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明石家さんま引退と島田紳助復活のXデー!?など『テレビ芸人裏素顔』 [芸能]

明石家さんま引退と島田紳助復活のXデー!?などが描かれている『まんが関係者は見た!テレビ芸人裏素顔』(コアマガジン)を読みました。タイトルが長いですが、「まんが」でいったん切ります。つまり「関係者は見た!テレビ芸人裏素顔」を「まんが」で描いた、ということです。



『まんが関係者は見た!テレビ芸人裏素顔』は、「テレビじゃ絶対見られない芸人の正体全部見せます!」というサブタイトルがついています。

表紙には、明石家さんま、タモリ、ビートたけしのいわゆる“お笑いビッグ3”のイラストが描かれていますが、収録されている17作品の最初に、「明石家さんま引退と島田紳助復活」が描かれている以外は、他のタレントについての話です。

発行元はコアマガジン。このブログで何度かご紹介した『実話BUNKAタブー』を発行している出版社です。

と聞くと、「スキャンダルものは嫌いだ」「あんなものは嘘八百にきまっている」「芸能界なんて興味ない」等々の嫌悪感を持たれる方もおられるでしょう。

もちろん、個人の好き嫌いや価値観・哲学に踏み込むつもりはありません。

ただ、「銀幕のスターが夢を売る」古き良き時代とは違い、現代はネットでも善し悪しは別にして、芸能界・スポーツ界、マスコミ報道、さらに一般社会について暴露や意見が活発に書き込まれています。

もう、そういう時代なのです。これを古き良き時代に戻すことはできないし、また戻す必要もないと私は思います。

芸と私生活は別、カメラのないところでの芸能人は興味ない、という価値観は依然として残っているかもしれませんが、情報化時代らしく、芸能人の「裏」を知った上で「表」を見た方がより「表」の真相に迫れる、裏表すべてを見てトータルでその芸能人を評価したい、といった考え方もあり、私はそれ自体は悪いこととは思いません。

芸能人だろうが一般人だろうが、人間、キレイ事だけでは語れませんからね。

そうした価値観に応えた『まんが関係者は見た!テレビ芸人裏素顔』のようなムックが存在することは、むしろ社会の健全さのあらわれだと私は思います。

内容ですが、「笑っちゃいけないお笑い裏ルポ漫17作品」という見出しがついた収録まんが17本のタイトルです。

紳助の復活とさんま引退のXデー!?
『27時間テレビ惨敗』で女芸人不要論が勃発!
解散が囁かれる不仲な芸人コンビ!
笑えない芸人イジメの実態
南海キャンディーズ山里亮太が嫌われるワケ
生き残りをかけて必死な芸人たち!
ダウンタウン×ナイナイ14年間の因縁史
奇人変人芸人伝説
若手芸人の驚愕裏素顔
芸人瀕死ファイル
元オセロ・中島知子を壊した男たち!?
お笑い芸人貧乏生活のススメ
立川談志ハチャメチャ人生!!
捨て身芸人岡本夏生に学ぶ芸能界サバイバル術
誰も聞きたくない!?女性芸人の性生活!
人生変えるためにお笑い養成所に行ってみた!?
芸人たちが体験した深イイ話

それ以外に読み物として、

松本人志と内村光良の明暗
芸人ハゲ名鑑2013
聖地・中野芸人出没MAP
ブーム到来!特集ハーフ芸人
人気芸人たちのとんでもない性癖

が5本収録されています。

「紳助の復活とさんま引退のXデー!?」は、明石家さんまが吉本の財政を考えて、かねてから考えていた60歳で自分自身が引退するプランを実行するのと引き換えに、島田紳助を自分の番組でカムバックさせる作戦を練っている、という話です。

引退するのは自由ですが、島田紳助は同じ年のはず。60過ぎてカムバックなんて、今さらもういいだろう、と思うのですが。

むしろ明石家さんま引退を機に、明石家さんま世代以上の人は退いて世代交代をしたらいいのではないでしょうか。

「ダウンタウン×ナイナイ14年間の因縁史」は、松本人志と矢部浩之の長い確執で共演がなかったが、最近になって緊張感を持ちながらも共演が実現した、という話が書かれています。

そんなに確執が深刻とは知りませんでした。まあ、もっぱら松本人志の矢部浩之に対する「攻撃」なんですけどね。

ナインティンナインて、ダウンタウンよりも8年も後輩ですが、松本人志にとってはそれほど脅威の存在だったのでしょうか。

何にせよ松本人志は善意にいえばナイーブ、率直に言って人間が小さいな、という気がしますね。ツイッターも都合が悪いこと書かれるとすぐブロックするし。だから映画監督としても成功できない。

誹謗中傷があるということは、それだけ見るものの心をざわつかせているということです。それはむしろ、自分の表現が新しい価値観であることの証なのです。そんなものに負けずに新しい価値観創出を貫く強さがなければ、お笑いにしても映画にしても結実できないでしょう。

「芸人たちが体験した深イイ話」は、現在第一線にいる芸人が、周囲に助けられて今がある、という話です。

河本準一は生活保護の件で味噌をつけましたが、一方で後輩に対して面倒見が良いという声も出ていました。それはなぜか。

河本準一の自宅を、桂三枝と西川きよしが訪ねるという企画があったとき、あまりに貧しい生活をしていたので、2人が割れた窓ガラスを自腹で直してくれたから、自分も後輩に親切にしようと思ったとか。

小島よしおが売れない時代に同棲していた女性が毎晩帰りが遅いので、浮気していると誤解した小島よしおは彼女と別れたが、実は食えない小島よしおのために勤めに出ていた。それをあとで知った小島よしおが彼女を探しだして謝ったが、彼女は「そんなのカンケーネー」のギャグで笑い飛ばして小島よしおを責めなかったそうです。

元キリングセンスの萩原正人は末期の肝硬変で余命宣告を受けていたが、爆笑問題の太田光が「お前は病気で死ぬんじゃない。無知で死ぬんだ」と、諦めてはいけないことを諭し募金活動を行ってアメリカで移植。現在は生還して講演活動を行っているという話などがでています。

最後のまんがをのぞけば、キレイ事どころか、むしろ見苦しい面が暴露されています

それでも、読んだ後、登場した芸能人たちに親しみを感じてしまう不思議な余韻もあります。

同書が、たんなる断罪や嘲笑のスキャンダル暴露本ではなく、彼らの現実を見定めようという真摯な気持ちがあるからでしょう。

まんが関係者は見た!テレビ芸人裏素顔 (コアコミックス 356)

まんが関係者は見た!テレビ芸人裏素顔 (コアコミックス 356)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: コアマガジン
  • 発売日: 2013/09/30
  • メディア: コミック


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