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甘公園の珈琲大福、馬込文士村をまた訪ねてみました [大田区散歩]

甘公園(あまこうえん)に行きました。といっても遊具や噴水のある公園ではありません。創業60年を標榜する甘味処の店名です。毎週末恒例にしつつある東京・大田区散歩。今日は大森の西側(山王側)を歩きましたが、一帯は作家や作品の記念館が並ぶことから馬込文士村と名付けられています。

甘公園は、公式サイトがありませんが、珈琲大福や珈琲わらび餅、焼き大福など、和菓子の常識を少しだけ破った独自の手作り商品が並ぶことで食べログや大田区紹介の出版物などでも取り上げられています。

甘公園2.png

場所は大田区中央。大森駅を西口に降りると池上通りに出ますが、バスなら3停留所、徒歩なら20分ぐらいのところにあります。

甘公園.png
甘公園
大田区中央4-27-9
03-5709-5709

大きな地図で見る

お店は8畳ぐらいのスペースですが、その場で注文して食べられるように客席も用意されています。

で、さっそくですが、甘公園(あまこうえん)の珈琲大福と水羊羹です。

水羊羹と珈琲大福.png

うーん。直径5センチ弱。つかんでかぶりつくサイズではないですね。つまんでお口にポイッて感じです。

珈琲大福2.png

和菓子って本来はこんな感じなのかもしれませんが、欲たかりで大衆的なものが好きな私としては、もう少し大きければなと思いました。

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割ったところです。中にクリームが入っていて、その周りをコーヒーを混ぜ込んだ餡子が囲み、外側は薄い皮で包まれています。

珈琲大福4.png

珈琲大福は冷凍されていて、持ち帰ってそのまま冷やしておけば3日はもつそうですが、冷えて固まったためか、クリームの脂が食べた後も残る感じで星3つがいいところかな。

珈琲大福5.png

珈琲大福6.png

水羊羹は、水っぽいタブタブタイプと硬めとがありますが、硬めで甘めですね。これは可もなく不可もない、です。やはりごく普通に星3でしょう。

水羊羹2.png

ということで、散歩の方は先週は大森の海側(旧東海道の美原通り)を歩いたので、今回は山王側(JR大森駅西口)です。

昨年8月22日には、馬込文士村の室生犀星の説明版を訪ねました

馬込文士村についての説明は、公式サイトから引用します。
大正末期から昭和初期、東京の馬込から山王にかけての一帯(現在:大田区南馬込、中央、山王)に多くの文士、芸術家が住んでいて、互いの家を行き来し交流を深めていました。当時の馬込は武蔵野の面影を色濃く残し、静かな田園風景が広がっていました。いつしかこの辺りを「馬込文士村」と呼ぶようになりました。都市化が進んだ今でも、寺社や住宅地の緑も多く閑静な街並であることには変わりありません。起伏に富んだ小道は、かつて文士達が歩いた散歩道でもあります。文士たちの住んでいた場所にはモニュメントが置かれ、彼らの足跡を訪ねることができます。晴れたひとときあなたも散策コースを歩いてみてはいかがでしょうか。http://www.magome-bunshimura.jp/

JR大森駅西口から池上通りを渡ったところが馬込文士村の入り口です。
大森駅西口

説明板には萩原朔太郎、室生犀星、宇野千代、川端康成らの名前が出ています
setsumei.jpg

散策コースにはこのようなパネルが埋め込まれています。

馬込文士村散策の道.jpg

ということで、明日はいくつかの記念館などを訪ねます。

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