イナビルってご存知ですか。吸入型のインフルエンザ治療薬です。1回の吸入で血中濃度が安定するという触れ込みでしたが、ネットでは現役医師からも「効果の出ない患者さんが多い印象がある」といった書き込みがあります。
コメントでもご心配いただきましたが、実は23日からインフルエンザA型に罹ってしまい体調が安定せず、更新と巡回が遅れています。
首を温める健康法の記事で更新した日にインフルエンザではしまらない話だなあと自分でも思いますが、ウイルス性の流行病というのは、それだけ猛烈な感染力を持っているということでしょうね。
23日にいきなり39度の発熱があり、その後は頭痛、全身の強い倦怠感、強度の関節痛、腰痛とインフルエンザというより風邪特有の症状が続き、24日にはいったん37度台になったのですが、25日にまた38度台に上がったので病院に行き検査。やはりインフルエンザA型ということで、イナビルと解熱剤を処方されました。
インフルエンザは10年ぶり。ただ前回は、2日間熱が出た後は順調に回復したのに、今回は3日目ですがまだ微熱と咳と関節痛と倦怠感などがあるので、体調が戻るのはもう少し時間がかかるかもしれません。トシをとって回復力も衰えているのでしょうか。
でも病院の対応もちょっとアレだったですね。
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医師は、問診もしない、胸の音を聴くわけでもない、のどを見るわけでもない、肺炎になっていないかレントゲンを撮るわけでもない、「他の患者さんにうつるかもしれませんから」といわれて、通常は使われていなさそうな診察室の待合室で簡単な説明があっただけ。
医師もうつったらいやだなと思ったのかな。でも前日に、妻がやはりインフルエンザの検査に来た時は、レントゲンは撮ったようです。
ここ、がんや糖尿病患者の食餌内科があることで有名な病院なんですが、インフルエンザは招かざる患者だったかもしれません。
そして、処方されたのがイナビルと、ジェネリックの解熱剤カロナールです。
イナビル
このイナビル。タミフルほどではありませんが、話題になっています。かなり基本的なことで。つまり、本当に効くのか、ということ。
粉を吸い込むことで、それが血中に広がって1日後ぐらいに効果が現れる、ということなのですが、使ってみたところ、きちんと吸い込めるのかどうかという点で、どうなのかなという気がしました。
というのは、容器が透明ではないし、粒子も細かいのでふっても音がしませんから、どのくらい吸い込んだかは本人には見えないのです。つまり、吸入し残しがありえるということです。
吸い込むということは、気道や肺から吸収ということなのかもしれませんが、きちんと全部を吸い込めなかったらどんなにいい薬でも効果は期待できません。
できるなら薬が使用者に見えるようにして、たとえば舌下から吸収できるタイプにしたほうがいいのではないかと思いました。
ということで、巡回のほうは4~5日遅れになると思いますがお伺いしますので、よろしくお願いします。
2013-01-25 23:59
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妻に聞いたら娘もこれ、使ってたということです。熱は下がったらしいです。
by はる (2013-01-26 03:42)
色々詳しいこと教えて頂き参考にさせて頂きますどうぞお大事になさいませ完治をお祈り申します
by 沈丁花 (2013-01-26 03:43)
いっぷくさん、おはようございます。
いつもありがとうございます。
早く完治されますように。
by wattana (2013-01-26 04:30)