池上本門寺お会式。昨日書いたように、今日は「万灯練り行列」です。全国から集まった日蓮宗系お寺の信徒団体ごとに、団扇太鼓を叩いて纏をふりながら、万灯台を引いて池上の徳持会館から駅前商店街を通って池上本門寺までの2キロを約3000人が練り歩きました。私は、その一団を見学しながら、本門寺大堂までノコノコついていったので、画像で振り返ります。
今日は、昼間から例年通り交通規制が行われました。
池上本門寺の最寄り駅は東急線池上駅です。
同駅前は東急バスの多系統が集まる大きなロータリーになっています。しかし、この日はバスもストップ。手前の停留所で折り返し運転となります。
昼間から、バスのこないロータリーでは、纏が振られていました。リハーサルなのか、正式なプログラムのひとつなのかはわかりません。
池上駅は、この日になると臨時改札口(出口)が作られ、
普段の出入口が入り口オンリーになります。
そして、午後7時。お彼岸過ぎてますし、もう真っ暗ですが、徳持会館という地元ではお馴染みの集会所から一団は出発します。
徳持会館というのは、ありふれた平屋の小さな集会所ですが、駅前商店街に出やすいので、例年スタート地点になっているようです。
商店街に出るには池上線の踏切を超えなければならないのですが、いったん練り歩きが始まると、一団は団扇太鼓(うちわだいこ=円形の枠に1枚の膜を張った団扇状太鼓)を叩き続け、先頭の人は纏を振り続けなければなりません。踏切の遮断機が下がっている時も、団扇太鼓のどんどんという音と纏のシャッシャッという音が聞こえてきます。
団体の数がいくつあるのかはわかりませんが、どこも楽しそうです。年に1度の晴れ舞台ですからね
お子さんが小さい方は、ベビーカーを引きながら、もしくはおこさんの手を引きながらの参加です。
お子さんも一団の中では大切なメンバーです
女性も纏を担当します。
駅につくとここで本門寺通りに左折。
池上通りとの比較的大きな交差点は大変な人の数です。
やっとこさ、本門寺総門(正門)につながる道に出ましたが、自分で歩くというより前も見えず歩かされているという感じです。もう何十年も行ってませんでしたが、子供の頃行った川崎大師の0時の初詣を思い出しました。
やっと総門(正門)につきました。
万灯台を引く一団が階段は右側通行。参詣者が左側通行です。近くに自転車を止めてあったので、このへんで帰ってもいいかなと思いましたが、人の波がすごくて帰るに帰れなくなりました。
池上本門寺の階段です
半分以上上ったところで今度は下を撮りました。
そして、仁王門を超えて、大堂へ
大堂に入る前に、一団は最後の団扇太鼓叩きで完全燃焼します
大堂には一般参詣者も入ります。ここに来るまでスタートから2時間ちょっとでした。
ただついて歩くだけでしたが、なぜか楽しかったです。
でも、やっぱり見るよりは一団に入っていた方がもっと楽しかったでしょうね。
私はあまり祭りとか興味のない引きこもりですが、お会式だけは、見ていていつも楽しいなって思います。
明日は、特別説法・臨滅度時法要と臨滅度時の鐘が打ち鳴らされるそうです。
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