁寧に表現していけば、字数は知らず知らずのうちに増えていきます。
つまり、検索エンジン対策とか、Googleのため、ということではなく、読んでくれる人にわかってもらうため、という気持ちを持つことです。
3つ目は、やはり多くのサイトを巡回することです。つまりより多くのサイトにnice!を与えることです。
書くのは時間がかかりますが、出来上がっている記事を拝見するのはそれに比べると短時間でできます。
ただし、やたらnice!を押しまくればそれでいいというのではなく、巡回するからにはそのブログをちゃんと理解した上で、実のあるコメントを付けてあげることです。
批判めいたことはあまり書きたくないのですが、いろいろな記事にコメントを書きまくっている人がいるのですが、コメントがあまりにも皮相的で、その人は本当にそのブログを読んでいるのかな、と疑わしくなる時があります。
もちろん、その記事自体は読んでいるのでしょう。
そうではなくて、その人のブログ全体をきちんと読み、そのブログ主の考え方や目的など全体像を理解しているのか、ということです。
コメントもコンテンツの一部です。いい加減なコメント、中身の無いお愛想コメントは逆にその記事の価値を下げるのです。
So-netブログの「文化」は、私の考えとこの点がちょっと違うような気がします。
たとえば、So-netブログには、nice!の「押し逃げ」なる言葉が一部で使われています。
コメントは書けばいいというものではないと思うのですが、なんでもいいから書くことに意義がある、という考えに基づいた言葉なのでしょう。
私は、見ず知らずの人に、「✕☓おめでとう」とか「ご同情申し上げます」とか書かれても別に嬉しくありません。むしろ、なれなれしい書き込みには、「友達でもないくせにわかったこと書くなよ」と思います。
そんなに何か書いてもらわないと不安なんでしょうか。いや、不満なんでしょうか。
記事の内容によっては、沈黙が何よりの優しさである場合もあるんじゃないでしょうか。
私は300前後のnice!をいただいていますが、その方々の記事は必ず読んでいます。
ただ、コメントはそのうち10人ぐらいかな、つけさせていただいているのは。
本当に心から湧き上がる言葉があるときだけ、書かせて頂いています。コメントを安売りしないことは、その方のブログを汚さないことにもつながるからです。
「押し逃げ」と見るか、私の真意を認めてくださるかは、みなさんのご判断に任せます。
が、So-netブログの「文化」と一線を画したこのブログがページランクを上げ、So-netブログが全体として「惨敗」した以上、ネット全体としては、私の考えが間違いではないと言えるのではないかと思いますが、これはうぬぼれでしょうか。
いやあ、長かったなあと思います。
このブログ「戦後史の激動」が開設3年4ヶ月目で、やっとページランク(PageRank)5になりました。
もともとそれを目標に始めたのですが、私がブログを始めたら9ヶ月間、ページランク(PageRank)の更新がなくて、途中でちょっと挫折しかけました。
今年の2月でページランク(PageRank)4になってまる2年。今度こそページランク(PageRank)5に、と思って毎日更新してきましたが、Googleはまたしても更新期間を伸ばしてくれたために、最近は情熱が薄れかけているところでした。
ページランク(PageRank)5だからなんだって言うの?
と嘲笑している人もいるでしょうね。
でもね、個人ブログの目標が何かというのは、それぞれ自由でいいじゃないですか。
Googleが検索エンジンの順位決定に使っている指標は200以上あり、ページランク(PageRank)はそのひとつに過ぎないといわれます。
しかし、その200をどう考査し評価しているかは私たちにはわかりません。唯一客観的な指標がページランク(PageRank)なのです。
人間にたとえれば、学歴や肩書みたいなものでしょうか。
つまり、ページランク(PageRank)が高いからといって、サイト主がそのサイトに満足できているとは限りませんが、より高いほうが他者の評価や信頼を得やすいということです。
学歴や就職なら裏口や情実の類がありますが、こちらはGoogleという、企業サイトも個人サイトも横一線で競わせる「神」が判定します。
ですから、そこに評価の基準を置くことは公平といえば公平ですし、少なくとも学歴なんかに比べたら意味がないものとは思いません。
大惨敗のSo-netブログ
ページランクの更新は、日本時間の7日に行われたらしく、まだよそのサイトや専門家の意見や情報などを得ていないので、全体のことはわかりませんが、So-netブログに限定して述べると今回は大惨敗です。
合計160あったページランク(PageRank)4以上のブログが、今回の更新で89まで落ちています。
うち3ブログは、3→4に上がっているので、なんと74ブログが4→3に落っこちているのです。
有名人枠で優遇されている(トップページで紹介されている)にもかかわらず、5→4に落ちているブログもあります。
ページランク(PageRank)6以上はトップページ以外皆無。
ページランク(PageRank)5はこのブログ「戦後史の激動」を含めてたった4ブログしかありません。
So-netブログといえば、プロバイダが提供している有力ブログサービスですよ。
それが、ページランク(PageRank)5以上がたった4ブログしかないというのは寂しいじゃないですか。
ページランク(PageRank)というのは相対評価ですから、それだけネット全体のサイトの質が高くなった、So-netブログは全体としてその向上に追い付いていない、ということなんでしょうね。
それにしてもこれだけ惨敗したということは、個々のブログがどうというより、So-netブログそのものの構造や体質の問題があるのではないかと私は思いました。
といっても、So-netブログのシステムやルールという意味ではなく、ブロガーの運営の仕方や「文化」の問題ということです。
では具体的に何が足りなかったのでしょうか。
コメントを書きまくるのが良い閲覧者なのか
ひとつは、私が先日の記事で心配したように、相互nice!に対するGoogleの評価が厳しくなっている可能性があるということです。
>>Googleが新ポリシー違反を追加、So-netブログのnice!機能はどうなる?
