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ジャニーズ事務所、理想のアイドル像は郷ひろみ!? [芸能]

ジャニーズ事務所関連のニュースが最近目立ちます。それも、現役のタレントの話だけでなく、ジャニー喜多川社長や過去に所属したタレント絡みの話です。しかし、OBといってもなぜか郷ひろみが出てきません。

きょうのデイリースポーツ(7月25日6時58分配信)。ジャニーズの秘話と歴史を、A.B.C-Zの舞台で公開しているといいます。
ジャニーズの秘話と歴史、A.B.C‐Z舞台で公開!
デイリースポーツ 7月25日(木)6時58分配信
 ジャニーズ事務所のジャニー喜多川社長(81)が24日、都内で会見し、ジャニーズの歴史を舞台化すると発表した。http://1d.to/dcze

内容は、ジャニーズの4人組がアメリカで幻に終わった曲をレコーディングしたときの思い出。

薄給を暴露してジャニーズを解散してしまった元メンバーのあおい輝彦が、都内で行われた製作発表で肉声メッセージを届けたと報じられています。

それ以外にも、田原俊彦や川崎麻世といったOBたちが、現役の所属タレントに尊敬されているというニュースが報じられます。
V6井ノ原らジャニーズ勢の“憧れの人”田原俊彦との共演あるか
NEWSポストセブン 2013.07.16 07:00
「V6の井ノ原快彦、長野博は『トシちゃんに憧れてジャニーズに入った』と過去に公言している。数年前、井ノ原は担当するラジオ番組で、『ジュニアのときのゴールって、トシちゃんのバックダンサーだったよね』『やっぱトシちゃんっていうのは別格でしたからね』『会いたいです。是非いつか会いたい』と話し、共演を熱望したこともありました。http://1d.to/cbcd

川崎麻世 TOKIO松岡と盛り上がる
デイリースポーツ2013年4月18日
 タレントの川崎麻世(50)が17日、ブログでTOKIOの松岡昌宏(36)とジャニーズ時代の話で盛り上がったことを明かした。
 1970年代から80年代にかけて川崎はジャニーズ事務所に所属していたとあり、松岡と嵐の松本潤(29)が「挨拶してくれた。松岡と昔のジャニーズの話に花が咲いた」と楽しそうに記した。「松岡が知らないころのマッチや東達がジャニーズに入って来たころの事を話したらビックリしてた」と近藤真彦や東山紀之らの昔話をした様子。「そんなころの事話せるの俺しかいないからね。今度2人で飯行こうと約束」したという。
 川崎はジャニーズ時代は歌手として活躍していた。http://1d.to/cih

ジャニーズ事務所。いったいどうした風の吹き回しなのでしょう。

ジャニーズ50周年は昨年でしたから、今年が何か特別の区切りというわけではありません。

これまでジャニーズ事務所は、やめた人間は「消えた人間」扱いでした。

過去の人の絡むニュース自体を嫌いました。

とくに田原俊彦や川崎麻世は、ジャニーズ事務所が大切にしていたタレントでした。

現役の所属タレントが、後ろ足で砂をかけていったOBに心酔しているなんてトンデモない話だし、そんなことを表ざたにされちゃかなわない、という態度でした。

ジャニーズの真家ひろみさんや、フォーリーブスの青山孝さんといった功労者が亡くなったときも、弔電をよこすわけでもなく花も供えない。

それが、今、急に過去のことを水に流し始めたのです。

今更OBたちの力など借りなくても、嵐が十分に稼いでくれるでしょう。

高齢のジャニー喜多川翁が、集大成を求めているのでしょうか。

しかし、それなら大事な人を忘れてはいませんか。

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郷ひろみです。

フォーリーブスの江木俊夫も、自著(『ジャニー喜多川さんを知ってますか』)でこう述べています。

ジャニーズ事務所に最大の利益を与えたのはSMAPだろうが、ジャニー喜多川さんが今でも理想のアイドル像として思い描いているのは郷ひろみだろう

誘われてフラメンコ.jpg
誘われてフラメンコ/夏の一日
郷ひろみ
作詞:橋本淳
作曲・編曲:簡美京平
CBS・ソニー

今から38年前の1975年7月21日、郷ひろみ13枚目のシングルであり、バーニング移籍第2弾である『誘われてフラメンコ』がリリースされました。

郷ひろみの芸能界入りは、東宝映画『潮騒』のオーディションに知り合いの婦人が無断で応募。ジャニー喜多川がその履歴書から彼を見いだしたと自著(『たったひとり』小学館)で述懐しています。

ドラマ出演後、「フォーリーブスの弟」として『男の子女の子』(72年8月1日)でレコードデビュー。

男の子女の子.jpg

「郷」という芸名は「5人目のフォーリーブス」という意味もあったといいます。

同年12月31日に第14回日本レコード大賞で新人賞を受賞。

意外にもそれまで、先輩である所属タレントのジャニーズやフォーリーブスは受賞経験がなく、ジヤニーズ事務所では初の戴冠となりました。

5枚目のリリースである『裸のビーナス』(73年6月21日)では第4回日本歌謡大賞の放送音楽賞を受賞、『モナリザの秘密』(73年12月5日)ではオリコン2位、同年暮れには『第24回NHK紅白歌合戦』に初出場とトントン拍子でスター街道を進みましたが、「仕事に対する考え方が事務所とぼくとでズレが生じてきた」(『たったひとり』)ことからジャニーズ事務所を離れました。

もっとも、レコード会社はCBS・ソニーのままであり、作曲もデビュー曲以来の付き合いである筒美京平が担当。ヘアスタイルや笑顔のバストアップなど、このジャケットのデザインもジャニーズ時代から引き継がれています。

ただし、シャツのボタンをはずして胸を開けているところに、男の色気を表現する今後の方向性が示唆されています。バーニング移籍後は、佳麗な男性的魅力を追及する方向にシフトしました。

さて、今回、郷ひろみが「蚊帳の外」である件ですが、郷ひろみは、ジャニーズ事務所を離れる際、裁判にもなっているので、他のOBのように簡単に「恩讐を超えて」というわけにはいかない事情があるのかもしれません。

しかし、ジャニー喜多川翁とすれば、冥土の土産といっては失礼ですが、郷ひろみが絡むことこそが、本当に求めている集大成ではないかなあと私は思います。

ジャニー喜多川さんを知ってますか―初めて語る伝説の実像

ジャニー喜多川さんを知ってますか―初めて語る伝説の実像

  • 作者: 江木 俊夫
  • 出版社/メーカー: ベストセラーズ
  • 発売日: 1997/07
  • メディア: 単行本


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