「site:」コマンドで調べると、「nice!」をリンクと見ること自体は従来通りのようです。
リンクのポイントが、通常のリンクと同じかどうかはわかりませんが、やはり先日書いたように、特定の人とだけnice!をし合う内向きなつながりが「スパム」扱いを受けている可能性は否めません。
>>『検索上位を最速で実現させるWordPressSEOの極意』で情報商材もう不要!
もちろん、「私はGoogleから嫌われても今のままでいいよ」という価値観をとやかくいうものではありませんが、とにかく多くの人のページランクが落ちている原因としてそれが考えられる、ということです。
2つ目は、これはSo-netブログに限ったことではありませんが、Googleはコンテンツの質と量の両面からページの価値を判断するようになっているということです。
ひと通り拝見したところ、量的な面でちょっと物足りない記事をお見かけしました。
ひとつの記事は1000字以上が望ましいと最近はいわれています。
私も一ブロガーとしてわかるのですが、きちんと書きたいことが決まっていれば、そんな字数はあっとい間にクリアできますが、そうでないと苦しい数字です。
そんなに書けないよ、と思うことは私にもあります。
でも、そこでちょっと発想を変えてみることも必要です。
ひと様にお見せするのだから、誠心誠意自分の意見なり伝えたい情報なりをお知らせするという気持ちを持つことです。
噛み砕いて丁寧に丁寧に表現していけば、字数は知らず知らずのうちに増えていきます。
つまり、検索エンジン対策とか、Googleのため、ということではなく、読んでくれる人にわかってもらうため、という気持ちを持つことです。
3つ目は、やはり多くのサイトを巡回することです。つまりより多くのサイトにnice!を与えることです。
書くのは時間がかかりますが、出来上がっている記事を拝見するのはそれに比べると短時間でできます。
ただし、やたらnice!を押しまくればそれでいいというのではなく、巡回するからにはそのブログをちゃんと理解した上で、実のあるコメントを付けてあげることです。
批判めいたことはあまり書きたくないのですが、いろいろな記事にコメントを書きまくっている人がいるのですが、コメントがあまりにも皮相的で、その人は本当にそのブログを読んでいるのかな、と疑わしくなる時があります。
もちろん、その記事自体は読んでいるのでしょう。
そうではなくて、その人のブログ全体をきちんと読み、そのブログ主の考え方や目的など全体像を理解しているのか、ということです。
コメントもコンテンツの一部です。いい加減なコメント、中身の無いお愛想コメントは逆にその記事の価値を下げるのです。
So-netブログの「文化」は、私の考えとこの点がちょっと違うような気がします。
たとえば、So-netブログには、nice!の「押し逃げ」なる言葉が一部で使われています。
コメントは書けばいいというものではないと思うのですが、なんでもいいから書くことに意義がある、という考えに基づいた言葉なのでしょう。
私は、見ず知らずの人に、「✕☓おめでとう」とか「ご同情申し上げます」とか書かれても別に嬉しくありません。むしろ、なれなれしい書き込みには、「友達でもないくせにわかったこと書くなよ」と思います。
そんなに何か書いてもらわないと不安なんでしょうか。いや、不満なんでしょうか。
記事の内容によっては、沈黙が何よりの優しさである場合もあるんじゃないでしょうか。
私は300前後のnice!をいただいていますが、その方々の記事は必ず読んでいます。
ただ、コメントはそのうち10人ぐらいかな、つけさせていただいているのは。
本当に心から湧き上がる言葉があるときだけ、書かせて頂いています。コメントを安売りしないことは、その方のブログを汚さないことにもつながるからです。
「押し逃げ」と見るか、私の真意を認めてくださるかは、みなさんのご判断に任せます。
が、So-netブログの「文化」と一線を画したこのブログがページランクを上げ、So-netブログが全体として「惨敗」した以上、ネット全体としては、私の考えが間違いではないと言えるのではないかと思いますが、これはうぬぼれでしょうか。
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